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とりあえず一口馬主の楽しいこと

気合の出資馬応援と飲み食い! たま~に趣味の話題など。。(^^ゞ

パンサラッサ:2023サウジカップ 1000万ドルの逃走劇!!

[大阪杯(G1)]ベラジオオペラ、逆転のG1初制覇!

2024-03-31 17:02:52 | JRA G1・重賞戦線

【大阪杯】ベラジオオペラがゴール前の大接戦制しG1初勝利!春の古馬中距離王に輝く:サンスポZBAT!
(大阪杯、2024年3月31日 15:40、G1、阪神11R、芝・右2000m)
第68回大阪杯(4歳以上オープン、G1、芝2000m)は、横山和生騎手の2番人気ベラジオオペラ(牡4歳、栗東・上村洋行厩舎)が好スタートから2番手を追走すると、直線でしぶとく伸びてゴール前の大接戦を制した。昨年の日本ダービー(4着)以来のG1挑戦で初のビッグタイトルを獲得し、春の古馬中距離王に輝いた。タイムは1分58秒2(良)。
クビ差の2着にはローシャムパーク(3番人気)、さらにアタマ差遅れた3着にルージュエヴァイユ(11番人気)が入った。なお、1番人気のタスティエーラは11着に敗れた。
ベラジオオペラは、父ロードカナロア、母エアルーティーン、母の父ハービンジャーという血統。通算成績は8戦5勝。重賞は2023年フジテレビ賞スプリングS(G2)、チャレンジC(G3)に次いで3勝目。上村洋行調教師はJRA・G1初勝利、横山和生騎手は大阪杯初勝利。

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今年の大阪杯を勝ったベラジオオペラは昨年のダービー4着後に休養に入り、半年後に挑んだチャレンジカップで1着、明けて4歳となった京都記念で2着と実績を積んでここがG1初勝利。1番人気だったタスティエーラが一体どうしちゃったのかはさて置いて、スローの番手からソツなく抜け出して勝ち切ったのは立派でしたし、ドバイ組がいないことを差し引いても、充分に称賛に値するG1初勝利だったと思います。(ロードカナロ産駒らしい成長力を見せてくれました)

その一方で、ダービー馬のタスティエーラ、ダービー2着のソールオリエンスは全然ダメでしたねぇ…。特別な敗因があったのであればアレですが、なんでこんなに走らなかったのか、とても残念な結果に終わってしまいました。

特に、タスティエーラは有馬記念が5番人気6着で今日は1番人気11着。。馬が自信を無くしていなければイイのですが、門外漢の私が見ていても少し心配な負け方だったと思います。

まあ、冷静に考えると、最初から最後までずっと強い馬というのはなかなか出てこないですよね。競走馬としてのピークをどこに持ってくるかはそう簡単にコントロールできませんし…。個人的には、古馬になっても息長く活躍してくれる馬がありがたいとは思うものの、ダービーが目の前にあったら多少は無理させちゃうでしょうしね。

あ、タスティエーラ陣営がそうだと言う気は全然無くて、あくまで一般論として…なので悪しからずm(_ _)m

 

**2024/3/31阪神11R 大阪杯(G1/芝2000m)・良**

大阪杯【2024年3月31日阪神11R】:競馬ラボ

 

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2024年ドバイWCデーはまさかの日本馬2着祭り!(^^;)

2024-03-31 02:47:33 | JRA G1・重賞戦線

【ドバイワールドC】前年覇者ウシュバテソーロは2着で国内歴代賞金王に 地元UAEのローレルリバーが圧勝:サンスポZBAT!

【ドバイシーマクラシック】シャフリヤール2着、リバティアイランド3着 制したのは地元UAEのレベルスロマンス:サンスポZBAT!

【ドバイターフ】日本馬はナミュールが僅差2着、ダノンベルーガ3着 制したのはフランスの伏兵ファクトゥールシュヴァル:サンスポZBAT!

【ドバイゴールデンシャヒーン】日本馬はドンフランキーが2着 制したのは地元UAEのタズ:サンスポZBAT!

