9/20の野路菊ステークスを快勝し、早くも来春のクラシック最有力候補と言われていたリルダヴァル(牡2・父アグネスタキオン母ヴェイルオブアヴァロン・栗東池江泰郎厩舎)が骨折しました。
右前脚膝部分の剥離骨折で全治6ヶ月という診断のようですから、あまり軽い症状ではなく、定年を目前にひかえた池江調教師もショックを受けているだろうと思います。
現時点ではなんとも言えませんが、もしかしたら池江調教師の頭の中には、『治療がうまくいって回復が早いようなら、ダービーに間に合わせる努力をする』という選択肢もあるのかもしれません。(個人的にはかなり微妙だと思いますが・・・。)
骨折の原因については、上がり3F33.2秒という高速馬場や、タキオン産駒に共通する脚元の不安など、いろいろと言われているようですが、本当のところはよく分かりません。(複合的な要因によるものと考える方が説得力はあります。)
まあ、どんなに細心の注意を払っていても故障することがあるのがサラブレッドだ、と言ってしまえばそれまでですが・・・。
ただ、こういう将来有望な馬が故障するたびに、“無事是名馬”という言葉が思い出されますね。
そういう意味では、今、私が出資している馬たちはこれまで大きなケガをしていません。リルダヴァルと比べるつもりはありませんが、やはり、病気や怪我をせず、丈夫に頑張ってくれることが、一番の馬主孝行なのだと改めて感じさせられるニュースでした。
右前脚膝部分の剥離骨折で全治6ヶ月という診断のようですから、あまり軽い症状ではなく、定年を目前にひかえた池江調教師もショックを受けているだろうと思います。
現時点ではなんとも言えませんが、もしかしたら池江調教師の頭の中には、『治療がうまくいって回復が早いようなら、ダービーに間に合わせる努力をする』という選択肢もあるのかもしれません。(個人的にはかなり微妙だと思いますが・・・。)
骨折の原因については、上がり3F33.2秒という高速馬場や、タキオン産駒に共通する脚元の不安など、いろいろと言われているようですが、本当のところはよく分かりません。(複合的な要因によるものと考える方が説得力はあります。)
まあ、どんなに細心の注意を払っていても故障することがあるのがサラブレッドだ、と言ってしまえばそれまでですが・・・。
ただ、こういう将来有望な馬が故障するたびに、“無事是名馬”という言葉が思い出されますね。
そういう意味では、今、私が出資している馬たちはこれまで大きなケガをしていません。リルダヴァルと比べるつもりはありませんが、やはり、病気や怪我をせず、丈夫に頑張ってくれることが、一番の馬主孝行なのだと改めて感じさせられるニュースでした。
ほとんど冗談のような話ですが、これが事実だから笑ってしまいます。(不謹慎か・・・)
この本の編者、福島瑞穂氏は、ご存知の通り現政権で“少子化対策推進”を担当している大臣です。別に絶対ダメとは言いませんが、鳩山首相も、もうちょっと考えてから人選できなかったのでしょうか・・・。
ちなみに、(福島大臣の名誉のために)誤解を招くといけないので補足しますが、この本は『子供を産むな!産まない方が楽しいぞ!』ということを、一方的に奨励するために書かれたものではないようです。
簡単に言うと、『子供を産む生き方と子供を産まない生き方を、もっと自由に選択できる世の中にした方がいいでしょ!』という、典型的な勘違いフェミ系思想に基づく話が延々と書かれた本のようです。(なんだかもっとタチが悪い本に思えてしまったとしたら申し訳ありません。)
残念ながら私はこの本を読んでいないし、読む予定もないのでこれ以上コメントできませんが、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
この本の編者、福島瑞穂氏は、ご存知の通り現政権で“少子化対策推進”を担当している大臣です。別に絶対ダメとは言いませんが、鳩山首相も、もうちょっと考えてから人選できなかったのでしょうか・・・。
ちなみに、(福島大臣の名誉のために)誤解を招くといけないので補足しますが、この本は『子供を産むな!産まない方が楽しいぞ!』ということを、一方的に奨励するために書かれたものではないようです。
簡単に言うと、『子供を産む生き方と子供を産まない生き方を、もっと自由に選択できる世の中にした方がいいでしょ!』という、典型的な勘違いフェミ系思想に基づく話が延々と書かれた本のようです。(なんだかもっとタチが悪い本に思えてしまったとしたら申し訳ありません。)
