農園オーナー(美智子さまの大ファン)のたっての希望で、「歌集 ゆふすげ」を購入しました。
先ほど届いたので、早速読ませていただきました。
どの短歌も上皇后美智子さまのお人柄の表れか優しく感動すら覚える短歌ばかりで…。
この歌集は、皇室の和歌の相談役「御用掛」の永田和宏さんが作品を広く知ってもらおうと強くすすめ、宮内庁とやりとりをして出版につながりました。(本紹介文より)
特に最後の解説文の中に興味深い個所がありましたので、抜粋してご紹介したいと思います。
……………
「帰り得ぬ故郷(ふるうさと)を持つ人らありて何もて復興と云ふやを知らず」平成二十六年
この一首は、平成二十三年の東日本大震災の被災者を詠ったものでしょう。被災後二年、三年を経ると、新聞やテレビ、政府もできるだけ「復興」という言葉を使って、被災地がその打撃から順調な回復を遂げていることを強調するようになります。人々を元気づけるために必要な姿勢ではありますが、美智子さまのこの一首は、そのような「復興」という言葉の安易な使用に対して、鋭く警鐘を鳴らすものともなっています。原発事故の影響も含めて、故郷に帰ることができないこれだけの多くの人がいるなかで、何をもって「復興」と言えるのだろうかと、強い疑問を呈しているのがこの一首なのです。
マスメディアや政府発表の論調に流されないで、自らの目でしっかりと現状をみつめていくというこの姿勢から、そして歌から、私たちは多くを学ぶことができるはずです。……………
《永田和宏(歌人・細胞生物学者)解説》
NHKで明日(2/5)午後10:00 「歌人美智子さま こころの旅路」放送予定だそうです。
ぜひ拝見したいと思います。
歌集の購読と番組の視聴を強くお薦めします
念願かなって先日(5/8)HIMARIさんが演奏するコンサートに行ってきました。
「オックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団 with HIMARI」
・2024年5月8日(水)愛知県芸術劇場コンサートホール
数年前にYouTubeで初めてHIMARIさんの演奏を観てからはまっていきました。(私の推し?になりました。)
その数々の動画を観るたびに、いつかHIMARIさんの生演奏を観たいと言う欲求がふつふつと湧いてきて…。
今年に入って、HIMARIさんのオフィシャルサイトで名古屋での演奏があるとの情報を入手。
でも気づいたのが遅かったため、チケットが中々手に入らず。(先行販売2024/1/12、発売開始2024/1/27)
2024年1月18日にやっとチケットぴあでS席を2枚ゲットすることができました。
(HIMARIさんのInstagramより)
兎に角、感動しました。純粋で素直な音色
奥に力強さを秘めた音色
豊かな表現(特に「カルメン幻想曲」では情景が鮮やかに浮かびました)
技法的に難しいであろう曲も難なくさらっと表現している
(アンコール曲=バッハ 無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第二番BWV1003-Ⅲ)やはり動画とは違い、生演奏は想像以上の素晴らしさで只々感動
2025年3月には、「ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団」の定期公演にソリストとして巨匠ズービン・メーターと共演することが決定とか。
これからも、全世界で活躍されていくことでしょう。
本当に幸せな時間でした。
ありがとうHIMARIさん
勿論、オックスフォード・フィルハーモニー管弦楽団の演奏も素晴らしいものでした。
初めて知りましたが、全国ツアーをしていて名古屋での演奏が最後とのこと。
アンコール曲として、能登地震への鎮魂を込めて「エルガー 弦楽のためのエレジー」を演奏してくださって、こちらも感動した次第です。
因みに、それぞれのアンコール曲は、私の記憶を辿って調べましたので、間違っていたらごめんなさい。
感動のあまり色々語ってしまいました、
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
先日、テレビで紹介されていた歌人木下龍也氏の「あなたのための短歌集」が無性に読みたくなり早速手に入れました。
テレビの影響もあってか、本代(新品)の定価1,700円が2,839円に跳ね上がっていて…。
結局購入しちゃいました。
依頼者からのお題をもとに短歌を作る。
そんな短歌を100首収録したもの。
その中のお気に入り短歌をご紹介したいと思います。
(037)
・お題:最近ずっともやもやとした悩みを抱えています。
励みになるような短歌をいただきたいです。
