【ラジオNIKKEI賞】エキサイトバイオが馬群をさばいて抜け出す!荻野極騎手は結婚後初の重賞V:サンスポZBAT!
第74回ラジオNIKKEI賞(3歳オープン、G3、芝1800m)は、ハンデ53キロ荻野極騎手の4番人気エキサイトバイオ(牡、栗東・今野貞一厩舎)が中団のインをロスなく追走すると、直線で馬群をさばいて抜け出し勝利。夏のみちのくで重賞初挑戦Vを飾り、秋への飛躍につなげた。荻野極騎手は結婚後初の重賞勝利、今野貞一調教師は開業14年目で待望のJRA重賞初勝利となった。タイムは1分46秒9(良)。
半馬身差の2着にはハンデ56キロのセンツブラッド(2番人気)、さらにクビ差遅れた3着にハンデ53キロのインパクトシー(8番人気)が入り、1番人気で55キロのトレサフィールはマイペースの逃げに持ち込むも直線力尽き6着に敗れた。
エキサイトバイオは、父レイデオロ、母アニメイトバイオ、母の父ゼンノロブロイという血統。北海道安平町・ノーザンファームの生産馬。通算成績は7戦2勝。重賞は初勝利。今野貞一調教師、荻野極騎手ともにラジオNIKKEI賞は初勝利。
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久しぶりに重賞でバイオの勝負服が躍動するところを見て、『おおおおーっ!』と感心していたら、なんとエキサイトバイオのお母さんはあのアニメイトバイオだったんですね!
いや、アニメイトバイオと言っても、若いファンには何のこっちゃかもしれませんが、彼女は一般ファンに分かりやすく言うとアパパネ世代、広尾ロングラン会員に分かりやすく言うならステラリード世代の牝馬で、桜花賞、オークスなどアパパネやステラと一緒に走った中なんですよね。(オークスの直線で勝負服を見間違え、応援したのは良い思い出です(^^;))
そのアニメイトバイオにレイデオロのエキサイトバイオがラジオNIKKEI賞を勝つなんて、単に懐かしい以上に嬉しい気持ちになりましたし、いっそ、ステラリードにレイデオロのパラディオンにもラジオNIKKEI賞を勝って欲しいなと(^^ゞ
(長く競馬、一口馬主をやっていると、この手の与太話がたくさんできて楽しいです)
今年のラジオNIKKEI賞は何が勝つか全くわからない混戦ムードでしたが、エキサイトバイオが最後に突き抜けた時の脚は出色でしたし、レイデオロ産駒にもっと頑張って欲しい私としては、今後も注目していきたい馬になりました。
**2025/6/29福島11R ラジオNIKKEI賞(G3/芝1800m)・良**
ラジオNIKKEI賞【2025年6月29日福島11R】:競馬ラボ
函館7レース 3歳以上1勝クラス(牝/芝1200m)で4着となったエスペシャリーの関係者コメントです。
◇横山和騎手のコメント 「藤岡佑介騎手とも話していたのですが、前回が好タイムとはいえ、レコードが連発していた中での時計ですので、数字はちょっと当てにならないところもあるかなと。まだ勝ち上がったばかりの馬だなという感じでした。ただ、テンも出ていますし、ケチをつけるようなところは一つもありませんので、このような競馬を続けていればチャンスはあると思います。残念ですが、それが今日ではなかったということでしょう。あれ以上、前を追いかけていたら、もっと順位を落としていたと思います」
◇四位調教師のコメント 「状態も天候も良かったですが、出遅れは勿体なかったですね。連勝できるかと思っていましたが…すみません。それでも最後まで走ってくれていました」
◆クラブのコメント 「馬体重は前走から4kg増の446kg。枠内で横を向いた時にスタートを切られてしまい出遅れましたが、内からスピードを活かして2~3番手につけてレースを進める形。直線を迎えて逃げ馬に食い下がったものの、最後は分が悪くなってしまいました。なお、このあとは、「調子も上がってきているかと思いますので、このまま北海道に置いて、あらためて2勝目を狙っていきたい」(調教師)と考えます」
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横山和騎手によれば、今日はうまく行かなかったけれど、馬にケチをつけるところは無く、そのうちに勝てるハズ…とのこと。それは全くその通りだと思いますし、そもそもエスペシャリーは成長途上ですからね。
ただ、今日の私は四位先生と同じく『あわよくば連勝を!』と意気込んでいましたし、そういう目で見てしまうといかに出遅れが痛かった…。それもこれも競馬なので仕方がないですが、どうせならロスのない競馬をさせてあげたかったです。
それでも全体的にはそれほど悪くないパフォーマンスだったと思いますし、このあとも北海道で続戦できるるのであれば、『7月の競馬にひとつ楽しみが増えた』ぐらいの感覚でいいでしょう。
昨日のブルータスもそうですが、この時期に1勝クラスの競馬を経験できたのは大きいですし、それほど高いとは感じませんでしたから、6月に未勝利馬が頑張った分、7月には1勝クラスの馬が2勝目めざして頑張って欲しいと思います!