残念ながら私はこの本を読んでいないし、読む予定もないのでこれ以上コメントできませんが、興味のある方は調べてみてはいかがでしょうか。
先程の記事『本当に大丈夫? 国際公約になったCO2削減目標』に関連して、とても分かりやすい解説記事があったので、紹介しておきます。
興味のある方は全文を読んでいただければと思いますが、“目標が高すぎる”とする人達が心配するポイントは、大体以下のとおりです。民主党政権は、できるだけ早くこれらのポイントについて説明する必要があると思います。
1.1990年比で25%削減という目標は、実質的には米国やEUと比べても突出して高い
(その割には、国内産業に与えるデメリットも含めた定量的分析が杜撰)
2.日本国民に対し、かなりの負担増を強いる政策であることが説明されていない
3.産業界との合意形成が出来ていないため、達成のための具体的道筋がない
4.諸条件の変化に関わらず、25%削減が国際公約として一人歩きしてしまう
MSN産経ニュース 『【イチから分かる】民主党のCO2削減目標 「無理がある」と批判も』
----ここから引用(抜粋)-----------------------------
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、2020(平成32)年までに1990年比25%(05年比30%)削減する-。
民主党の打ち出した公約が、議論を呼んでいる。高い目標を掲げることで国内の技術革新を生み出し、国際交渉では主要排出国をポスト京都議定書の削減枠組みに引き入れる。そんな思惑の一方、家庭や企業は過大な負担を被ることになりかねない。
◆
民主党の描くシナリオは次のようなもの。
削減した温室効果ガスを販売できる国内排出量取引制度を創設し、省エネ努力をビジネスに結びつけて技術革新を誘引する。
また、太陽光発電を普及させるため、余剰電力買い取り制度を風力、地熱など全再生可能エネルギーを対象にした制度に置き換え、国内の化石燃料使用量を減らす。
そして地球温暖化対策税を創設、財源をまかなう。
ある試算によると、25%削減を実現するには、1世帯当たり年間36万円の負担に加え、失業率の増加やエネルギー多消費産業の生産規模縮小(海外移転)が避けられない。
この試算について民主党は「技術革新による経済効果が含まれていない」としているが、政策を実行した場合に国民生活に与える影響や、目標達成のための具体的道筋は示されていない。
試算は国内の削減努力を積み上げた“真水”で算出しているめ、排出量取引や森林吸収源を含む25%削減案との単純比較は困難。しかし、仮に10%を排出量取引で賄う場合の購入費用を現在の市場価格で換算すると、毎年数千億円が海外に流れることになる。(その費用は?)
◆
ポスト京都議定書の交渉期限である12月、コペンハーゲンで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開かれる。ただ、先進国と新興国との溝は深く、期限までに決着する見通しは立っていない。
中国、インドなどの新興国側は温室効果ガス削減の義務化を警戒。「温暖化は先進国の歴史的責任」との立場を譲らない。7月の主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で目指した「2050年までに世界全体で排出量を半減」という目標は、合意できなかった。
05年比で並べた場合、鳩山政権の目指す日本の30%削減は米国の14%、EUの13%に比べて突出して高く、05年比15%前後の削減幅で歩調を合わせてきた日米関係への波及が懸念される。
「主要排出国の参加」が条件とはいえ、「25%削減」は国際公約として独り歩きする恐れも出ている。
----ここまで引用(抜粋)-----------------------------
興味のある方は全文を読んでいただければと思いますが、“目標が高すぎる”とする人達が心配するポイントは、大体以下のとおりです。民主党政権は、できるだけ早くこれらのポイントについて説明する必要があると思います。
1.1990年比で25%削減という目標は、実質的には米国やEUと比べても突出して高い
(その割には、国内産業に与えるデメリットも含めた定量的分析が杜撰)