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UAEダービーを矢作厩舎のフォーエヴァーヤングが見事に制し、これは今年も日本馬大活躍か!?と思ったものの、終わってみればあと一歩勝ち切れずの2着祭りに…。いや、2、3着にはきっちり入っているので、日本馬が世界に通用することは明らかですが、やはり、国際G1を海外で勝つというのは並大抵のことではないんですね。

印象的だったのは、ワールドカップを勝ったローレルリバーの異次元の強さ、それからナミュール、ダノンベルーガ、シャフリヤール、リバティアイランドが上位入線を果たした、芝中距離路線における日本馬の層の厚さでしょうか。

逆に少し残念だったのは、ドバイターフで出負けをし、直線で前が開かずに5着に沈んだドウデュース、それから、明らかにスローペースに泣いた3冠牝馬のリバティアイランド(3着)ですかね。いや、ウシュバテソーロも残念と言えば残念なのですが、ローレルリバーの3~4角の手応えと8馬身半という決定的な差を思い起こすと、まあ、これはしゃあないよなと(^^;)

その点、ドウデュース、リバティアイランドは展開次第で勝つチャンスがあったと思いますし、実力を出し切れなかったかも…という点において口惜しさが残るレースだったかもしれません。ちなみにシーマクラシックは1000m通過が63秒ぐらいだったですかね。。ターフの勝ち時計が1分45秒台だったことを考えると、そんなに時計の掛かる馬場だったとも思えませんし、リバティアイランドはあの位置からよく3着まで上がってきた…とも言えそうです。

その意味では、シーマクラシックで2着に入った藤原厩舎のシャフリヤールはさすがでした。レベルスロマンスを捉えきることはできませんでしたが、ドバイでC.デムーロ騎手を乗せ続けての好勝負、藤原先生はやはり侮れないですなぁ…。

何だかバラバラの感想になってしまって申し訳ないですが、まあ、今年は出資馬の遠征もありませんでしたし、昨年までとは違った気楽さで日本馬を応援させてもらいました。

そんな中でウシュバテソーロが、早くもイクイノックスの記録を抜いて歴代賞金王になったのは、今後の『一口馬主の夢』という点で大きなトピックなのではと。つまり、『中東で活躍できそうな血統の馬、海外遠征に積極的な厩舎の馬を選んでデッカイ夢を追いかける』という、数年前とは違った遊び方が流行ってもおかしくない気がします。

いや、もちろんそんな馬がゴロゴロ転がっているハズはないのですが、非常に層の厚い日本の芝路線を狙うとなると、比較的募集価格の高い馬に行かざるを得ない面がありますからね、と考えると、相対的にリーズナブルな傾向があるダート血統の馬を狙うのもアリでしょう。。そうですねぇ、現実的には芝砂兼用タイプの中価格帯の馬で夢が見られたら…(例えばパンサラッサの初年度産駒とかで(^^))という感じが楽しいかもしれません(^^ゞ

 

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[高松宮記念(G1)]マッドクールG1初制覇、坂井瑠星騎手は中京G1連勝!

2024-03-24 16:45:19 | JRA G1・重賞戦線

【高松宮記念】マッドクールがアタマ差の大接戦制す!重賞初勝利で春のスプリント王に:サンスポZBAT!
(高松宮記念、2024年3月24日 15:40、G1、中京11R、芝・左1200m)
第54回高松宮記念(4歳以上オープン、G1、芝1200m)は、坂井瑠星騎手の6番人気マッドクール(牡5歳、栗東・池添学厩舎)が好位のインをロスなく追走すると、直線で馬場の内から力強く抜け出し、ナムラクレア(2番人気)の猛追をアタマ差振り切ってゴール。3度目のG1挑戦で重賞初勝利を決め、春のスプリント王に輝いた。馬主のサンデーレーシングは史上初となる障害を含むJRA・G1・26レース完全制覇。タイムは1分8秒9(重)。
2着からさらに3馬身遅れた3着に香港馬ビクターザウィナー(5番人気)が入り、1番人気のルガルは10着に敗れた。
高松宮記念を勝ったマッドクールは、父Dark Angel、母Mad About You、母の父Indian Ridgeという血統。通算成績は12戦6勝(うち海外1戦0勝)。重賞は初勝利。池添学調教師、坂井瑠星騎手ともに高松宮記念は初勝利。

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粘りましたねぇ、マッドクール。ゲートを決めて位置をとりに行った作戦も良かったですし、内ラチ沿いを先行した時の坂井騎手は本当にしぶといし勝負強いです。単勝9.6倍ながら6番人気と、昨年のスプリンターズS・2着でナムラクレアに先着している割りにはアレな評価でしたが、混戦になるとこういうタイプの馬は怖いですね。

ちなみにマッドクールの血統表を見ると、母系にはIndian Ridge、デインヒル、Sadler's Wellsといかにもな馬が並んでいて、今日のような渋った馬場はお誂え向きの舞台だったと言えそうです。