函館7レース 3歳以上1勝クラス(牝/芝1200m)に出走したエスペシャリーは4着でした。
【レース内容】最内枠からのスタートに注目していましたが、何かが気になったのか、ゲート内で枠身をした瞬間に扉が開いてまさかの出負け。その後、ダッシュ力の違いでアッという間に2番手まで押し上げましたが、最終的にはこのロスが響いたのかもしれません。逃げた11番の後ろで快調にレースを進めているようにも見えましたが、4角を回って直線に入ったあたりで手応えが一杯に…。最後はギリギリ4着を確保してのゴールとなりました。
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いやぁ、そんなに甘くはないか…
まあ、昇級初戦ですし…
今日は仕方がなかったですね(^^;)
ストラテージュ初勝利の勢いに乗ってもう一丁!と意気込んでいましたが、昨日のブルータスに続いて昇級初戦の厳しさを思い知る結果になってしまいました。いや、昇級戦云々ではなく、ゲートでやや遅れたのが全てな気もしますけれど。。
あとはそうですね、馬体が中一週でもプラス4kgだったように、基本的に滞在競馬はあっていると思うんですよね。見た目にもハリがあって調子が良さそうでしたし、レース前には『これ、もしかしたら楽勝しちゃう?』とか思ってましたから(^^ゞ
ただ、今日はどうしても開幕週のような綺麗な馬場ではなかったですし、そのあたりもお嬢様キャラ強めのエスペシャリーには気に障る部分だったのかもしれません。
いずれにしても、思ったようなスタートができない中で、何とか4着に踏みとどまったのは悪くない結果とも言えるでしょう。1番人気だったので勝てなかったのは残念ですが、適度に休みを入れつつ使っていけば、早晩このクラスを卒業するのは間違いないでしょうし、楽しみはあとにとっておく…くらいの気持ちで見守りたいです!
