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ヴィム・ヴェンダース監督『アメリカ、家族のいる風景』

2007-02-16 16:30:51 | ノンジャンル
 昨日スカパーの275チャンネルで深夜の0~2時に放送された「みうらじゅん&安斉肇のなまはげ兄弟」で、「正しい『セックス敬語』」という新コーナーをやってました。セックス中に敬語で話そうという馬鹿な話で、結構笑えました。多分さ来週はこのコーナー終ってるでしょうけど‥‥。

 さて、先日W0W0Wで放映されたヴィム・ヴェンダース監督の'05年作品「アメリカ、家族のいる風景」を見ました。
 映画俳優のハワード(サム・シェパード)は、砂漠のまん中で行われている映画のロケから馬に乗って抜け出し、30年ぶりに母に会いに行きます。母(エヴァ=マリー・セイント)はびっくりすると共に歓迎し、彼は母のスクラップブックを開きますが、そこには、アル中、女たらし、ヤク中毒、逮捕と、彼の今までの過去を示す記事がスクラップされていました。やがて、映画のプロデューサーの使いが彼を捜しにやってきます。彼は逃れて、今度は自分の子供に会いに行きます。子供の母(ジェシカ・ラング)とはすぐに会え、笑顔で話しができますが、クラブで歌う息子は彼のことを父親とは認めません。遠くからじっとハワードの事を見ていた少女は、自分もあなたの子で母はこの壷の中にいる、と骨つぼを差し出します。最後には息子とも和解し、ハワードは街を去って行きます。
 母がエヴァ=マリー・セイントとは最後まで気付きませんでした。「北北西に進路を取れ」と「波止場」の彼女しか知りませんからね。それから映画監督役でジョージ・ケネディが出てました。これは、彼に違い無いと思いながら、まだ生きていたっけ?とちょっと弱気になりましたが、ラストのタイトルロールに彼の名前をはっきりと見ました。映画自体は可も無く、不可も無くといった感じでヴェンダースは東京でパチンコに夢中になってから、つまらなくなったというのが私見です。皆さんは、どうお感じでしょうか?