それにしても坂井騎手の活躍は素晴らしい。中京G1で言えばレモンポップのチャンピオンズCに続く連勝になりますし、先行力を活かすという勝負のカタチを持っているのは強みでしょう。

もしもこういう形で結果を残し続けていけば、そのうちに川田将雅騎手を脅かす存在になるのではとすら…。そうなった時に冷たくされないかは心配ですが(^^;)、世間様が認知する前から応援していた立場としては、やはり嬉しい限りです。

噂によれば、どうやら坂井騎手はイケメン過ぎるという大きな課題も乗り越えつつある(?)ようですし、近い将来、矢作先生が期待しておられるような、日本の枠にとらわれない真のトップジョッキーになって欲しいと思います。

(そのお手伝いをバスラットレオンはじめ、自分の出資馬で出来たら最高です(^^ゞ)

ところでサンデーレーシングさんは『障害を含むJRA・G1・26レース完全制覇』なんですね。逆に、高松宮記念は勝ってなかったんだ…という気がしてしまいますが、とにかくこちらもさすがな記録です。

ということで、まだまだ弱小の広尾TCとしては、ビッグクラブに対抗しようなどとあまり上を見過ぎずに、地に足をつけて着実に前進していくしかなさそうです… (私が言うのも何ですけれどm(_ _)m)

 

**2027/3/24中京11R 高松宮記念(G1/芝1200m)・重**

高松宮記念【2024年3月24日中京11R】:競馬ラボ

 

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[毎日杯(G3)]メイショウタバル、坂井瑠星騎手ナイスプレー!

2024-03-24 05:18:05 | JRA G1・重賞戦線

【毎日杯】ゴールドシップ産駒のメイショウタバルが6馬身差の圧勝! 坂井瑠星騎手「余裕すら感じました」:サンスポZBAT!
(毎日杯、2024年3月23日 15:35、G3、阪神11R、芝・右外1800m)
第71回毎日杯(G3、芝・外1800m)は、坂井瑠星騎手の5番人気メイショウタバル(牡、栗東・石橋守厩舎)が好スタートから先手を奪うと、直線で後続を6馬身突き放す圧勝。重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分46秒0(重)。
2着に1番人気に支持されたノーブルロジャー、さらにクビ差遅れた3着に4番人気ベラジオボンドが入った。
メイショウタバルは、父ゴールドシップ、母メイショウツバクロ、母の父フレンチデピュティという血統。戦績5戦3勝。重賞は初勝利。石橋守調教師は待望のJRA重賞初制覇、坂井瑠星騎手は毎日杯初勝利。
◆坂井瑠星騎手(1着 メイショウタバル)「過去のレースや血統背景、馬場傾向を見て内1頭分だけ良かったのでそこを狙っていきました。返し馬の感触が良かったですし、非常に強い内容で余裕すら感じました。ゴールドシップ産駒ですし、こういう馬場も好きなんだと思います。乗りやすい馬ですし、楽しみな馬です」

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昨日の毎日杯での坂井騎手はまさにナイスプレー、見事な重賞勝ちだったと思います。

ちなみに坂井瑠星騎手のコメント「馬場傾向を見て内1頭分だけ良かったのでそこを狙っていきました」については、テラステラが3着になった丹波特別で、見事に逃げ切ったヒルノショパンを見て確信したところがあったのでしょう。馬場はゴールドシップ産駒にお誂え向きの重馬場でしたし、ノーブルロジャーが控えてくれた分、余力充分に逃げることができていました。

ということなのですが、それにしても6馬身差とはメイショウタバルも強かったです。

1000m通過が59.6秒とソコソコ落ち着いていたとはいえ、自らペースを作って上り3Fも最速、6馬身負かしたノーブルロジャーはシンザン記念勝ち馬ですからね。馬場や展開が向いたところはあるにせよ、ハッキリ逃げの手に出たのは今回が初めてですし、型にハマったら侮れない存在として注目しないワケにはいかないでしょう。

メイショウタバルはここが6戦目と経験が豊富ですし、坂井騎手は「乗りやすくて楽しみな馬」と仰っています。それでもこういうタイプは常に伏兵扱いになりがちですが、このあとはどうするのかなぁ…。

 

**2024/3/23阪神11R 毎日杯(G3/芝1800m)・重**

毎日杯【2024年3月23日阪神11R】:競馬ラボ

 

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[スプリングS(G2)]シックスペンス一躍皐月の有力馬に!