2.日本国民に対し、かなりの負担増を強いる政策であることが説明されていない
3.産業界との合意形成が出来ていないため、達成のための具体的道筋がない
4.諸条件の変化に関わらず、25%削減が国際公約として一人歩きしてしまう
MSN産経ニュース 『【イチから分かる】民主党のCO2削減目標 「無理がある」と批判も』
----ここから引用(抜粋)-----------------------------
二酸化炭素(CO2)などの温室効果ガスを、2020(平成32)年までに1990年比25%(05年比30%)削減する-。
民主党の打ち出した公約が、議論を呼んでいる。高い目標を掲げることで国内の技術革新を生み出し、国際交渉では主要排出国をポスト京都議定書の削減枠組みに引き入れる。そんな思惑の一方、家庭や企業は過大な負担を被ることになりかねない。
◆
民主党の描くシナリオは次のようなもの。
削減した温室効果ガスを販売できる国内排出量取引制度を創設し、省エネ努力をビジネスに結びつけて技術革新を誘引する。
また、太陽光発電を普及させるため、余剰電力買い取り制度を風力、地熱など全再生可能エネルギーを対象にした制度に置き換え、国内の化石燃料使用量を減らす。
そして地球温暖化対策税を創設、財源をまかなう。
ある試算によると、25%削減を実現するには、1世帯当たり年間36万円の負担に加え、失業率の増加やエネルギー多消費産業の生産規模縮小(海外移転)が避けられない。
この試算について民主党は「技術革新による経済効果が含まれていない」としているが、政策を実行した場合に国民生活に与える影響や、目標達成のための具体的道筋は示されていない。
試算は国内の削減努力を積み上げた“真水”で算出しているめ、排出量取引や森林吸収源を含む25%削減案との単純比較は困難。しかし、仮に10%を排出量取引で賄う場合の購入費用を現在の市場価格で換算すると、毎年数千億円が海外に流れることになる。(その費用は?)
◆
ポスト京都議定書の交渉期限である12月、コペンハーゲンで国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)が開かれる。ただ、先進国と新興国との溝は深く、期限までに決着する見通しは立っていない。
中国、インドなどの新興国側は温室効果ガス削減の義務化を警戒。「温暖化は先進国の歴史的責任」との立場を譲らない。7月の主要国首脳会議(ラクイラ・サミット)で目指した「2050年までに世界全体で排出量を半減」という目標は、合意できなかった。
05年比で並べた場合、鳩山政権の目指す日本の30%削減は米国の14%、EUの13%に比べて突出して高く、05年比15%前後の削減幅で歩調を合わせてきた日米関係への波及が懸念される。
「主要排出国の参加」が条件とはいえ、「25%削減」は国際公約として独り歩きする恐れも出ている。
----ここまで引用(抜粋)-----------------------------
MSN産経ニュース 『鳩山首相の野心的な国連演説 その実現性は?』
----ここから引用(抜粋)--------------------------
鳩山由紀夫首相が22日の国連気候変動首脳会合で「公約」した日本の温室効果ガスの25%削減は、野心的な内容だ。首相は「鳩山イニシアチブ」も提唱し、2013年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み(ポスト京都議定書)交渉もリードしたい考え。ただ、その実現性には不透明な部分もある。
各国は、地球温暖化対策を進めるという総論では一致している。ただ、国際交渉の場は、「日本が高い目標を掲げれば、他の国は表向き拍手し、影ではひそかに笑う」(交渉筋)といわれるほど厳しい世界だ。
温室効果ガスの排出削減の取り組みは、削減量そのものではなく、「将来の世界的な排出量とエネルギー消費量、経済成長の余地を決め、各国で奪い合うこと」(同)でもある。
鳩山首相には、今回公約した自国の25%削減の道筋だけでなく、各国の賛同と協力を得て、どう交渉合意に貢献するのか、早急に国内外に具体策を示すことが求められる。
----ここまで引用(抜粋)--------------------------
鳩山首相の“高すぎる削減目標”が各国から賞賛されているというニュースを聞くたびにとても心配になります。(おだてられて木に登らされ、降りられなくなって笑い者になるんじゃないかと・・・。)
