うれし涙を見るために・・・芽育学院

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私立

2023-02-08 10:10:00 | koi先生より
こんばんは。


koiです。


県内私立が終わりました。


高校。


この高校ってどういう歴史があるかご存知ですか。


現在の高等学校の前身にあたるのが、藩校、旧制中学校、高等女学校、実業学校、補習学校と呼ばれる教育機関で、さらにその前身は、室町時代末期に開かれた寺院の僧侶養成機関が始まりとされています。


中でも1556年(弘治2年)に日蓮宗の僧侶に向けて身延山久遠寺が開校した善学院は、現在も山梨県に身延山高等学校として引き継がれ、450年以上の歴史を誇っています。


日本国内に西洋文化や思想が取り入れられ、目まぐるしい変化を見せた明治維新後、1872年(明治5年)に学制が発布され、新しい制度のもとで近代教育が始まりました。


その主な教育機関が、男子生徒のみに通学が許された旧制中学校です。


また、当時の日本は、女性には良妻賢母が求められていましたが、その後の近代化が進むにつれ、女性にも教養を身につけるべきとの声が上がり、1899年(明治32年)に女子の教育を目的とした高等女学校令が発足され、国語、外国語、歴史、数学などの一般教育科目に、家事、裁縫などの女子特有の科目を加えた学校が誕生しました。


女子が男子と同等の教育を受けられるようになったのもこの頃が始まりです。


その後、明治から大正、昭和へと時代は流れ、高校は全国各地に普及していきました。


1872年(明治5年)、学制が発布された当時より高等教育は大学を指し、高校は中等教育機関とされ、中学校が前期中等教育、高校は後期中等教育という形で、中学・高校は前期後期で分類される同じ機関で位置づけされていました。


高等学校という単体の教育機関が誕生したのは1946年(昭和21年)に発令された学制改革後です。


改革前は、義務教育が国民学校初等科(現在の小学校)と中等学校(現在の中学校と高等学校)の6~8年間だったのに対し、学制改革において、国民学校初等科の6年間と中等学校の前期3年間の9年間になりました。


これにより、義務教育後の教育機関として、改めて高等学校が誕生しました。


こんな歴史があるのを知って受験するのも良いかもですね。

コメント
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