2024-03-17 16:38:12 | JRA G1・重賞戦線

【スプリングS】シックスペンスが後続置き去り3馬身半差の完勝!無傷3連勝でクラシック候補に浮上:サンスポZBAT!
(フジテレビ賞スプリングステークス、2024年3月17日 15:45、G2、中山11R、芝・右1800m)
第73回フジテレビ賞スプリングステークス(3歳オープン、牡・牝、G2、芝1800m)は、クリストフ・ルメール騎手の1番人気シックスペンス(牡、美浦・国枝栄厩舎)が3番手追走から3~4コーナーをスムーズに回って直線に入ると、抜群の伸び脚で一気に抜け出して完勝。新馬戦、ひいらぎ賞に続くデビューから無傷3連勝で、混戦ムード漂う牡馬クラシックの有力候補に浮上した。C・ルメール騎手は今年初のJRA重賞制覇で、2011年から14年連続JRA重賞制覇となった。タイムは1分49秒4(良)。
3馬身半差の2着にはアレグロブリランテ(9番人気)、さらに1馬身遅れた3着にルカランフィースト(4番人気)が入り、上位3頭が皐月賞(4月14日、中山競馬場、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。
シックスペンスは、父キズナ、母フィンレイズラッキーチャーム、母の父Twirling Candyという血統。通算成績は3戦3勝。重賞は初勝利。国枝栄調教師はスプリングS初勝利、C・ルメール騎手は18年ステルヴィオに次いで2勝目。

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10頭立て、向こう正面が強い向かい風、直線は追い風という特殊な条件だったスプリングSを制したのは、中山マイル2戦2勝のシックスペンスでした。戦前は距離延長がどうなの?との話もありましたが、1000m63秒のスローペースにも難なく対応していましたし、上り3F33.3秒の脚も優秀で、一躍皐月賞の有力馬に名乗りをあげた形になりました。

それにしても、いくらスローペースの前残り競馬だったとは言え、3番手からレースを進めた馬が上り最速で3馬身半突き抜けたということは、少なくともこの中では力が違ったということでしょう。さすがに本番は全く違った展開になるでしょうが、レースセンスがあって立ち回りも上手そうだし、底が見えていないのも魅力的ですね。

キズナ産駒は、牝馬はソングラインとアカイイトがG1を勝っていますが、牡馬はバスラットレオン、ディープボンド等のG2勝ちまで。もしもシックスペンスがクラシックを勝つようなら、ある意味、見えない壁を突き破ることになって… 結果としてその勢いがバスラットレオンにも伝わってくれたら嬉しいなぁ…です!

ちなみに往年のシックスセンスを知っている私からすると、何となくシックスペンスという馬名には違和感を覚えますが、成績で上回ればこちらがシックス〇ンスの本家になるかもしれず、その意味でも本番・皐月賞に注目したいと思います(^^ゞ

 

**2024/3/17中山11R スプリングステークス(G2/芝18/00m)・良**

フジテレビ賞スプリングステークス(皐月賞トライアル)【2024年3月17日中山11R】:競馬ラボ

 

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[金鯱賞(G2)]プログノーシス貫禄の5馬身差圧勝!

2024-03-10 16:25:51 | JRA G1・重賞戦線

【金鯱賞】プログノーシスが内突いて5馬身差の圧勝!連覇達成しG1取りへ好発進:サンスポZBAT!
(金鯱賞、2024年3月10日 15:25、G2、中京11R、芝・左2000m)
第60回金鯱賞(G2、芝2000m)は、川田将雅騎手の2番人気プログノーシス(牡6歳、栗東・中内田充正厩舎)が中団後方から直線で前が開くと最内を突いて、グングンと脚を伸ばし5馬身の圧勝。タップダンスシチー(2003~05年に3連覇)、ヤマカツエース(16・17年)以来3頭目の金鯱賞連覇を達成し、悲願のG1取りへ好発進を決めた。タイムは1分57秒6(良)。
2着には昨年の菊花賞馬ドゥレッツァ(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に約2年2カ月ぶりの復帰戦となったヨーホーレイク(6番人気)が入った。
プログノーシスは、父ディープインパクト、母ヴェルダ、母の父Observatoryという血統。通算成績は13戦7勝(うち海外2戦0勝)。重賞は23年金鯱賞(G2)、札幌記念(G2)に次いで3勝目。中内田充正調教師は19年ダノンプレミアム、23年プログノーシスに次いで金鯱賞3勝目、川田将雅騎手は14年ラストインパクト、19年ダノンプレミアム、23年プログノーシスに次いで4勝目。

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プログノーシスvsドゥレッツァの構図だった今年の金鯱賞。ディープ産駒とドゥラメンテ産駒の対決もあと何回見られるの…という時代ですし、G1級の大モノが一気に抜けた古馬中長距離路線の今後を占う意味でも、注目の一戦だったと思います。

そして結果はプログノーシスの5馬身差圧勝!

