山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

高架橋工事

2016-11-15 | 日記
わが家に向かう県道の上に山陰道ができる。
現在高架橋工事の真っ只中である。





その下を通ると何か落ちて来ないかと不安である。
注意して通るといってもどのように注意したらいいのか。

橋脚と橋脚の間へどのように橋桁をつけるのか疑問だった。
業者の方が常会に出向いて説明していただいた。

橋桁の構造はプレストレストコンクリート(PC)とのこと。
PCって何のことかさっぱりわからない。

プレは予め、ストレストは応力を与えられたという意味で、
コンクリートに予め応力(圧縮応力)を与えることらしい。

その応力はPC鋼より線という材料を用いる。
よく分からないがすごい技術である。

実際には移動作業台車(ワーゲン)を使って、
橋脚から左右に橋桁を伸ばしている。

素人目にみると大丈夫だろうかと不安である。
この山陰道が開通すれば便利になる。

国道9号線が交通事故などで通行止めになると、
迂回路がないために大渋滞となり困っている。

一方、マイナス面としては、
道の駅などへの来店客数の減少が懸念される。

道路の草刈り

2016-11-08 | 日記
わが家から町に向かって車で走ると、
最初に家があるのは2km先である。

この道路を主に使用するのは、
はわが家と隣の谷にある家の2軒のみである。

この区間の草刈りが大変である。
年に4回は刈る必要がある。

このうち1kmはわが家専用道路であり、
わが家が刈るしかないのである。

この2km区間に、昔は25軒もあったのに、
今はたったの2軒である。

この地区から転出しても畑作業に来られる人が、
その付近の道路を刈ってくださるから助かる。

でも最近そのうちの一人が体調を崩し畑を止められ、
デイサービスに通われるようになった。

そういうことで助っ人も一人減り作業負担も増えた。
何とか頑張ってやらないと獣道になってしまう。

最近イノシシも増えてきている。
そして道路沿い斜面まで掘って困っている。



イノシシも賢く斜面が掘りやすいことを知っている。
雑草を食べてきれいにしてくれれば嬉しいけど。

さて10年後はこの地区もどうなっているだろう。
UIターンも期待できず人口は減るばかりである。

人里もだんだん山林と獣たちに侵略されていくだろう。

ぎんなん収穫

2016-11-04 | 食物
母がぎんなんを採りに行く気配がない。
デイサービスで忙しい関係もあるかもしれない。

わたしもあえて言わなかった。
状況を察して姉が採りに行ってくれた。

一応母を誘ったが「たいぎな」と行かなかった。
この一年でずいぶん弱ってきたなと感じた。

採ってきてくれた分を水に浸しておいた。
この後の作業が大変である。

外皮を取り、さらに種から果肉を取り除く。
手荒れを防ぐためゴム手袋が必需品である。

ぎんなんの実はアルカリ性のため、
素手で触るとかぶれ大変なことになる。

何とか処理することができ乾かしておいた。
独特の臭いがあるが田舎なので大丈夫である。



例年、農産物直売所に出しているが今年は少なく止めた。
手間がかかるわりには価格が安い感じがする。

お世話になっている人たちに少しずつ分けてあげることにした。
「ぎんなん簡単調理法」というレシピもつくり添えることにした。

都会から引っ越してきた友人にあげたら、
「ぎんなんって緑色なんだ」と感激していた。

みなさん黄色というイメージが強い。
新鮮なうちは緑色でとてもきれいである。

町内でこの天気差

2016-11-01 | 日記
町の文化祭で出店する予定があった。
朝起きると雨であるが予定どおり実施との放送があった。

雨の中テント張りは大変と思いながら出かける。
しかし海が近い会場は雨など降っていない。

それどころか曇の間から青空も見える状況である。
わが家は山間部だが6kmしか離れていないのに。

よく見ると山間部の方は黒い雲で覆われているが
海沿いは青空が見えるので明るい。

同じ町内でも海沿いと山間部では、
こんなに違うことがあるのだと驚いた。

以前ラジオ放送での山陰の天気の話を思い出した。
山陰は曇りや雨が多く天気が悪いイメージがある。

たしかに山間部はそうかもしれないが、
海岸沿いはそんなことはないとの反論であった。

今回、本当にそうだなと実感することができた。