細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

自分のことは棚にあげて

2006-01-12 22:58:20 | 国会活動
自分のことを棚に上げて、今秋の総裁選で「靖国問題を争点にすべきでない」と総理が言い出しました。2001年に靖国問題を争点にして遺族会の支持を取り付けて橋本氏を破ったのは、小泉総理その人でした。

かく言う私も、「また言っている」程度に受け流していて、ある人に指摘されるまでこの矛盾に気がつきませんでした。総理の発言にいちいち反論するよりは、正面から政策論争を戦わすべしというのは正論なのですが、国会論戦で総理と対峙する以上、我々にも勝負勘が必要です。

17日の証人喚問に先立ち、民主党耐震偽装に焦点をあてたHPを立ち上げました。情報発信と情報提供の双方を行なっていますので、アクセスしてみて下さい。

野洲高校の快挙

2006-01-09 17:39:43 | 忙中閑あり
高校サッカーで、野洲高校が優勝しました。出先の知人の理容店で、延長戦を観戦することができました。最近の合併で市になった野洲は、私の出身地である近江八幡市の隣り街です。小学校の時、野洲高の隣りにあった野洲小学校で私は剣道をしていました。それだけに、延長終了間際のゴールには、思わず大きな歓声をあげてしまいました。

私の記憶では、メジャーなスポーツで滋賀県のチームが優勝したという話は聞いたことがありません。その快挙を、かつて進学校でもスポーツ校でもなかった田舎の公立高校が達成したわけですから、地元は大騒ぎでしょう。これからは「のす」と呼ばれることもないでしょう。

出初式に想う

2006-01-08 22:42:52 | 地元
富士市の消防出初式に出席しました。寒さの中、1000人を超える消防団員が整然と並ぶ姿は壮観です。日頃の奉仕で防災活動や夜回りを続ける消防団員の皆さんには、本当に頭が下がります。

民主党は、今年のキーワードに安全を掲げました。消防団は地域の安全を守る上で、伝統的かつ最も有力な担い手です。お金や義務ではなく、生きがいや愛情・愛着を動機とする「互助」「共助」はしばしば「公助」に勝ります。

我々の課題はふたつ。一つは通常国会を安全国会にすること。もう一つは、前原代表を先頭に、「互助・共助」を基盤とした内政ビジョンをつくっていきたいと考えています。


サタずば出演のお知らせ

2006-01-06 21:02:25 | 国会活動
明日の朝、TBS(静岡ではSBS)の「サタデーずばッと」に出演します。久々のテレビ生出演に備えて上京中です。

私が出るのは、与野党議員で国会論戦を展望するコーナーです。腰の不調で出演されないみのもんたさんの穴を政治家で埋めるということなのでしょうか、自民党から河野太郎氏、大村秀章氏、公明党から高木陽介氏、共産党から佐々木憲昭氏、社民党から保坂展人氏、経験のある議員との論戦になります。最近のパターンからすると、与党の3人からも社共の2人からも、場合によってはコメンテーターからも攻められる立場で、民主は私一人。責任は重大です。

コーナーの時間帯は6:10から7:30まで。明日は私は5時起きです。お休みの方には厳しい時間ですが、お目覚めの方はご覧下さい。

今年の政界

2006-01-04 09:31:17 | 国会活動
年明けの新聞各紙を読んでいると、今年の政治の話題は9月の自民党の総裁選挙に集中しそうな雰囲気です。実質的に総理を決める選挙に注目が集まるのは当然ですが、実は同時期に民主党も代表選挙を行ないます。秋には、来年の参議院選挙および次の総選挙(おそらく)の構図が決まることになります。

自民党も国民参加を模索しているようですが、民主党も党員・サポーターを含め、かつ、IT選挙の解禁も見越して、何か面白い方法がないものかと思案中です。決定権が私にあるわけではないのですが、何かアイデアを思いついた方は教えて下さい。

がんばれ岡崎

2006-01-03 00:49:42 | 忙中閑あり
駅伝、サッカー、ラグビー、アメフトなど、正月はスポーツイベントが集中する時期です。もう時効ですので白状すると、高校時代、年末になると一口500円で賭けをしては、手に汗を握ってテレビ観戦したものです。今から思えば、不順な動機で応援していたものです。

スポーツイベントと言えば、冬季オリンピックも間もなくです。若い選手の活躍が目につく中で私が注目しているのが、同い年の岡崎朋美選手です。昔から、容姿が好みでファンだっただけに、ここ一番で出場権を手にした彼女への思い入れはひとしおです。がんばれ日本!がんばれ岡崎!純粋な気持ちで応援することにします。

振気

2006-01-01 12:25:11 | 沈思黙考
「振気」 幕末の福井藩で活躍した橋本左内が、啓発録の中で記した言説です。「気」とは恥を知り口惜しく思う心持のこと。「振」とはそのような心持を奮い立たせる状態を指します。左内は、「振気」以外に、「去稚心」「立志」「勉学」「択交友」を行動規範として示しています。15歳で啓発録を記したというのですから、驚きです。

昨年の民主党には(もちろん私にも)、まさか選挙はなかろうという油断がありました。解散の際、「殺されてもいい」と言い放った小泉総理に明らかに「気」で負けていました。反転攻勢の年、「振気」を持って三島駅前の街頭演説から平成18年のスタートを切りました。本年もよろしくお願い致します。