WOWOWで、阪本順治監督の'08年作品「カメレオン」を見ました。
3人の老人からなる一座と仲間3人と組んで結婚詐欺を働いているゴーロ(藤原竜也)は、仲間とともにホテルの駐車場で1人の男が拉致されるのを目撃し、密かにその模様を撮影します。彼らの車はバイクに追跡され、信号止まったところで発信機を付けられます。やがて拉致された男が大臣の裏金疑惑で国会に証人として呼ばれる予定だった人物と知り、また自分たちが監視されていることにも気付いたゴーロは、張り込んでいる男たちに彼らのボスのところへ連れていくように言います。元傭兵だったボスにゴーロは一切ホテルで目撃したことは口外しないので監視を解くように言いますが、帰ると仲間の1人が拉致現場を撮った映像を金欲しさにテレビへ売ってしまっていました。マスコミにその事実が広まると、ゴーロの仲間二人が拉致され、ゴーロの元にも男たちが乗り込んできます。ゴーロは彼らを乱闘の末撃退しますが、唯一残った仲間の公介は襲ってきたバイクに殺されます。路上で西洋占星術をしていたところをゴーロと知合い、彼の元に身を寄せていたケイコとともに、ゴーロは公介の実家を訪ね、彼の両親に金を置いてきますが、その後ケイコと二人でいるところを狙撃され、撃たれたケイコは拉致されます。傷を負いながらも生き残っていたゴーロは男たちのアジトを襲って皆殺しにし、ケイコが生きているのを発見します。ボスが国会証言しているところへゴーロは乗り込み、ボスが拉致している写真を国会でばらまき、彼に外で待っていると告げますが、ゴーロは左手を失っています。最後に盲目であるらしいケイコの肩を抱きながらゴーロは人込みの中を歩くのでした。
徹底した縦の構図が目を引きます。また、アクションシーンでのワンシーン・ワンカットぶりは、「遊戯」シリーズを思わせるものでした。後で知ったことですが、松田優作を念頭において作られた映画なのだそうです。見ごたえのある映画です。オススメです。
3人の老人からなる一座と仲間3人と組んで結婚詐欺を働いているゴーロ(藤原竜也)は、仲間とともにホテルの駐車場で1人の男が拉致されるのを目撃し、密かにその模様を撮影します。彼らの車はバイクに追跡され、信号止まったところで発信機を付けられます。やがて拉致された男が大臣の裏金疑惑で国会に証人として呼ばれる予定だった人物と知り、また自分たちが監視されていることにも気付いたゴーロは、張り込んでいる男たちに彼らのボスのところへ連れていくように言います。元傭兵だったボスにゴーロは一切ホテルで目撃したことは口外しないので監視を解くように言いますが、帰ると仲間の1人が拉致現場を撮った映像を金欲しさにテレビへ売ってしまっていました。マスコミにその事実が広まると、ゴーロの仲間二人が拉致され、ゴーロの元にも男たちが乗り込んできます。ゴーロは彼らを乱闘の末撃退しますが、唯一残った仲間の公介は襲ってきたバイクに殺されます。路上で西洋占星術をしていたところをゴーロと知合い、彼の元に身を寄せていたケイコとともに、ゴーロは公介の実家を訪ね、彼の両親に金を置いてきますが、その後ケイコと二人でいるところを狙撃され、撃たれたケイコは拉致されます。傷を負いながらも生き残っていたゴーロは男たちのアジトを襲って皆殺しにし、ケイコが生きているのを発見します。ボスが国会証言しているところへゴーロは乗り込み、ボスが拉致している写真を国会でばらまき、彼に外で待っていると告げますが、ゴーロは左手を失っています。最後に盲目であるらしいケイコの肩を抱きながらゴーロは人込みの中を歩くのでした。
徹底した縦の構図が目を引きます。また、アクションシーンでのワンシーン・ワンカットぶりは、「遊戯」シリーズを思わせるものでした。後で知ったことですが、松田優作を念頭において作られた映画なのだそうです。見ごたえのある映画です。オススメです。