わたしの心 

日々の出来事・感動などを日記にして公開したいと思います。
(管理人:Mrs.modest)

変化は好機と心得て!

2008年07月15日 | Weblog
昨日、フジテレビの人気ドラマ「CHANGE」が終わりました。
中でも朝倉総理の演説場面は高視聴率を獲得したとか。

毎月送られてくるメルマガの中の「今月の一字」のコーナーで「変」と言う字が取り上げられていました。ご紹介させていただきます。

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 世界中でいま気候変動を中心としたアースチェンジが急速に進行しています。同時に理解しがたい変な事件が多発して、とても不安な気持ちになる昨今でもあります。今日はこの「変」という字に注目してみましょう。
 「変」は、旧字体は「變」で、上部の<糸と糸の間に言>と書いたものは、神への誓いの言葉を入れた器の左右に糸飾りをつけたものであり、下部の攴にはうつの意味があることから、神への誓いを破り、改めるの意味となる。ここから「あらためる、かえる、かわる、みだれる」の意味となりました(~白川静『常用字解』より)。
 また、中国古典の名言・名句にある

『 桑田変じて海と成る 』
        ~劉 希夷「白髪を悲しむ翁に代わって」

という言葉通り、桑畑だったところがいつのまにか海になってしまっている。つまり、世の中の移り変わりが激しいことを表現するものがあります。今は、北京オリンピック開催前の中国がひと昔前と比べると、随分変わってしまっているのではないでしょうか。
 弘法大師あるいは行基が唐より得た仏教思想から「いろは歌」ができたといわれていますが、その内容は次の通りです。

 <すべてのものに永遠というものはなく、
  あらゆるものは移り変わり、変化し続けている。
  この移り変わりを無事に乗り越えられたとき、
  安心、やすらぎを得て、
  はじめてこの世のよろこびというものを知るのである>

 行基菩薩ゆかりの寺、奈良の喜光寺では、これをいろは写経としてひろめておられます。

 『いろは写経』

  諸行無常 是生滅法
  生滅滅已 寂滅為楽
 諸行に常なるは無し
 是は生滅の法なればぞ
 この生滅を滅え已るとき
 その寂滅をまことの楽しみと為す
 いろはにほへとちりぬるを、
 わかよたれそつねならむ、
 うゐのおくやまけふこえて、
 あさきゆめみしゑひもせすん
 以呂波仁保辺止知利奴留遠、
 和加与太礼曽津禰奈良武、
 有為乃於久也末計不已衣天、
 安左畿由女美之恵比毛世寸
 无

 時代が「変」わるときは、いつもと違うことが起きるのですから誰だって動揺してしまいがちです。でも、この変化を乗り越えていければ、もっともっとよい環境をつくりあげていけるかもしれません。
 また、変化は決して悪いことばかりではありません。むしろ現状が悪い状態なので、それをよりよくするためのチャンスなのです。ですから、多少苦しいことがあったとしても明るい気持ちで未来に向かって生きたいものですね。CHANGE(変化)は、CHANCE(好機)と心得て!

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現実に戻り、気持ちが曇りました。
テレビと同じようなことが起こると良いんですけどねえ!

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