細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

朝の一仕事

2006-06-06 08:22:22 | 国会活動
今朝はなぜか5:30に目覚め、たまりにたまっていた資料に眼を通すことができました。もう、一仕事終えた気分です。先日、某議員が「朝の仕事は3倍効率が良い」と言っていましたが、確かに携帯も鳴らず、打ち合わせも来客もない時間は、有効活用には持って来いです。これを機会に、起床後15分で家を出る生活(要するにギリギリまで寝ているということ)からの脱却を目指そうと思います。


昨日の朝刊は豪憲君(字を誤っておりまして6月6日10:00修正しました。関係者の方々にお詫び申し上げます)の事件の容疑者逮捕、今朝の朝刊は村上氏逮捕で埋まっています。それぞれ、思わず考え込んでしまう事件です。今年の通常国会は、耐震偽装、輸入牛肉、ライブドア、防衛施設庁談合の4点セットで始まって、メール問題、最近になって社会保険庁の偽装、その間も子供の殺人の頻発と、実に様々なことがありました。これだけ多くのことがあると、メディアの報道も世の中の興味も分散し、過去のことが忘れ去られがちです。

今週末からサッカーのワールドカップが始まりますので、日本中がサッカー一色になるでしょう。通常国会は来週で閉じますが、煮詰まらなかった課題や、新しく出てきた問題については、閉会中も議論できる場を確保するのが我々国会議員の役割でしょう。


共謀罪について、私なりに事情説明はしましたが、皆さんから様々な議論をしていただいています。細かい事情はさておき、あえて一言で整理するならば、共謀罪を巡っては、政府と自民党、与党内、与野党に疑心暗鬼がある中で、会期末のドサクサに紛れて、法案を成立させるのは危険であると民主党は判断したわけです。

これは私の持論ですが、国民の安全は大切であり、そのことに国会議員はもっと真剣に取り組むべきです。ただし、いかなる状況にあろうとも、権力を批判する自由は断固として守らねばなりません。今回の法案の持つ性格を考えると、今国会の民主党の判断は間違っていなかったと私は考えています。


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