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山暮らしあれこれ

田舎にUターンして感じたことなど

イベントなべ仕込み

2014-11-01 | 地域活性化
文化祭のイベントに原人なべを販売することになった。
前日の仕込みに人手が必要で世話役から招集がかかる。

男はあまり出番がないかもしれないが参加した。
よもぎがいるとのことで山暮らしの私が引き受ける。

トッピングに使うというのでたくさんは要らないようだ。
家の周りに生えた若芽を摘んで行ったが足りないとのこと。

よく聞いたら200食分ということなので出直すことになった。
他にたくさん生えているところを知っていたのでそこへ行った。

仕込みには女性6人、男性2人が集まった。
みなさん世話役の指示に基づき手際よく処理されていた。

大きい鍋が5個が用意されていた。
200食分の材料を下処理して5等分に分けて行く。

それぞれをビニール袋に入れて鍋に入れていく。
当日鍋ごとにつくっていけばよい。

こんなふうにするんだととても勉強になった。
特大の鍋でつくるよりこのほうが煮崩れしなくていい。



よもぎは私にまかされたので、
トッピングサイズにハサミで切る。

そして鍋で湯を沸かし塩を少し入れて軽くゆで、
水にさらした後ざるにあげてできあがりである。

すべて準備が終ったので試食してみることになった。
味付けは地元産の塩だけにしている。

イノシシでいいダシが出ている。
サツマイモが甘くカボスの酸味もほどよい。

たくさんの具材が入りハレの日の原人なべである。
これならみなさんに楽しんでもらえそうである。



問題はいくらで売るかであるが、
そんなにもうけなくてもいいが活動資金も欲しい。

要はみなさんいくらなら買って食べるかということである。
ということで一杯200円で意見が一致した。

心配なのは当日の天気であるが、
予報では曇りに傘マークまでついている。

何とか雨は降らないようにと祈るだけである。

空家で畑づくり

2014-10-18 | 地域活性化
市道から林道に入ると、
わが家と空き家が1軒あるのみである。



住んでおられた方が亡くなられてからは、
息子さんがときどき管理に来ておられた。

ところが最近は毎日のように来られる。
それと林道の草刈りもしていただいている。

以前お会いした時こちらに住むよう勧めたことがある。
ひょっとしてその気になられたのかと期待する。

先日、ギンナンを少し持って行ってお話をした。
退職されてから暇になったので野菜づくりを始められたようだ。

初めてサツマイモを植えられちょうど収穫のときであった。
たくさん収穫できて喜んでおられた。

葉物野菜もちょうど芽を出しているところだった。
野菜づくりをしっかり楽しんでいただきたい。

そしてできるだけここに来る機会を多くして、
いずれはここに住んでもらえるとうれしい。

砂原原人鍋

2014-10-13 | 地域活性化
敬老会の慰労会のとき、メンバーの一人から
文化祭のイベントに「砂原原人鍋」をつくろうとの提案があった。

2009年に町内の砂原地区で12~7万年前の
前期旧石器時代のモノと推測される石器が発掘された。

これは日本最古の石器ではないだろうか、そうであれば
このあたりが日本民族の始まりの地ではないかと話題になったようである。

そのとき世話人会が設立され、
PRのためにつくり始めたのが「原人鍋」である。

といってもこれは想像に基づく鍋で実際のところはわからない。
この地は四季を通して海、山の幸が豊富であったと思われる。

そこで、自然石の大きな穴を鍋のように利用して、
中に海水と獲物と焼いた石を入れて調理をして食べたのではないかと。

遺跡調査はその後進んでいないのが残念であるが、
みなさんに忘れられないようこれを機会にPRしようというものである。

アルコールに勢いづけられやろうやろうということになった。
文化祭まで1月を切りどうするのかなと気にはなっていた。

連合自治会の定例の役員会の後、提案者から招集がかかった。
提案者は本気であり、すでに参加申し込みも済んでいた。

食材を何にするか? 山の幸はイノシシ、海の幸はタコに…
約1時間かけて食材やその確保方法について打合せを行った。

11月1日の文化祭も前日から忙しくなりそうである。

小さな桜並木整備

2014-10-11 | 地域活性化
道路沿いの畑の周りに桜の木があり、
最近苗木を植えて増やしつつある。

畑のイノシシ対策として青いネットが張ってあるが、
草が巻きついたりして景観を損ねている。

今年は畑にイノシシが入ってきたので、
桜の木より手前に波板を張った。





そこで、このネットを取り除き草刈りをすることにした。
ネットの下部に草の根が巻きついたりして手間がかかった。



すっきりして景観も良くなり気持ちがいい。
ここを通る人は林道新設工事の現場に行く人ぐらいであるが。



川までの斜面にも桜の苗木が3本植えてあるので、
いずれ川のところまで除草する予定である。

ボランティア号

2014-10-01 | 地域活性化
近所のおばさんが頭が痛いし常用薬もなくなったので、
病院に連れて行ってもらえないかと母に相談があった。

かかりつけの病院は隣町なので車で約20分かかる。
母も脚が痛いので湿布薬をもらいたかったのでちょうどよかった。

病院もずいぶん混んでいて診察が終わるまで1時間あまりかかった。
といっても予約なしで行ってその程度ならよしとしなくてはいけない。

総合病院は予約して行っても2時間以上待たされる。
おばさんも注射してもらったらすっかり元気になられたようだ。

調剤薬局からたくさんの薬を抱えて出て来られた。
病院もなかなか行けないので約1か月分の薬をもらわれたようだ。

「ごめん長いこと待ってもらって」と恐縮されていた。
「おかげさんで助かったわ」ととても感謝された。

私は「読みたい本があったのでちょうどよかった」と
伝えたら少しホッとされたようだ。

母も痛み止めの注射をしてもらったようで、
脚の痛みもずいぶんやわらいだようで元気になった。

ちょうどお昼になったので食事をごちそうすると言われた。
ついでだからそんなことされなくていいと断ったが…。

それでは気がすまないようで結局ごちそうになってしまった。
予定がなければボランティアでいくらでも送迎してあげる。

何かしてあげて喜んでもらえるととてもうれしい。
車もボランティア号として活躍できてよかった。