細野豪志ブログ

衆議院議員 細野豪志の活動報告です

負けられない戦い

2008-04-12 23:53:54 | 国会活動
山口の補欠選挙と後期高齢者医療の保険料徴収は、偶然、4月15日に重なりました。4月27日の投票日まで、国会と平行して、山口での戦いが行われています。

2年前、千葉7区の補選で離陸した小沢民主党が、更なる飛躍を果たすことが出来るかどうか。ガソリン政局に決定的な影響を及ぼします。

私も昨日、山口に行ってきました。山口2区の親戚や知人などに、支援のお願いに回ってみましたが、民主党に追い風が来ているとは感じることが出来ませんでした。

皆さん、「平岡さんは知っている・・・」と前置きしつつ、
「最近の民主党は反対ばかりしている」
「福田政権の政策に問題があるのは分かるが、民主党の考え方が分からない」
「日銀の人事で対案を出さなかったのはなぜか」などなど

果ては、「党首討論を見ていると、福田さんが可哀想だった」という話まで出てきました。

一国の総理が、国会討論の場で、自分のことを「可哀想」というのは、私はあまりに情けないと思うのですが・・・。

私なりに、日銀問題や国会運営については、必死の説明を試みてきました。直接話せた人は思い直してくれたと信じたいところですが、どこまでそれが波及するかどうか。不安は残ります

道路や日銀を説明するよりはるかに効果があったのが、いわゆる「後期高齢者医療」でした。お年寄りと話す時に、もしくはお年寄りが家族にいそうな方に「ところで、選挙の告示日に後期高齢者医療制度の保険料の徴収が始まりますが・・・」と話しかけると、皆さん表情が一変します。

ここ数年の年金給付や介護保険料、増税に対する不満、そして将来に対する不安が、多くの方の口からら矢継ぎ早に飛び出してきます。皆さん、相当の危機感です。

山口に行って確信しました。補選の争点は、「消えた年金・医療・ガソリン」の3点セットです。この3つの課題で、民主党が前向きの提案をしていることさえ、山口2区の有権者に理解してもらえれば、結果は出るでしょう。

少なくとももう一度、山口には入りたいと思っています。