細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

壮行会

2006-01-22 16:20:08 | 沈思黙考
地元の板妻駐屯地で、第9次イラク復興支援群派遣の壮行会がありました。月末に出発する彼らが、イラクに派遣される最後の部隊になりそうです。撤退を視野に入れた難しい派遣となります。

群長となる駐屯地司令以下、54名の隊員が力強く決意を述べる姿には心を打たれました。私と同世代の若い隊員が多く、彼らが子供や若い奥さん(彼女)と談笑する姿には、複雑な思いも残ります。

板妻駐屯地は、私が4年前、生活体験入隊をした思い出の場所です。厳しい訓練の経験は今でも鮮明に覚えています。今回派遣された部隊の中に、そのとき対応してくれた隊員の顔を何人か目にしました。そんな彼らをどういう言葉で送り出すべきか随分迷ったのですが、「おめでとう」と言う気にはなれず、「日本の代表として任務を全うして、全員がこの場所に無事帰ってくることを祈っている」という簡潔なスピーチをしてきました。

部隊を危険な地域に派遣するからには、派遣の是非、他国との連携や武器の使用において、心配の無い状況をつくりだすのが本来の政治の責任です。その課題については、私自身強く自覚しているのですが、派遣される彼らの前で言うべきことではないと考え、言葉は呑み込みました。


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5 コメント

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民主党左派 (鬼騎士)
2006-01-22 16:42:36
 民主党内の、社会党や社民連出身者は、北朝鮮の日本侵略や中国の日本領海侵犯・日本領土割譲要求などがあっても、未だに自衛隊は違憲だとか、憲法改正反対とか言っている。

 

 細野さん、いい加減左派と縁切りしてくださいよ。

 永久に政権奪取できませんよ。
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民主党政権での自衛隊 (エミュー)
2006-01-22 17:18:42


 民主党がもし政権を獲ったら、自衛隊を、国防を、日米安保をどうするかが、明確でない。左翼者はどうするのかもない。



 細野さん、どうする?
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複雑な思い (関東の高校1年生)
2006-01-22 20:51:34
イラクに派遣される自衛隊員の方々はかなり複雑な思いをいだいていらっしゃると思います。軍隊でもなければ、戦いに行く訳でもない。しかし戦地に復興支援に行かなければならない。国が決めてしまった以上行かなければならない。無事に帰れるだろうか。などなどたくさんあるだろう。自衛隊については今まで議論されてきたが、左翼がだめだとか右翼がだめだとかいろいろ主張があるのは事実。私は実際このまま自衛隊を自衛のための組織として残し、日米安保を基軸としてやって行くのがベストかと思う。軍隊として成立すればどのようにして兵士を集めるのだろうか。また今のままの自衛隊でも充分、戦闘力があると思われる。平和ボケと言われるかもしれないが、国際社会の中で問題を起こし、孤立して、軍隊を使うようじゃ困る。これからは今までのような左翼がだめだとか右翼がだめだとかいう古い議論をやめて、もっと新しい議論をしていただきたい。もはや戦後ではないですし。とにかくイラクに派遣された隊員の方々のご無事をお祈り致します。
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Unknown (dd)
2006-01-22 22:08:21
日本の自衛隊のかたがたは、

国内の軍隊嫌悪をする政治家や国民に

散々ひどい仕打ちを受けながら

黙して日々鍛錬をしています。

いままでのような、後顧の憂いが絶えない

状況での派遣は心底つらいでしょう。

そんな彼らが胸を張って活動できる環境を

細野氏ら民主党若手が率先して作ってほしいと

切に願います。

非常に貴重な意見だとおもいます。
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何のために自衛隊は行くのか? (成田寛明)
2006-01-23 01:52:59
豪志さんの複雑な胸中をお察しします。サマワは、安全なところではありません。撤退の時こそ危険でしょう。隊員の方も家族の方も十分承知の上の壮行会であったでしょう。自国を守る自衛隊が、国際貢献の名の下に本務ではない仕事に命令が下ったから行くのです。それを送る家族の方々の胸中を思うと胸が詰まります。右だ左だと評論家のように軽々に論じて良いことなのだろうか?

 自民党が言う、憲法9条を改正して軍をもつということは、「あなたが、他国へ行って銃を持って、人を殺し、人に殺されても構わない。」ということを容認すると言うことです。私は、容認できない。

 板妻・富士学校の方々が、無事、戻ってこられることを祈っております。
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