細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

ネット選挙解禁 どうあるべきかを考える

2013-07-19 00:01:33 | 国会活動
今回の参議院選挙では、初めてのネット選挙を経験しています。今までの選挙とは違い、ネットでの発信についても力を注ぐ必要があります。選挙運動のボリュームが増え、嬉しい悲鳴をあげております。

ネット選挙によるプラスの側面は確実にありました。現地で直接意見を頂くことに加えて、ソーシャルメディアを活用することで、今までなかなかお会いできなかった方からも、直接意見を頂くことができました。演説会をネットで中継することで、現地以外の場所から参加することもできるようになりました。民主主義の基本である「意見を聞く」機会が格段に増えたのは事実だと思います。
 
その一方で、マイナス面も浮かび上がってきました。7月4日の公示後、個人や組織に対する意図的な誹謗中傷が目立つようになってきたのです。フェイスブックは実名が基本ということですが、個人を特定できないものや、偽名を使ったアカウントが紛れていることも事実です。

ネット上で活発に議論されることは大歓迎ですが、現状は違うようです。普段の人間関係では、面と向かっては発言できないような言葉も散見されます。批判や異論は歓迎します。しかし、ソーシャルメディア上とはいえ、一つの社会であるはずです。お互いが、一定の礼儀をわきまえた発言を心がけるべきだと思います。その点は非常に残念です。

選挙後に改めて、「ネット選挙とは何だったのか」を総括し、公正なネット選挙を実現するための仕組みを検討していくべきではないかと感じております。

もちろん、多くの参考にすべきご意見もいただいております。移動中には、スマートフォンで皆さんのご意見を見させていただいております。引き続き、フェイスブック上で皆さんと交流させて頂ければと考えております。


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