昨日の朝日新聞の夕刊に「児童虐待死 急増126人」と題する記事が載っていました。
記事を引用すると「06年中に児童虐待で死亡した子どもは100件、126人にのぼることが、厚生労働省のまとめで分かった。前年に比べて30件、40人の大幅増。育児放棄(ネグレクト)や心中が増えていた。(中略)死亡した子ども(0~17才)のうち、55%は3歳以下。心中による死亡は48件65人(前年比29件35人増)、心中以外による死は52件61人(同1件5人増)だった。心中以外で虐待の種類を見ると、殴るなど身体的虐待が35人で前年より9人減ったが、食事を与えないなどネグレクトは16人増の23人にのぼった。主な加害者は、実母が29人で最も多かった。虐待の動機は「しつけのつもり」「子どもの存在の拒否」「泣きやまないことへのいらだち」「妄想などの精神症状」などだった。(後略)」
虐待の動機のなかで特に問題なのは「子どもの存在の拒否」でしょう。子育てというのは、生物が持つ本能的な行動の一つで、これが機能しないというのは、生物として正常な状態でなくなっていることを示していることになります。
人間も動物です。自然に切り離された状態で暮らす多くの人々が本来持っている本能を失うのもしかたがないのでしょうか?
記事を引用すると「06年中に児童虐待で死亡した子どもは100件、126人にのぼることが、厚生労働省のまとめで分かった。前年に比べて30件、40人の大幅増。育児放棄(ネグレクト)や心中が増えていた。(中略)死亡した子ども(0~17才)のうち、55%は3歳以下。心中による死亡は48件65人(前年比29件35人増)、心中以外による死は52件61人(同1件5人増)だった。心中以外で虐待の種類を見ると、殴るなど身体的虐待が35人で前年より9人減ったが、食事を与えないなどネグレクトは16人増の23人にのぼった。主な加害者は、実母が29人で最も多かった。虐待の動機は「しつけのつもり」「子どもの存在の拒否」「泣きやまないことへのいらだち」「妄想などの精神症状」などだった。(後略)」
虐待の動機のなかで特に問題なのは「子どもの存在の拒否」でしょう。子育てというのは、生物が持つ本能的な行動の一つで、これが機能しないというのは、生物として正常な状態でなくなっていることを示していることになります。
人間も動物です。自然に切り離された状態で暮らす多くの人々が本来持っている本能を失うのもしかたがないのでしょうか?