・短歌:いつからか頭のなかで飼っている悩みがついにお手を覚えた
(055)
・お題:「生まれ変わる」で短歌をお願いします。
・短歌:水滴をまとうトマトが思い出す人間だったころの戒名
(101)
・お題:私は18歳から詩を書き始めていつの間にか90歳になってしまいました…
という人間を面白がらせる短歌が読みたいです。(詩人 谷川俊太郎)
・短歌:言葉ってくすぐったいね靴下を脱いで芝生を歩くみたいに
木下氏の独特な感性・才能を感じました。
羨ましい私もあんな感性が欲しい
(今更無理
)
「加藤登紀子&きたやまおさむ~トーク&コンサート~」に、愛知県芸術劇場コンサートホールへ行ってきました。
久しぶりに拝見した北山修さんは、白髪の素敵なおじいさまになっていました。
一部は、精神科医北山修氏によるトークショー。
1.潔く生きないように
2.「横のつながり」を大切に
3.楽しみながら生きる
【結論】
「良い加減に生きる!だらだら生きなさい!」
二部は、加藤登紀子さんの歌。
「悲しき天使」
「花はどこへ行った」
「イマジン」
「ひとり寝の子守唄」
「?」
「愛の賛歌」=グランドピアノとエレキギターの伴奏。とてもドラマチックなおときさんならではの愛の賛歌でした。ブラボー
「百万本のバラ」
アンコールー
2人による「帰ってきた酔っぱらい」「あの素晴らしい愛をもう一度」
どの曲もとても懐かしく、気持ちは?十年前に戻って…。
最後には「あの素晴らしい愛をもう一度」を会場がひとつになって合唱しました。良かった~…あの時風が流れても変わらないと言ったふたりの心と心が今はもう通わない
あの素晴らしい愛をもう一度…
感動のコンサート
帰りの車中では、若い頃に戻って?農園オーナーと「あの…」を歌っていました。めでたしめでたし
これからは、「良い加減に生きる!」を座右の銘にして、余生を生きて行こう
昨夜(1/25)、東海市芸術劇場にて行われたサイオウ・キネン・オーケストラ ブラス・アンサンブルのコンサートに行ってきました。
やっぱり一流奏者による演奏は、凄い
感動しました
トランペット・ホルン・トロンボーン・チューバ・ティンパニ・カーパッション
それぞれの音色は美しく、素晴らしいハーモニーを奏でていました。
農園オーナーなどは、美しい音色(特にトランペット)に多いに感動していました。
「従来の金管アンサンブルの概念を超えた”オーケストラのような壮厳かつ華麗なサウンド”と自在多彩な音色の変化を魅せる。」
(パンフレットに書かれた紹介文の中より抜粋)
クラッシックありビートルズメドレーあり映画音楽ありと多彩なプログラム。
農園オーナーと行く久しぶりのコンサート、二人とも満足して帰ってきました。
ところで、ナムたんは、初めての夜のお留守番。
ちょっと心配しましたが、いたずらもなく大人しくナムたんハウスで寝ていたようで…。
ほっとしました。
一流芸術を堪能できた幸せな夜でした。
迎春
幸せな1年でありますようお祈り申し上げます。
本年もよろしくお願いいたします。
ところで、昨日(2019.1.1)は、孫娘の4歳のお誕生日でした。
今回は、お誕生日会参加者が総勢11名(大阪の娘家族も参加)と多かったため、アイスケーキ(ミニオンズのスチュアート?)とお嫁さん手作りのベイクドチーズケーキ。
大いに盛り上がりました。
「あらたまの年は明けにき穏やかに神見守りて実りもあらむ」(万葉集)
昨日のちた塾で先生が紹介してくださったカンツォーネ「愛は限りなく」がまた素敵
日本の男性歌手が歌っているものを聴かせてくださいましたが…。
「愛は限りなく」、ジリオラ・チンクェッティが1966年の第16回サン・レモ音楽祭で優勝した曲です。彼女の表現力豊かな歌唱がとても印象的な歌です。
また、歌のヒットから同名映画が作られました。オープニング曲がNon Ho L’età、当時のジリオラ・チンクェッティの人気から、彼女を主役にして作られた青春歌謡映画です。一度テレビ放映を観たことがありますが、可も無く不可も無くジリオラ・チンクェッティの魅力を見せるアイドル映画だった記憶があります。但し「愛は限りなく」が歌われるこの空港のラストシーンはとても印象的です。(ちなみにこの飛行機は全日空でも使われていた昔懐かしいフォッカーF27・Friendship)ハッピーエンドが好きな人には尚更です。
Dio come ti amo (神様、私はあなたを愛しています)←この映画のシーンがまた良い
Nel cielo passano le nuvole
che vanno verso il mare,
sembrano fazzoletti bianchi
che salutano il nostro amore.
