細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

川勝平太氏とは

2009-06-08 11:11:46 | 地元
これまでの静岡県政は、「官僚政治からの脱却」「箱物から人へ」「東中西の対立」などが争点でした。いずれも大切なテーマではありますが、私の中では、それだけで良いのだろうかという思いが、消えませんでした。


まさか、あの川勝平太氏が民主党推薦で立つとは。永田町では、歴代政権のブレーンの決断に激震が走っています。我々の前で、熱弁をふるった川勝氏の迫力は圧巻でした。

田中角栄元総理が打ち出した「日本列島改造計画」以降、わが国には、国土のあり方についての明確な構想が存在しませんでした。独自の海洋史観に基づいて、「ガーデン・アイランド」(私流に解釈すると、「自然と共生する島国」)を打ち出した構想力、そして自ら実践した行動力。

歴史家である川勝平太氏の最大の魅力は、これまでのコップの中の争いに収まらないスケールの大きさです。今の政治に最も欠けている「理想」と「夢」を川勝氏は持っています。


豊かな歴史と自然、産業基盤を有する県東部に、今ひとつ元気がないのはなぜでしょうか。

私は、問題の一つに医療体制があると考えています。川勝氏は、東部地域にこそ、医学系の大学を誘致するべきであると提案しています。政令市が誕生していない静岡東部にこそ、もっと知事の目が向けられるべきです。

安心して生活できる環境を整えることで、川勝氏であれば、静岡東部の可能性をフルに引き出してくれるはずです。


国政で政権交代が必要であるのと同じように、県政でも政権交代が必要です。私は、川勝平太氏と共に、静岡に“日本の理想”を創るために立ち上がることにしました。