先週はスワーヴリチャードの種付料爆上がりに驚いてしまいましたが、来年にはパンサラッサが種牡馬入りをするはずですし、このタイミングで(ライバルになるであろう)社台SSさん繋養種牡馬の種付料をチェックしておこうと思います。
ちなみにJCのあと、矢作先生が「当初からこれで終わりにしようと思っていましたが、詳しくはオーナーと相談して決めます」と仰ったにもかかわらず、直後にクラブから「本レースをラストランとする方向で…」とアナウンスされたということは、おそらくスタッドインに関する調整が相当進んでいるのだろうと思います。(思いたい?)
【ジャパンC】12着パンサラッサ 果敢に逃走も…矢作師引退示唆「ここが最後の予定だったが」:スポニチ Sponichi Annex
パンサラッサは果敢に逃走。ハイラップを刻み直線半ばまで粘ったが、最後は12着に沈んだ。
吉田豊は「スッとハナに立って馬が自分からハミを取ってくれた。頑張ってくれたけど、ラスト1Fで止まってしまった」とレースを回顧。矢作師は「道中ハミが抜けていれば、と思いますが悔いはない。もともとここが最後の予定だったが、進退はオーナーと相談して決めます」と引退を示唆した。
**社台スタリオンステーション繋養種牡馬・2024年種付料**
ということで、社台SS繋養種牡馬の種付料を表にしてみました。
スワーヴリチャード爆上がり以外で目立つところとしては、イクイノックスの父キタサンブラックが1000万円から2000万円に倍増、ついに価格トップに躍り出ました。2000万円超となるとかつてのディープインパクト級に近い位置づけで、2022年が500万円だったことを考えるとスゴイものだなと…。
ただ、イクイノックスのような馬がポコポコ出るはずはないですし、今のところクラシックへの近道種牡馬という感じでもないので、一気に倍増はどうなの?と思わないでもありません。(余計なお世話ですけど(^^ゞ)
キタサンブラックに次ぐ1500万円のゾーンには1800万円から下がったエピファネイア、まだ産駒デビュー前なのに値上がりをしたコントレイル、そしてスワーヴリチャードがいますが、ここまで高い種牡馬になると、正直、あまりお得感はないですよね。(広尾TC関連で考えると、ディメンシオンによくエピファネイアをつけてくれたと思いますし、200万円のうちに配合されたセイリングホームやオピュレンスの産駒を揃えられたのはやはりラッキーでした)
1000万円オーバーの種牡馬は以上4頭に1200万円のキズナとロードカナロアを加えた6頭になります。いわゆる高額種牡馬は配合する側にも相当な覚悟がいりますから、その意味では、高額種牡馬を父に持つ募集馬はそういう覚悟のもとに生まれた期待馬である…ということは言えるでしょう。(ロードカナロア、エピファネイア、ロードカナロアと配合されているディメンシオンへの期待と覚悟のほどが窺えます(^^))
1000万円以下ゾーンになると、キンカメ系ロードカナロア産駒のサートゥルナーリア800万円に対し、今年産駒がデビューしているキンカメ系レイデオロが500万円に下がったあたりが目につきます。両馬はどちらも700万円からのスタートでしたが、正直、レイデオロはスワーヴリチャードと対照的に苦戦をしていますから…。(それでも500万円は決して安くはないと思います)
しかし、こうして眺めてみると、キンカメ系ロードカナロア産駒のパンサラッサはかなりイイ感じの需要があるんじゃないですかね。(お値段の設定によっては)サートゥルナーリアやレイデオロはちょっと高いけど…といった生産者の選択肢になりそうですし、非サンデーの血統構成に需要があるのはルーラーシップで証明されていますしね。
もちろん、ルーラーシップのような実績がある種牡馬を最初からライバルとは呼びにくいですが、芝とダートで海外G1を勝ち、天皇賞でイクイノックス(とルメールさん)を一瞬でも焦らせたパンサラッサが、初年度、2年目をうまく滑り出せば、大成功の可能性が充分にあるんじゃないかと思います。(はい、希望的観測です!)
そのためには果たしてどこにスタッドインするのかも重要ですし、早めのプロモーションで需要を喚起するのも非常に大事。その意味では、JCでのパフォーマンスは効果的なデモンストレーションだったと思いたいですし、もしかしたらそこまで考えてのJC出走だったのかな?という気がしてきます。(産駒が話題になる、というのも大切な要素ですから)
あ、またまた暴走しそうになってきました。まだ何も決まっておらず、何のアナウンスもない中なので今日のところはこの辺で。。でも何となくではありますが、種牡馬としての成功をめざすなら、このタイミングでの引退はマストなのかもしれません。(JCが2000mだったらもっと良いデモができたでしょうけれど…)
関係者の皆さんは今も諸々の調整に苦労されていると思いますが、パンサラッサが次のステージに進むために、そして成功するためには今からの数ヶ月がとても大事な気がしますので、引き続きよろしくお願いしたいと思いますm(_ _)m
矢作さんの『芝での走りを…』てコメントは会員向けではなかったのかも^^;
出来るだけ多くの生産者に期待されての種牡馬入りを!
イケると思うんですけどねぇ(^^ゞ
矢作先生の『芝での走りを…』は、明らかに会員向けではないですね(^^)
なるほど、
ディープ産駒の繁殖牝馬が多いのでキンカメ系が引くて数多ですか?
ちなみにAzさんは種付けは?(笑)
おはようございます!
引く手数多…
そうなることを祈ってます!
ちなみに私は別に引く手数多じゃありません(^^;)
ぬいぐるみはまだなのでしょうか('_'?)
アロースタッドに。
また今回のJCは馬産地に向けたデモンストレーションとしては大成功だったのではないでしょうか。どんな展示会をやるより効果があったと思います。
自分などサウジCの前からパンサラッサの引き際がずっと気になっていたので、ようやくホッとしつつあります。
出資馬の種牡馬入りがよい条件で決まるとクラブも会員も有形無形の利益がありますからね。今後の成り行きをワクワクしながら見守りたいと思います!
ありがとうございます!
後ほどチェックしてみます(^^)
ですよね!
これでクラブから正式発表があれば、ホッと一安心できます。
種牡馬の道のりも決して楽ではないですが、きっとやってくれるでしょう(^^)
本日からなんとか出社しています。
これから引退式に向けて全ての調整に集中します。
まずは名古屋の宿キャンセルからですが,まさか「今週中京で!」なんて無いですよね?
陣営の宿や馬運車他全て手配されているはずなので...
有馬記念DAYはイクイノックス等も検討されているだろうし...