山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

イノシシの置き土産

2013-04-04 | 動物
まだ工事中で行き止まりの林道を歩いていると、
道路わきにたくさんの石ころが落ちている。



山側の斜面を見ると、ところどころ掘り起こした跡がある。
どうもイノシシのしわざのようである。

エサである植物の根や茎、ミミズを探して掘り起こしたのである。
イノシシは鼻を人間の手のように使うらしい。

地面に隠れたエサを鼻で探り、石があれば鼻でどかして掘り進む。
大きな石も70kg程度までなら鼻で動かすらしいからすごい。

鼻は、重いものを動かしたり、地面を掘ったりでき、
人間の手どころか、まさにパワーショベルである。

道路に落ちた石ころも、ついでに鼻で片付けてくれればいいのに。
石ころは、特に車の通行の障害にはならない程度であるが、景観が悪い。

よもぎ摘みに行って気がついた母が、一輪車を持ち出して片付けてくれた。
山暮らしの景観維持はなかなか大変であるが、きれいになると気持ちがいい。