道彦の散歩道

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11/14 「飛鳥鍋」と「田川ホルモン鍋」

2012年11月14日 | 鍋料理

【飛鳥鍋】

「飛鳥鍋」とは奈良地方の郷土料理。鶏ガラの出汁とともに、牛乳を加え、まろやかさとコクを加えるもの。具は普通の鍋料理と同じ。
好みでネギやショウガを加えたり、片栗粉を水で溶かして加えて、汁に少しとろみを加えて食べることもある。
飛鳥時代に唐から来た僧侶が、寒さをしのぐために山羊の乳で鍋料理を作ったのが始まりとされる。

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【田川ホルモン鍋】

「田川ホルモン鍋」はかって筑豊最大の炭鉱として名をはせた福岡県田川市で生まれた鍋料理。ヘルシー&スタミナ料理である。その特徴は、秘伝のタレで下味をつけた新鮮なホルモンをたっぷりの野菜を、中央がくぼんだ独特の鍋で炊き上げる点にある。
ス-プを加えず野菜の水分だけで炊き上げることで、ホルモン本来の旨味が凝縮し濃厚な味わいになる。
歴史は50年以上前に遡り、当時の苛酷な労働に従事していた炭鉱マンたちの貴重な栄養源であった。
最近では、コラ-ゲンたっぷりのホルモンとたくさんの野菜が一度に味わえるという理由で、女性に人気の鍋料理となっている。また田川ホルモン鍋の普及を目的に、市内では「田川ホルモン喰楽歩」が結成され、その会員になると、市内8店舗でサービスが受けられる「田川ホルモン喰楽歩カ-ド」の発行も行っている。

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