昨日の続きです。
やがて機長は誰かが水を盗んでいることに気付き、今後も盗んだら殺すと皆に言うと、ドーフマンがそれは自分だとあっさり認め、皆が休んでいた間にも働いていたのだから当然だと主張して、皆の怒りを買います。
その発言により、一旦はやる気を失った皆でしたが、やがて作業を再開させ、力を合わせて、双発機を単発機に作り替える作業に成功します。
そこへアラブ人のラクダ部隊が現れ、大尉は軍曹と見張りに行こうとしますが、大尉の行動を信用しなくなっていた軍曹は命令に従おうとしません。結局大尉はドクターを連れて見張りに行き、夜になってから水を分けてもらうための交渉に向かいますが、翌日、機長は二人がアラブ人たちに惨殺されているのを発見します。
そして新しい機体は何とか完成しますが、エンジンをテストしたいと言う機長と、テストをするとエンジンスタート用の弾薬が無くなってしまうと言うドーフマンが対立します。機長は結局自らの非を認め、ドーフマンが正式なリーダーと皆から認められて、作業が再開します。
しかしやがて機長とモランは、ドーフマンがモデル飛行機のデザイナーでしかないことを知り、モランは絶望的に高笑いします。
いよいよ飛び立つ日。弾薬を次々に点火しますが、なかなかエンジンは回り始めません。機長はドーフマンの反対を振りきり、残り少なくなった弾薬のいくつかを使ってシリンダーの中のススを落とすと、残り2発の弾薬となった段階でやっとエンジンが高らかに回り始めます。小躍りして喜ぶ皆と、ガッツポーズを決める機長とモラン。
そして皆が翼に張り付いた単発機は見事に空に舞い上がり、油田のオアシスのそばに着陸します。ふらふらしながらオアシスに飛び込んでいく皆を、あきれて眺める油田で働く労働者たち。それは飛行機が墜落してから17日後のことでした。そして最後に、この映画に飛行士として貢献してくれたポール・マンツへの讃辞が掲げられ、映画は終わります。
50年代にハリウッドでデビューした監督にしか撮れない、文字通り「にがい勝利」についての映画であり、以前に見た時よりも、ずっと深く味わうことができました。上掲以外にもジョージ・ケネディやイアン・バネンのような「芸達者」な役者さんたちが出演していて、撮影がジョセフ・バイロックであったことも付け加えておきたいと思います。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)
やがて機長は誰かが水を盗んでいることに気付き、今後も盗んだら殺すと皆に言うと、ドーフマンがそれは自分だとあっさり認め、皆が休んでいた間にも働いていたのだから当然だと主張して、皆の怒りを買います。
その発言により、一旦はやる気を失った皆でしたが、やがて作業を再開させ、力を合わせて、双発機を単発機に作り替える作業に成功します。
そこへアラブ人のラクダ部隊が現れ、大尉は軍曹と見張りに行こうとしますが、大尉の行動を信用しなくなっていた軍曹は命令に従おうとしません。結局大尉はドクターを連れて見張りに行き、夜になってから水を分けてもらうための交渉に向かいますが、翌日、機長は二人がアラブ人たちに惨殺されているのを発見します。
そして新しい機体は何とか完成しますが、エンジンをテストしたいと言う機長と、テストをするとエンジンスタート用の弾薬が無くなってしまうと言うドーフマンが対立します。機長は結局自らの非を認め、ドーフマンが正式なリーダーと皆から認められて、作業が再開します。
しかしやがて機長とモランは、ドーフマンがモデル飛行機のデザイナーでしかないことを知り、モランは絶望的に高笑いします。
いよいよ飛び立つ日。弾薬を次々に点火しますが、なかなかエンジンは回り始めません。機長はドーフマンの反対を振りきり、残り少なくなった弾薬のいくつかを使ってシリンダーの中のススを落とすと、残り2発の弾薬となった段階でやっとエンジンが高らかに回り始めます。小躍りして喜ぶ皆と、ガッツポーズを決める機長とモラン。
そして皆が翼に張り付いた単発機は見事に空に舞い上がり、油田のオアシスのそばに着陸します。ふらふらしながらオアシスに飛び込んでいく皆を、あきれて眺める油田で働く労働者たち。それは飛行機が墜落してから17日後のことでした。そして最後に、この映画に飛行士として貢献してくれたポール・マンツへの讃辞が掲げられ、映画は終わります。
50年代にハリウッドでデビューした監督にしか撮れない、文字通り「にがい勝利」についての映画であり、以前に見た時よりも、ずっと深く味わうことができました。上掲以外にもジョージ・ケネディやイアン・バネンのような「芸達者」な役者さんたちが出演していて、撮影がジョセフ・バイロックであったことも付け加えておきたいと思います。
→Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto/)