gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

外国での地球温暖化防止の取り組み

2007-12-15 17:16:32 | ノンジャンル
 以前、こちらで日本における地球温暖化防止の取り組みが世界で最下位にランクされたという記事に納得できない、と書きましたが、月刊「ソトコト」の2008年1月号の記事を見て、他の国の対策はここまで進んでいるのか、と日本のランク付けに納得してしまいました。
 例えば、2007年7月にパリにお目見えしたヴェリブという乗り捨て型レンタル自転車。夏休みの3ヶ月だけで450万回の利用率。ひとりあたり一日22分間利用したことになり、その分、タクシーに乗らなくて済む、すなわち二酸化炭素を出さなくて済むということが実践されています。(ただ、タクシー業界がどんな影響を被っているのかは、分かりませんが‥‥。)
 イギリスでは政府と民間企業の共同研究から、植物を原料としリサイクル可能な自然樹脂を開発し、金属に代わって、自動車の材料などに使うことの目処がたっているそうです。生産の段階でも従来よりも二酸化炭素の排出量が少なく、地球に優しい材質となっています。
 ベルリンでは、2008年から環境ゾーンという市内への自動車の乗り入れ規制が導入されます。
 あのアメリカでさえ、2012年までにニューヨークのタクシーをすべてハイブリッド化するという計画を立てています。また公共交通機関を始め、民間の車に関しても市内を走る車は二酸化炭素排出量のより少ない車に替えていく方針を打ち出しています。そしてニューヨーク市長は温室効果ガスを2030年までには30%削減するという公約を掲げています。
 こうしたことに比べ、日本の様子を見てみると、まったく遅れていますね。政府の取り組み自体が消極的すぎます。他の国を見習って、積極的な施策をどんどん出してほしいと思いますが、皆さんはどうお考えでしょうか?