山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

そばの種

2013-10-26 | 農業
車で走っていると、一面にそばの白い花が咲いている。
でも時期的に少し遅いような気がする。

どうも稲刈りが終わった後にそばを栽培されているようだ。
わが家もそばの花を楽しむ予定であったが、大雨で根腐れした。

条まきにした列にポツンポツンと残る程度となった。
それでも、がんばって白い花が咲いていた。

来年用の種が少しでも採れればいいと思っていた。
そんな中、母が草刈りから帰って来て言った。

畑の近くの道の草を刈ったついでに、
そば畑も刈っておいたと言うのではないか。

なんて言うことを…刈る前にひとこと相談してほしかった。
ガックリ、クリクリである。

少しでも種が採れると思ってたと言うと、「ありゃ~ダメだ」と一蹴される。
そば畑には雑草も伸びていて気になったのであろう。

よきに思ってしたことであり、あまりしつこく言うことは止めた。
たぶん「せっかく刈ってやったのに・・・」とブツブツひとりごとを言っているのでは。

来年はどこかで種を分けてもらうことにしよう。

玄関に季節感

2013-10-25 | 日記
玄関に大きな焼き物の壺をおいて、
季節の植物を生けるようにしている。

今、手頃なものがないのでさみしい。
そこで、柿の枝を飾ってみることにした。

壺には生けにくいので、
壁にある吊りカゴを利用して飾ることにした。



色づいた柿の実もいくつか付いている。
この柿は渋柿であるが、熟れる前に収穫するのを忘れていた。

まだ青いときに収穫して柿渋をつくるつもりだった。
一昨年つくり、昨年はウラ年で断念、今年こそはと思っていたのに。

そういえば、向かいの山のふもとにあるみかんの木を見に行かなくては。
ほったらかしだけど、毎年酸味があっておいしいみかんができる。

おもてなし

2013-10-24 | 地域活性化
わが地区は、限界集落であり、
市の集落応援隊から支援を受けている。

具体的には、年1回、道路の支障木を伐採してもらっている。
今年で3回目であるが、今度の日曜日に実施予定である。

作業が終了した後に交流会がある。
そのときお茶(ペットボトル)とお菓子か何かを提供する。

せっかくなので、何か地元のもので「おもてなし」をしたい。
そこで頼りになる母に協力してもらうことにした。

飲物は、わが家でつくった番茶を沸かして準備する。
ペットボトルのお茶も準備するが、持ち帰ってもらってもよい。

問題は食べ物であるが、何か漬物がほしい。
ちょうど畑に白かぶがあるので、それで漬物をつくる。

それから、煮物も少しあった方がいいということになった。
ちょうど、畑から掘ってきたコンニャク芋がある。

それを使ってコンニャクをつくり、煮物にすることにした。
それから塩漬けしてあるゼンマイも煮物にすることにした。

すべて地元の飲み物や食べ物が準備できそうである。
さっそく、母はコンニャクづくりを始めた。

ホント腰が軽く、私より元気である。

ホトホト

2013-10-23 | 風習
昔の年中行事の一つに、
ホトホトというのがあったらしい。

子供の行事で、1月14日夕方、
子供たちが、家々を訪問する。

わらでつくった馬を家に投げ込み、
鼻をつまんで小声で「ホトホト」と呼ぶ。

すると、家の人からお金やお菓子をもらえる。
たまには水をかけられることもあった。

ある年、お金持ちの家に行ったら、そこの奥さんが、
事情を知らなかったため、とても怖がられた。

それで大変お怒りになり、
次の年から廃止になったようだ。

ちなみにホトホトとは、ホギゴトという意味であって、
正月神が小さい子供に変身して、村々を訪れる姿のようだ。

やっかいな笹

2013-10-22 | 植物
道路の山手の斜面に笹が生えている。
1年前に伐ったのにずいぶん伸びていた。

昔は、笹を炭焼き小屋などの屋根に使ったが、
今は、笹巻きに少し使う程度である。



笹を伐るのも、木こり鎌ではやりづらいので、
せん定バサミでチョキチョキやっている。

それでも結構時間がかかり疲れる。
何とかスッキリしたが、伐った笹を片づけるのも大変だ。



竹には根こそぎ枯らすことができる「1m切り」があるが、
笹にも「○cm切り」といった方法はないものだろうか。