さすがに昨年の秋天でイクイノックスの3着だっただけあって、今日は本当に強かったです。

まあ、中団から直線で外に持ち出して何とか2着に追い込んだドゥレッツアと、さらに後方からインを突いて抜け出したプログノーシスでは立ち回りに大きな差がありましたが、あのカタチから5馬身突き抜けるのは力が上という証拠でもあり。。次が大阪杯なのか海外なのかは分かりませんが、2000m路線での初G1制覇が完全に視野に入ってきましたね。

一方のドゥレッツアは直線入り口で多少のロスがあったものの、単純な切れ味勝負だと少し分が悪い感じでしょうか。

ドレッツァは昨年の菊花賞を勝っていますが、タイトルホルダーに続くドゥラメンテ後継種牡馬をめざすなら、やはり2000m路線での活躍を見せておきたいところ。今日は4ヶ月半休み明けの一戦でしたから、次走でどこまでパフォーマンスを上げられるかに注目です。

 

**2024/3/10中京11R 金鯱賞(G2/芝2000m)・良**

金鯱賞【2024年3月10日中京11R】:競馬ラボ

 

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[弥生賞(G2)]伏兵コスモキュランダのマクリ炸裂!

2024-03-03 16:56:21 | JRA G1・重賞戦線

【弥生賞ディープインパクト記念】コスモキュランダが力強くまくりV!並み居る素質馬を蹴散らし皐月賞切符奪取:サンスポZBAT!
(弥生賞ディープインパクト記念、2024年3月3日 15:45、G2、中山11R、芝・右2000m)
第61回弥生賞ディープインパクト記念(G2、3歳オープン、芝2000m)は、ミルコ・デムーロ騎手の6番人気コスモキュランダ(牡、美浦・加藤士津八厩舎)が向こう正面半ば過ぎからまくり気味に進出を開始して2番手まで位置を上げると、直線で力強く急坂を駆け上がり1着でゴール。並み居る素質馬を蹴散らし初の重賞タイトルを奪取した。M・デムーロ騎手は今年初のJRA重賞制覇で、これで2007年から18年連続のJRA重賞制覇となった。タイムは1分59秒8(良)。
1馬身1/4差の2着にはシンエンペラー(3番人気)、さらに1馬身1/4差遅れた3着にシリウスコルト(9番人気)が入り、上位3頭が皐月賞(4月14日、中山競馬場、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。なお、1番人気のトロヴァトーレは6着、2番人気のダノンエアズロックは7着に敗れた。
コスモキュランダは、父アルアイン、母サザンスピード、母の父Southern Imageという血統。通算成績は7戦2勝。重賞は初勝利。加藤士津八調教師、M・デムーロ騎手ともに弥生賞ディープインパクト記念は初勝利。

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今年の弥生賞を勝ったのは単勝34倍の伏兵コスモキュランダでした。

戦前の予想では中山芝2000mで2戦2勝のトロヴァトーレ、東京の芝1800m戦で2戦2勝のダノンエアズロック、そしてホープフルSでレガレイラの2着だった新エンペラーの三つ巴とされていましたが、フタを開けてみれば、シンエンペラーは2着に頑張ったものの、トロヴァトーレが6着でダノンエアズロックは7着と散々な結果に…。

トロヴァトーレもダノンエアズロックも重賞実績は無かったですが、両馬ともここで強いレースをすれば一躍クラシック候補の素質馬と言われていただけに、この完敗はそれぞれの陣営にとって非常に口惜しい結果だったと思います。

その一方で、勝ったコスモキュランダは向こう正面からのマクリ一発が見事にハマった強い競馬。直前まで稍重だった馬場で1000m通過が60.4秒でしたから、決して遅くはない流れの中でM・デムーロ騎手が動いた時は『どうなのかなぁ??』と思いましたが、直線で逃げ馬を交わしたあとも最後までしっかり脚を使って後続を完封しましたからね。本番がどういうレースになるかは分かりませんが、コスモキュランダがアルアイン産駒と言われると、なるほどねぇ…という気持ちになるから不思議です(^^ゞ

いやぁ、これはどうなんでしょうね、今年の牡馬クラシック…。

何となくではありますが、3冠それぞれ勝ち馬が違う…みたいな1年になるのかもしれません。

 

**2024/3/3中山11R 弥生賞(G2/芝2000m)・良**

報知杯弥生賞ディープインパクト記念【2024年3月3日中山11R】:競馬ラボ

 

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[中山記念(G2)]波乱の決着、マテンロウスカイ重賞初V!