目標実現の道筋が困難だというだけならまだしも、出来そうもないということが分かった時に(このままでは、いずれ分かるんですけど・・・)、国内外に向かって、『温室効果ガス削減目標の主要排出国間合意が得られなかったから(前提が崩れたので)あの公約はチャラです。』などと、平気な顔で言い出すのだけはやめて欲しいです。
国際社会の現実は、私たちが考える以上にタフなものだと思ったほうが良いです。
そんなところで前述のような、“あらかじめ用意された言い訳”でその場を凌ぐことは、その人、その国のレベルを見透かされるだけで、最悪のオプションですからね。
(なんでこんなことを書くかというと、岡田外相が25%削減の実現性を問われたときに、『前提条件ツキだから(約束だけど)やらなくても・・・』みたいなことを言っていたんですよね。でも、普通はそんなこと言うヤツ信用されないですよね。)
まあ、今更鳩山首相に文句を言ったところで、この話はもう世界中に宣言されてしまっています。日本人が国際的に嘘つきにならないようにするためには、我々自身が生活スタイルの見直しをする必要もありそうです。
多少出費はかさむでしょうし(家庭あたり年間36万負担増という試算もあるようです)、不便なことも多くなるかもしれませんが、仕方がないですね。なんと言っても、日本の場合、1990年比でCO2排出量が一番増えているのは、家庭からのものですから。(産業分野の排出量は減っています。さすが、日本の産業界ですね!)
----ここから引用(抜粋)--------------------------
鳩山由紀夫首相が22日の国連気候変動首脳会合で「公約」した日本の温室効果ガスの25%削減は、野心的な内容だ。首相は「鳩山イニシアチブ」も提唱し、2013年以降の地球温暖化対策の国際的枠組み(ポスト京都議定書)交渉もリードしたい考え。ただ、その実現性には不透明な部分もある。
各国は、地球温暖化対策を進めるという総論では一致している。ただ、国際交渉の場は、「日本が高い目標を掲げれば、他の国は表向き拍手し、影ではひそかに笑う」(交渉筋)といわれるほど厳しい世界だ。
温室効果ガスの排出削減の取り組みは、削減量そのものではなく、「将来の世界的な排出量とエネルギー消費量、経済成長の余地を決め、各国で奪い合うこと」(同)でもある。
鳩山首相には、今回公約した自国の25%削減の道筋だけでなく、各国の賛同と協力を得て、どう交渉合意に貢献するのか、早急に国内外に具体策を示すことが求められる。
----ここまで引用(抜粋)--------------------------
鳩山首相の“高すぎる削減目標”が各国から賞賛されているというニュースを聞くたびにとても心配になります。(おだてられて木に登らされ、降りられなくなって笑い者になるんじゃないかと・・・。)
目標実現の道筋が困難だというだけならまだしも、出来そうもないということが分かった時に(このままでは、いずれ分かるんですけど・・・)、国内外に向かって、『温室効果ガス削減目標の主要排出国間合意が得られなかったから(前提が崩れたので)あの公約はチャラです。』などと、平気な顔で言い出すのだけはやめて欲しいです。
国際社会の現実は、私たちが考える以上にタフなものだと思ったほうが良いです。
そんなところで前述のような、“あらかじめ用意された言い訳”でその場を凌ぐことは、その人、その国のレベルを見透かされるだけで、最悪のオプションですからね。
(なんでこんなことを書くかというと、岡田外相が25%削減の実現性を問われたときに、『前提条件ツキだから(約束だけど)やらなくても・・・』みたいなことを言っていたんですよね。でも、普通はそんなこと言うヤツ信用されないですよね。)
まあ、今更鳩山首相に文句を言ったところで、この話はもう世界中に宣言されてしまっています。日本人が国際的に嘘つきにならないようにするためには、我々自身が生活スタイルの見直しをする必要もありそうです。
多少出費はかさむでしょうし(家庭あたり年間36万負担増という試算もあるようです)、不便なことも多くなるかもしれませんが、仕方がないですね。なんと言っても、日本の場合、1990年比でCO2排出量が一番増えているのは、家庭からのものですから。(産業分野の排出量は減っています。さすが、日本の産業界ですね!)