(藤岡佑騎手がダメなら、どうせなら古川奈穂騎手に乗ってもらった方が…みたいなことは言いません(^^;))
**2025/6/29函館7R 3歳以上1勝クラス(牝/芝1200m)・良**
サラ系3歳上1勝クラス【2025年6月29日函館7R】:競馬ラボ
函館2レース 3歳未勝利(ダ1000m)で優勝したストラテージュの関係者コメントです。
◇古川奈騎手のコメント 「調教師からも『出して行ってほしい』と言われていましたし、馬もこの距離が2回目でうまく対応してくれました。行ききれはしませんでしたが、ハナを行く馬の直後でしっかりとリズム良く動けていましたので、直線に向いた時には交わせると思いました。手応えよく、頑張ってくれました」
◇矢作調教師のコメント 「一戦ごとに成長して馬が良くなっていますし、前走は休み明けと外枠でしたので、今回はチャンスがあるなと思っていました。鞍上も伝えたとおりに強気の騎乗でうまく乗ってくれましたよね」
◆クラブのコメント 「前走から更に6kg絞れて460kgでの出走。外からハナを奪われる格好にはなったものの、出ムチを入れてポジションを取りに行く積極的な競馬。好位のポケットで流れに乗り、直線を迎えて進路が開けると、ラストは手応え良く交わしきり、5戦目での嬉しい初勝利となりました。なお、このあとは、「北海道でもう1回くらいは使いたいと思っていますが、そこは馬の様子を見てから考えていく」(調教師)予定となっています」
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今日のレース内容は文句なし、古川奈穂騎手も矢作先生も満足してくれたようで良かったです。
馬体は使われるごとに少しずつ減り、今日は460kg(マイナス6)での出走でしたが、パドックを見る限りではこのくらいがちょうど良いのかも…といった印象。。デビュー時が486kgだったことを考えると、レースぶり良化の要因の一つに『段々と走れる身体になってきた』ことがあるのは間違いないと思います。
その上で、矢作先生の『出していって前で勝負』の指示にきっちり応える騎乗をした古川奈穂騎手は、本当にナイスプレーでした。外のコッコラーレが前に入ってきた時も落ち着いて対処できていましたし、周りを小まめにきちんと確認し、馬の気持ちを途切れさせずに導いたところなど、所属ジョッキーとして頼りになる存在になってきたのではないでしょうか。
ちなみにレースラップを確認したところ、今日は12.3-11.1-11.8-12.0-11.9秒の59.1秒でした。
ストラテージュはこの流れを余裕で差し切ったのですから、勝ち時計59.1秒以上に価値があると思いますし、今後もジワジワ成長するであろうとの希望的観測を含めれば、近々、上のクラスで戦える実力を備えてくれると思います。
今後のことに関しては、「北海道でもう1回くらいは使いたい」とのことなので、いったん(アスゴッド同様に)ご褒美のリフレッシュになりますかね。。まあ、間隔を詰めてひとつ勝てましたし、矢作厩舎の場合は馬房待ちの馬も多いでしょうから、そのあたりはボスのご判断にお任せしたいと思います、(気持ちにだいぶ余裕ができましたし(^^))
いやぁ、今日は本当に気持ちの良い勝利で良かったです。
こうなったら来月の新規募集馬、気分が良いのでさらに前向きに考えちゃおうかなぁ(^^ゞ
6月29日
— 矢作芳人厩舎【公式】 (@yahagistable) June 29, 2025
函館2R ストラテージュ
奈穂騎手 1着!
応援ありがとうございました🙌✨#広尾レース#古川奈穂#矢作厩舎 pic.twitter.com/J0GOWWRxik
函館2レース 3歳未勝利(ダ1000m)に出走したストラテージュが優勝しました!
【レース内容】ほぼ互角のスタートから押して先行、すぐ外から逃げ主張のコッコラーレの後ろ3番手を確保しました。その後、3角手前でうまく息を入れ、手応え十分に3~4角を回った時点で『これはイケるんじゃね!?』と思わせましたが、実際、直線に入ってからの脚色、手応えは一頭だけ違っていましたからね。残り100mを切って悠々と前を交わすと、最後は1馬身半差をつけての先頭ゴールとなりました!
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やりましたーーーっ!
にしても、想像以上の快勝でクリビツ!!
一戦ごとに強くなる馬って本当にいるんだ(^^ゞ
いやホント、勝つ可能性があると思ってはいたものの、3番手を確保してからのレースぶりはまさに完璧。ダントツ1番人気馬が期待に応えて勝ちました…みたいな内容だったのには正直かなり驚いています。
まあ、勝ちタイムは59.1秒なので、そんなにレベルが高くはないですが、デビューしたての頃の走りを思い起こすと全くの別馬ですし、レースを重ねるたびに少しずつ前進してきたことは相当自慢していい話だと思います。
もちろん、上のクラスでやるにはもう一段のレベルアップが必要でしょうが、いつもマジメに調教に取り組み、普段の生活においても悪さをせず、あそこが痛いここが疲れたなんてことも言わず、ジワーッと成長し続けてきたことがこの結果に繋がったのは間違いなし。これはマジで、なかなか珍しい勝ち上がりパターンじゃないでしょうか。
いやぁ、これは本当に嬉しいなぁ…
改めて厩舎の皆さんや古川奈穂騎手のサポートに感謝をしつつ、勝利のバトンをエスペシャリーに繋ぎます!
