地元の板妻駐屯地で、第9次イラク復興支援群派遣の壮行会がありました。月末に出発する彼らが、イラクに派遣される最後の部隊になりそうです。撤退を視野に入れた難しい派遣となります。
群長となる駐屯地司令以下、54名の隊員が力強く決意を述べる姿には心を打たれました。私と同世代の若い隊員が多く、彼らが子供や若い奥さん(彼女)と談笑する姿には、複雑な思いも残ります。
板妻駐屯地は、私が4年前、生活体験入隊をした思い出の場所です。厳しい訓練の経験は今でも鮮明に覚えています。今回派遣された部隊の中に、そのとき対応してくれた隊員の顔を何人か目にしました。そんな彼らをどういう言葉で送り出すべきか随分迷ったのですが、「おめでとう」と言う気にはなれず、「日本の代表として任務を全うして、全員がこの場所に無事帰ってくることを祈っている」という簡潔なスピーチをしてきました。
部隊を危険な地域に派遣するからには、派遣の是非、他国との連携や武器の使用において、心配の無い状況をつくりだすのが本来の政治の責任です。その課題については、私自身強く自覚しているのですが、派遣される彼らの前で言うべきことではないと考え、言葉は呑み込みました。
群長となる駐屯地司令以下、54名の隊員が力強く決意を述べる姿には心を打たれました。私と同世代の若い隊員が多く、彼らが子供や若い奥さん(彼女)と談笑する姿には、複雑な思いも残ります。
板妻駐屯地は、私が4年前、生活体験入隊をした思い出の場所です。厳しい訓練の経験は今でも鮮明に覚えています。今回派遣された部隊の中に、そのとき対応してくれた隊員の顔を何人か目にしました。そんな彼らをどういう言葉で送り出すべきか随分迷ったのですが、「おめでとう」と言う気にはなれず、「日本の代表として任務を全うして、全員がこの場所に無事帰ってくることを祈っている」という簡潔なスピーチをしてきました。
部隊を危険な地域に派遣するからには、派遣の是非、他国との連携や武器の使用において、心配の無い状況をつくりだすのが本来の政治の責任です。その課題については、私自身強く自覚しているのですが、派遣される彼らの前で言うべきことではないと考え、言葉は呑み込みました。