ノシト
2013-10-21 | 植物
母が「お前、そでにノシトがいっぱいついている」という。
ちょうど道路の斜面の草を鎌で刈っていたときである。
「ノシト」とは出雲弁で、「盗人」のことである。
それ以外に、植物の名前もそう呼ぶ。
「ノシトグサ」ともいうが、「ヌスビトハギ」のことである。
「ヌスビト」を「ノシト」となまって呼びはじめたのかな。
「ヌスビトハギ」は、草むらを歩くだけで、
ズボンなどにひっつく半円型の草の実である。
実の形が、泥棒がぬき足さし足で歩いたときの足跡
に似ているのでこの名前がついたようである。
衣類にひっつくと手で払うぐらいでは簡単に取れない。
しっかりからみついており、一粒ずつつまんで取らなくてはいけない。
この「ヌスビトハギ」だけでなく、
同じように衣類にひっつく植物をすべて「ノシト」と呼んでいる。
一般的には、「ひっつき虫」と呼ばれている。
人間の衣類や動物の毛にくっついて運んでもらうチャッカリものである。
ひっつき虫がついた衣類は、一昼夜干しておけば、
水分やベタベタがなくなって、手で払ったら簡単に取れるそうである。
ちょうど道路の斜面の草を鎌で刈っていたときである。
「ノシト」とは出雲弁で、「盗人」のことである。
それ以外に、植物の名前もそう呼ぶ。
「ノシトグサ」ともいうが、「ヌスビトハギ」のことである。
「ヌスビト」を「ノシト」となまって呼びはじめたのかな。
「ヌスビトハギ」は、草むらを歩くだけで、
ズボンなどにひっつく半円型の草の実である。
実の形が、泥棒がぬき足さし足で歩いたときの足跡
に似ているのでこの名前がついたようである。
衣類にひっつくと手で払うぐらいでは簡単に取れない。
しっかりからみついており、一粒ずつつまんで取らなくてはいけない。
この「ヌスビトハギ」だけでなく、
同じように衣類にひっつく植物をすべて「ノシト」と呼んでいる。
一般的には、「ひっつき虫」と呼ばれている。
人間の衣類や動物の毛にくっついて運んでもらうチャッカリものである。
ひっつき虫がついた衣類は、一昼夜干しておけば、
水分やベタベタがなくなって、手で払ったら簡単に取れるそうである。