(今日の古川さんマジでナイスプレー!(^^))
**2025/6/29函館2R 3歳未勝利(ダ1000m)・良**
サラ系3歳未勝利【2025年6月29日函館2R】:競馬ラボ
シュウジデイファーム在厩のカフラーは、場内でウォーキングマシンとハッキング2000~2500mで調整しています。
◇岸本担当のコメント 「軽くお休みを挟んで右前の球節をケアしつつ、段階的に立ち上げているところ。脚元はもう落ち着いてきましたので、来月からBTC入りを再開する方向でそのタイミングを窺っています。精神的にも適度なリフレッシュにつながっているのではないでしょうか」
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右前球節の疲れについては、もうヤマ場を越えたようで、来月からのBTC入りに向けた準備が始まっています。休んだ期間としては実質2週間ほどですから、まさに「精神的にも適度なリフレッシュ」になったと言えるでしょう。
休む前は2F15-15まで進んでいて、「行きっぷりが良すぎて乗り手が抑えるのに苦労するほど」などと言われていましたし、少し気持ちを抜いてあげるにはちょうど良いタイミングだった、と思います。
ちなみに写真を見ると、(シェンロンとは全くと雅うタイプながら)アスリートっぽい良い身体つきになってきていますよね。数字は450kgほどなので、もっと増えても良いとは思いますし、欲を言えばもう少しトモのボリュームが欲しい気はするものの、全体的なバランスはこのまま崩れない方が良いと思います。
ということで、それほど身体は緩んでいないでしょうし、再びBTCでの調教が始まれば、苦労することなく以前のメニューまで戻していけるでしょう。ひとつのヤマを越えたことで、今度はさらにその先まで進んイケるでしょうし、8月後半~末にかけて、ノンストップでの北海道デビューもまだあり得るんじゃないか?と思っています(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のカフラー:公式HP(2025/6/20更新)より】
シュウジデイファーム在厩のシェンロンは、おもにBTCのダートトラックで軽め2500m、坂路でハロン17~18秒ペースのキャンター1本を消化。週1~2回の速めを乗られています。
◇岸本担当のコメント 「坂路にて3F40秒くらいまでペースアップ。見た目はドデンとしていますが、調教を進めていくなかで走りはギュッと。今は前向きすぎて抑えるのが大変なぐらいに勢いよく駆け上がっていきます。ゲート練習に関しても、当初に比べて出の反応が良くなりつつある状況です」
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3F42~43秒台までだった2週間前から3F40秒台までペースアップ。馬格がある割にはすんなりペースが上がっていますし、ヘコタレる素振りもなく「走りがギュッと」してきたのであれば期待がさらに膨らみます。
前向きさ、前進気勢もしっかりあるようですから、この調子で乗り込んでいけば、思ったより早く何らかの動きがあるかもしれません。写真を見てもモッサリした大きさは感じませんし、あえて暑い時期に無理をさせる必要はないですが、秋早々のデビューが狙える雰囲気を感じます。(岸本さんは「見た目はドデン」と仰っていますが(^^;))
あ、でもそうすると、もしかしたら9月見学会の時にはもうシュウジデイファームにいないかも…。そうだとしたら少し残念ですが、見学会のために始動を遅らせるのは全くの本末転倒、前向きに喜んであげるしかありません(^^ゞ
【シュウジデイファーム在厩のシェンロン:公式HP(2025/6/20更新)より】