道彦の散歩道

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11/07 「牡蠣の土手鍋」と「まる鍋」

2012年11月07日 | 鍋料理

【牡蠣の土手鍋】

「牡蠣の土手鍋」とは、鍋の周りに味噌を塗りつけ、牡蠣と豆腐や野菜を煮ながら食べる広島県の郷土鍋料理。
貝類と野菜を味噌味で煮たものが、一般的には「土手鍋」あるいは「土手鍋風」と呼ばれているが、本来は生牡蠣を用い、広島県府中市で作られる甘味の白味噌を鍋の内側の周りに土手のように塗って作る鍋料理を「牡蠣の土手鍋」あるは「土手鍋」という。
牡蠣鍋の一種で、味噌を鍋の周りに、土手のように塗りつけることから、この名が付いたというのが有力な説だか、由来については諸説があり、「土手」と言う行商人が考案した、大坂の土手で売っていたなどの説がある。

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【まる鍋】

「まる鍋」とは、スッポンを使った鍋料理のこと。主に関西地方の料理。材料はスッポンと野菜だけであり家庭でも作れるが、専門店では出汁が染みついた年代物の土鍋を使うこともある。
さらにコークスを使った強い火力で炊き上げる店も存在し、この場合は野菜を入れずスッポンのみを使う。
鍋の具を食べ終わると、残りの汁で雑炊を作ることが一般的である。
コークスを用いたスッポン鍋は、何度もコークスの炎にかけ、充分に鍛えてから調理に使用される。しかし、普通の土鍋は基本的に2000度の温度にもなるコークスの炎には耐えられない為、専用の分厚い土鍋が用いられる。それでも土鍋の大半は鍛える過程で割れてしまい、実際に調理に使用出来るまでに「育つ」土鍋は100個に1個とも言われるが、その鍋も半年しか持たないと言われている。

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