細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

過去から何を学ぶか

2008-04-25 14:11:06 | 国会活動
1992年のPKO国会では、牛歩と議員辞職届けを提出した社会党の戦略が不発に終わり、社会党に対する失望と新党ブームが起こりました。

1996年の住専国会では、座り込みに出た新進党は国民の支持を失い、その後の解党しました。

逆に、1998年の金融国会では、長銀などの破綻を受けて与野党の対立が高まりましたが、民主党が提案する金融再生法を政府が丸呑みして、政府は危機を回避しました。

2008年のガソリン政局は、いよいよ佳境を迎えることになります。野党の攻め時と思われる政局というのは、失敗すると大量の返り血を浴びることになります。逆に、政府と妥協をすると、政権交代のチャンスを逸することにもなります。

92年と96年の失敗の最大の原因は、国会の独善的な戦いと見られて支持を失ったことです。同じ轍を踏むことは許されません。両政局との違いは、ガソリンは国民生活に直結していることでしょうか。

衆議院での再議決でどこまで物理的抵抗をするのか、問責決議案をどうするか、一般財源化で修正案を出すのかどうか、週明けは微妙な判断を迫られます。

ここはきわめて大事な局面です。週末、私なりにじっくり考えて自分なりの結論を出したいと思います。


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