Dio come ti amo
non è possibile
avere fra le braccia
tanta felicità
baciare le tue labbra
che odorano di vento
noi due innamorati
come nessuno al mondo
Dio come ti amo
mi vien da piangere
in tutta la mia vita
non ho provato mai
un bene così caro
un bene così vero
chi può fermare il fiume
che corre verso il mare
雲が流れる空を
あなたの胸の 白いハンカチのように
その白さが 胸にしみる
Dio, come ti amo! このしあわせを
胸いっぱいに 抱きしめたい
甘いくちづけ やさしい言葉
しあわせすぎて こわいくらいなの
Dio, come ti amo! このしあわせを
涙でそっと あたためたい
愛はよろこび 愛は悲しみ
つばめのように 自由に空を
それが愛なの?
流れのように 自由に海へ
それが恋か?
Dio, come ti amo!
愛はよろこび 愛は悲しみ
つばめのように 自由に空を
それが愛なの?
流れのように 自由に海へ
それが恋か?
Dio, come ti amo!
Dio, come ti amo!
久しぶりに、アンディ宮本(サックス奏者)のライブに名古屋(Rosemary Hartにて)まで行ってきました。
今回のプログラムは、ピアノとのコラボで映画音楽特集とか。
・エンターティナー(「スティング」より)
・戦場のメリークリスマス
・おはがり
・人生のメリーゴーランド(「ハウルの動く城」より)
・コウノドリテーマ(ピアノソロ)
・Battle Without Honor Or Humanity(saxソロ)
・サザエさん(saxソロ)
・My one and only love
・shape of may heart
・インスピレーション(「鬼平犯科帳」より)
・another day of sun
・マジック?(アンディによる)
・木蓮の涙(アンコール曲)
素敵な音色に酔いしれて、素敵な夜を過ごすことができました。
(注:アルコール摂取はしてませ~ん)
ところで、今回演奏された中の1曲「おはがり」。
NHKBSプレミアム「新日本風土記」のテーマソングとか。
心惹かれるものがあり、早速調べてみました。
「あはがり」とは、奄美の島言葉で「すべてがあかるい」という意味。
奄美の島唄は、口伝で伝えられてきたもので、私たちが知っているような「歌」とか「曲」のような、定まった形とは違い、伝えられているのは、いくつもの歌詞のフレーズと、いくつものメロディのフレーズがある。
作詞・歌:朝崎郁恵(1935年、鹿児島県奄美・加計呂麻(カケロマ)島生まれ。奄美諸島で古くから唄い継がれてきた奄美島唄の唄者(ウタシャ)。)
曲 :沖縄民謡
浮世・・・仮島に何時(いてぃ)がでぃむ 居らりゅむぃ
情けあれいよ 仮那(かな)くぬ世ば うさむぃれぃがでぃ
節や水車めぐりあわそ
てぃきぬあはがりし たましゃうどぅてい
いきしゃん くとぅあてぃむ 天と大地や
てぃきぬあはがりし たましゃうどぅてい
(意訳)
この世は神様からいただいた仮の世
いつまで留まっていられましょうか
命を敬い 生きていきなさい
この世の生をなし終えるまで
時は巡る 水車のように だからまた巡り会える
月明かりの下で 人々は喜び 魂が踊り明かす
どのようなことがあろうとも 天と大地の間
月明かりの下で 人々は喜び 魂が踊り明かす
(以上、インターネット調べ)
アンディ
素敵な「秋の夜長の演奏会」ありがとう
サックスの調子が今一つだということでしたが…。
思いがけず、プログラムに大好きな曲が何曲も入っていたり、素敵な曲に出会いたりと、大きな収穫がありました。
サックスとピアノの素敵な音色に酔いしれましたよ~
台風一過
南西の方角に、半円の虹発見
出現時間は、ほんの2.3分でしたが…
見つけることができて、ラッキー
「虹立つも消ゆるも音を立てずして」(山口波津女)
「虹の環(わ)に 白雲を容れ 通らしめ」(山口誓子)
yo-サンブログのコメント欄(keiさんのコメント)で見つけた素敵な言葉「思い出を磨く」
人生後半に差し掛かった熟年期の私たちにとっては、とても良い言葉で…。
そう言えば、数年前にこんな歌を詠みましたっけ。
戻るより進む道のり短いと
気づきし今は過去か未来か
すぐ近くの未来を描くよりも、遠い思い出を磨く
これからは、自分の過去を振り返り、多いに磨いて輝かせたいと思います
(yo-サンへ)
yo-サンの承諾を得ず、「思い出を磨く」をご紹介させていただきました。
すみません