11日は出来上がった小冊子を速水の本家に届けにいきました。
うちは分家です。
6年前に先祖調べをはじめてから、約70年ぶりくらいのお付き合いがはじまり、いろいろと堅曹さんのことをお聞きしました。
昨年の6月に堅曹さんの直系の孫であるご当主が亡くなられ、現在は奥様一人でお住まいです。
ご仏壇にお参りをさせていただき、小冊子を謹呈させていただきました。
とても喜んでくださり、遺品を整理して新たに出てきた大正時代の速水家の家族写真や親戚の大勢写った写真を見せてくださいました。
アルバムも一緒に見ました。
どれもこれも系図のなかでしか知らなかったお名前が、はっきりと人物としてお目にかかることができました。
思い出話もたくさんしてくださいました。
私の中で、すこしずつ速水の本家が堅曹さん以降、どういう歩みをしてきたのかつかめてきました。
代々の結婚があり、誕生があり、親の見送りがあり。
その間に関東大震災があり、戦争があり。
幾たびの転居があり、疎開があり。
今年92歳になられる奥様の見つめてきた速水家。
しっかりと胸に受け止めました。
ありがとうございました。
奥様はとてもお元気でチャーミング。
しかも私のだらしない生活をおもわず反省してしまうほど、一人できちんと生活しておられます。
背筋が伸びるようです。
見習いたいと思いました。