山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

10年も経つと

2021-02-17 | 日記

早いものでUターンして10年になった。

この山間地の様子もずいぶん変わった。

何よりも空家が増えたことである。

Uターンしたとき自治会は18世帯だったのに、

今では13世帯になってしまった。

人口も45人位いたのに今では実質30人もいない。

一人暮らしの人が亡くなられたり、

施設に入られたからである。

最近、一人暮らしのおばあさんが、

ヒートショックで急逝された。

よく畑仕事をされ、車から手を振ると、

手をあげて応えてくださった。

今はその姿が見られず寂しくなった。

ここの家の畑や田んぼはどうなるだろうか、

このまま荒れてしまうのだろうかと気になった。

そうなるとせっかくの田舎の景観が損なわれる。

県外在住の息子さんが帰省されていた時に、

立ち寄ってどうされるか聞いてみた。

すると、田んぼも畑も近くにいる妹と一緒に

続ける予定だと聞いて安心した。

他にもここを出られた方のうち何人かは、

野菜づくりのために畑を継続しておられる。

空家が増えても耕作放棄地が増えないと助かる。

そんな中、イノシシの数は増えて侵略されつつある。

みなさん田畑のイノシシ対策に頭を痛めておられる。

さて、10年後はどうなっていることだろう。

 

 

 

 


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