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前田敦子・讃

2010-11-09 04:09:00 | ノンジャンル
 昨日は母方の祖父・よ子(よね)さんの命日。彼女は溶ろけるような柿が大好物だったのですが、たまたま同僚の方に昨日もらった柿がまさにそういう熟した柿で、これも何かの縁なのかもと、霊前にお供えさせていただきました。遺影の写真も心無しか笑顔だったような気もした、そんな昨晩でした。

 さて、先日スカパーのファミリー劇場チャンネルで、8月18日に大阪・なんばで行われたAKB48・チームAによる公演を見て、この文章を書こうと思いたちました。
 AKB48で不動のセンターを務めていた前田さんを初めて知ったのは、今年仕事を休んでいた9月にたまたまYouTubeで彼女の動画を見た時でした。腰の動きが何ともセクシーで一目でファンとなり、しばらくYouTubeで彼女の動画を見る日々が続いたのを覚えています。その後、地上デジタルにおけるAKBの深夜番組とテレビ東京系の夕方の番組はできるだけ見るようにしてきましたが、そこで彼女の姿を見ることはまれで、今回久しぶりにまとめて彼女の姿を見ることができました。
 個性豊かなAKBのメンバーの中でも、彼女の存在はひときわ目立ち、それはほとんどの曲で彼女一人だけがボブカットにしていることからも、秋元氏の戦略が見てとれるように思えます。特にダンスにおける彼女の動きは素晴らしく、頭の位置がほとんど動かず、体幹が安定していることによって生まれる、しなやかで力みのない手足の動き、指先の美しさ、セクシーな肩と腰の動きは、もともと均整のとれたバランスのいい体型と相まって、この上なく魅力的なものとなっています。バランスの良さ、体幹の安定は立ち姿の美しさにもつながっていて、直立の姿でも、少し腰を崩した立ち姿も見事に絵になっていると思います。
 また彼女の瞳にも惹かれるものがあります。常に憂いを秘めた、少し人生に疲れたようなまなざしは、全身から醸し出す少しけだるい雰囲気とともに彼女の魅力を引き立たせ、また全員で練習してきた曲なのに本番では自分のソロで歌うことに決まった時に「何で?」と言って泣いたというエピソードや、メンバーの中で自分だけがひときわ誉められた時に見せる悲し気な表情などに表れている「皆で仲良くやりたい」という彼女の人柄はやはり人を引き付けえるものだと思います。
 今回のなんば公演ではアンコール前の最後の曲『命の意味』を彼女が紹介し、その曲を全員で歌い始めた時に、私は不覚にも涙してしまいました。その後は歌詞に注意して聞いたのですが、AKB48の曲はほとんどがメッセージ・ソングであることに気付きました。おにゃんこクラブ時代に高井麻巳子さんを持っていかれた怨みがまだ私の中には残っている秋元氏だったりするのですが、今はいい仕事をしているのだなあ、と少し頭が下がった思いです。AKBが存在しているおかげで自殺を思いとどまっている人も結構いるのではないだろうか、とそんなことも思わせてくれる、素晴らしい曲の数々でした。ということで、前田敦子さん、あなたの夢がかなうことを心より祈っています!

 →Nature Life(http://www.ceres.dti.ne.jp/~m-goto