「民主党 がんばれ!」最近、よく耳にする言葉です。
かつては「民主党は嫌いだが、仕方がないので、お前は応援してやる」という声が圧倒的だったことを考えると、隔世の感があります。
参議院選挙を通じて、民主党に対する有権者の認識は大きく変わりました。民主党は、政権を担いうる政党として国民の期待を受けています。
このところ、昭和初期の政治史を振り返っています。政友会と民政党など、大政翼賛会が成立する以前は、二大政党・政権交代が、我が国の政治に定着していた時代がありました。
中庸を重んじる日本の風土には、二大政党は合わないという声を時々耳にしてますが、私は、必ずしもそうではないと考えています。自民党による一党独裁が続いたのは、東西冷戦の最前線という我が国の置かれた特殊な事情によるものです。
冷戦崩壊後、細川政権の誕生という歴史的な実験は失敗しました。あれから14年。失敗は許されません。参議院で民主党が第一党となった今、次の選挙でそれを実現しなければ、二院制を取り、選挙区と比例代表という奇怪な選挙制度を持つ我が国で、政権交代が起こる可能性は、一気に遠退くからです。
重い重い扉を開けることができるかどうか、我々には責任があります。
かつては「民主党は嫌いだが、仕方がないので、お前は応援してやる」という声が圧倒的だったことを考えると、隔世の感があります。
参議院選挙を通じて、民主党に対する有権者の認識は大きく変わりました。民主党は、政権を担いうる政党として国民の期待を受けています。
このところ、昭和初期の政治史を振り返っています。政友会と民政党など、大政翼賛会が成立する以前は、二大政党・政権交代が、我が国の政治に定着していた時代がありました。
中庸を重んじる日本の風土には、二大政党は合わないという声を時々耳にしてますが、私は、必ずしもそうではないと考えています。自民党による一党独裁が続いたのは、東西冷戦の最前線という我が国の置かれた特殊な事情によるものです。
冷戦崩壊後、細川政権の誕生という歴史的な実験は失敗しました。あれから14年。失敗は許されません。参議院で民主党が第一党となった今、次の選挙でそれを実現しなければ、二院制を取り、選挙区と比例代表という奇怪な選挙制度を持つ我が国で、政権交代が起こる可能性は、一気に遠退くからです。
重い重い扉を開けることができるかどうか、我々には責任があります。