細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

個人の人生と社会的使命

2007-12-14 10:43:05 | 国会活動
「個人の人生」と「社会的使命」

肝炎訴訟に関する大阪高裁の和解勧告が出ました。原告を選別する勧告でした。勧告が出た直後の原告団と小沢代表との面談に同席して、記者で埋め尽くされた蒸し暑い党本部で、思わずうなってしまいました。

原告代表の山口さんをはじめ何人かの方は、この和解案を飲めば、国から相当の補償を受けることが出来ます。原告団の中には、ウイルスの数値が上がっているのに、経済的な理由で治療を受けることの出来ていない人がいます。肝硬変、肝癌への恐怖を抱えながら生活している人にとって、事態は一刻を争います。それでも、補償案を拒否をし、全員救済を求める決断を原告団はしました。

私が肝炎原告団と付き合うようになってから、1年半ほどになります。世間的な話題に少しつづなり始めたのは、今年の4月の座り込みあたりからです。そのはるか前から世論に訴えかけ続けてきた原告団の念の強さは、我々の想像をはるかに超えるものでした。

最も大きな社会的な使命を持つ政治家として、彼女たちの姿を目に焼き付けておきたいと思います。

残された時間は長くありません。原告控訴は、あまりにも酷な結論です。総理の政治決断を求めるには、越年国会は持って来いです。


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