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民主党は大丈夫? 岡田克也氏、フジテレビ報道2001出演

2009-06-28 10:16:50 | その他
以下、フジテレビ報道2001での黒岩キャスターと岡田克也民主党幹事長のやりとりです。(テレビで見たものを記憶によってまとめていますので、表現や語句などは実際のものと違う場合があることをお断りしておきます。)

黒岩キャスター:政権交代はあくまでも手段だと思います。政権交代が大事なのではなく、交代したら日本がどう変わるのかを説明して頂かないと…。自民党から民主党に政権が変わると、何が具体的に変わりますか?

岡田幹事長:いろいろありますが、一番は、今の政治の諸悪の根源である“しがらみ”が断ち切れます。

黒岩キャスター:具体的にはどういうことですか?

岡田幹事長:例えば、麻生総理がやりたかった幼保一元化(幼稚園と保育園の一元化)、これは結局文教族と厚労族、文科省と厚労相の既得権争いのために実現できませんでした。こういう旧来のしがらみが政権交代によって断ち切れるので、国民目線の政策がどんどん実現できるようになります。

黒岩キャスター:なるほど…。

限られた時間での発言なのでよく分からないところもありますが、『民主党は霞ヶ関官僚機構と対決し、既得権限と結びついている彼らの政策を採用しない。政治家主導で政策立案が出来るので世の中がよくなる。』と言っているように聞こえました。

良くない“しがらみ”を断ち切ることは、確かに必要なことだと思いますし、改革の第一歩だと思います。でも、長い間につくられた今の仕組みは“政権交代すれば過去のしがらみが無くなる”というような単純な問題なのでしょうか?とてもそうは思えません。
例えばもし、民主党が政権をとったら、今度は民主党を支持している団体・勢力と政府との新たな“しがらみ”が出来るわけで、実際にその団体がどんな政治的目的を持った勢力なのかを知らなければ、どちらが良いかの判断はできません。(そういう団体の目的に沿った政策が、“政治家主導でどんどん実現する”のはちょっと…。)

民主党が怪しいのは、『官僚や政治家といった権力者と企業経営者や一部の金持ちが、純粋無垢で善良なる大多数の国民から富を搾取し、不幸に陥れている』という極めて左翼的な認識論に立っているように見えるところです。(実際の世の中は、そんなに単純な対決構造ではないですよね。)
そういう前時代的な政党の姿を見てしまうと、ついつい『この人たちは何も分かっていない人達なのでは…』とか『本当は別の目的があるのでは…』あるいは『やはり支持団体には逆らえないのか…』などと思って不安になるのです。

これほど自民党がだらしない状況にありながら、いまだに『民主党よりはマシ』という人が多くいるのは、やはり民主党が実現したいと思っている将来の日本像に不安を持っているるからだと思います。それを払拭するためにも、民主党は、個々の政策論ではなく、まずは将来のビジョン(思想、信条とは言いませんが)を示し、戦略方針を示すべきだと思います。(“友愛社会の実現”みたいな寝言だけではダメです。)

今までの民主党は支離滅裂で怪しいのですが、『これからは違う』というのならば聞いてみたいと思います。

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