雅楽を鑑賞してきました。(東海市芸術劇場にて)
テレビのニュース等で観たことはありましたが、間近での鑑賞は初めて。
初めて見聞きする情報があり、とても興味深く鑑賞できました。
同時に、日本独特の雅楽が千数百年伝承されていることに感動さえ覚えた次第で。
「雅楽」とは―
古代中国に発生した儀式音楽で,歌や舞を伴う器楽合奏曲。中国から東アジアの王朝国家に伝えられたが,今日中国では衰滅してしまい,おもに日本と朝鮮においてその伝統を保ちつつ独自の発展をとげている。日本の雅楽は,狭義には奈良時代から平安時代にわたってアジア大陸から伝来した唐楽,高麗楽をさし,広義はこれら外来音楽の影響を受けて生まれた催馬楽,朗詠および神楽,東遊などの伝統歌舞を含める。雅楽のなかで最も中心となる外来音楽は,中国の雅楽すなわち祭祀用の音楽とは異なり,芸術的に高い水準をもったおもに西域などの中国周辺諸国の音楽や,中国の民間音楽を中国の宴楽として演奏したものなどが渡来したものであり,そのほか,朝鮮半島諸国から渡ってきたものなどがある。日本では,これを唐楽,高麗楽などとも称するが,これは平安時代にこれらさまざまな音楽を 2分類したもので,催馬楽,朗詠,伝統歌舞とともに,宮廷を中心とした貴族社会の儀式音楽や遊宴音楽として,また各地の神社や寺院の宗教音楽として盛んに演奏された。その後さまざまの変遷を経て,今日もなお宮内庁楽部を中心に伝統が保持されている。1955年国の重要無形文化財に指定。2009年世界無形遺産に登録された。
(出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について)
〖プログラム〗
●第1部 管絃(世界最古のオーケストラ)
・平調音取(ひょうじょうねとり)
・越天楽(えてんらく)
・陪臚(ばいろ)
●第2部 舞楽(総合舞台芸術)
・蘭陵王(左舞)
・仁和楽(右舞)
大相撲と雅楽の関わり(例千秋楽)。
雅楽「越天楽」に歌詞を付けた「越天楽今様」の中でもっとも有名な黒田節等々。
雅楽について知れば知るほど、興味が湧いてきて…。
機会があったら、また是非鑑賞したいものです。
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