2024-02-25 16:32:55 | JRA G1・重賞戦線

【中山記念】マテンロウスカイが先行抜け出しV!横山典弘騎手はレース6勝目:サンスポZBAT!
(中山記念、2024年2月25日 15:45、G2、中山11R、芝・右1800m)
第98回中山記念(4歳以上オープン、別定、G2、芝・右1800m)は、横山典弘騎手の7番人気マテンロウスカイ(セン5歳、栗東・松永幹夫厩舎)が3番手追走から直線半ばで抜け出しV。重賞初制覇を飾るとともに、大阪杯(3月31日、阪神、G1、芝2000m)の優先出走権を獲得した。56歳0カ月3日の横山典弘騎手は、自身が持つJRA最年長重賞勝利記録(55歳10カ月23日:1月14日京成杯のダノンデサイル)を更新。タイムは1分48秒1(稍重)。
2馬身差の2着には逃げ粘ったドーブネ(10番人気)、さらにクビ差遅れた3着にジオグリフ(4番人気)が入った。なお、1番人気のソールオリエンスは4着、2番人気のエルトンバローズは7着に敗れた。
マテンロウスカイは、父モーリス、母レッドラヴィータ、母の父スペシャルウィークという血統。通算成績は17戦5勝。重賞初勝利。松永幹夫調教師は中山記念初勝利、横山典弘騎手は1996年サクラローレル、2008・09年カンパニー、14年ジャスタウェイ、20年ダノンキングリーに次いで6勝目。

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今年の中山記念は7番人気のマテンロウスカイが勝って10番人気のドーブネが2着、3着には4番人気のジオグリフが入って3連単が54万という波乱になりました。有馬記念以来の今年初戦だった1番人気のソールオリエンスは、直線で外からよく追い込んできたものの4着まで。開幕週の稍重で、結局、前残りの競馬だったことが響いたように見えました。

(余計なお世話ですが、ソールオリエンスにはもっと頑張って欲しいんですけど…)

それにしても、1~3着までが前に行った馬、4~5着が4角10番手より後方の馬と、かなり極端なレースになりました。。稍重で1000m通過が58.6秒ですからペースは速かったと思いますが、上りが掛かる消耗戦に強い馬が前にいると、後方待機の馬は、実力が余程突き抜けていないと苦しくなってしまいますよねぇ…。

最近の重賞を見ていると、以前のように『ドスローからの瞬発力勝負』が減った気もしているのですが(多少はパンサラッサの影響もあるのかな?(^^ゞ)、何と言いますか、もしかしたら、中距離戦でもスタミナや底力を含めた総合力が問われる時代になった(戻った?)のかも…。いや、個人的にはその方が面白いのでOKなんですけど、どうなんでしょうね(^^)

 

**2024/2/25中山11R 中山記念(G2/芝1800m)・稍重**

中山記念【2024年2月25日中山11R】:競馬ラボ

 

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[フェブラリーS(G1)]ペプチドナイル初重賞制覇、初G1制覇!

2024-02-18 16:18:11 | JRA G1・重賞戦線

【フェブラリーS】ペプチドナイルが11番人気の低評価覆しG1初制覇! 3連単は153万超の波乱に:サンスポZBAT!
(フェブラリーステークス、2024年2月18日 15:40、G1、東京11R、ダート・左1600m)
第41回フェブラリーステークス(4歳以上オープン、G1、ダート1600m)は、藤岡佑介騎手のペプチドナイル(牡6歳、栗東・武英智厩舎)が好位追走から直線で力強く伸び優勝。11番人気で単勝オッズ38倍の低評価を覆しG1初制覇を果たした。藤岡佑騎手は、2018年NHKマイルC(ケイアイノーテック)以来、約5年9カ月ぶりのJRA・G1制覇。タイムは1分35秒7(良)。
1馬身1/4差の2着には初ダートのガイアフォース(5番人気)、さらにクビ差遅れた3着に武豊騎手のセキフウ(13番人気)が入り、3連単153万超の波乱となった。なお、1番人気のオメガギネスは馬群に沈み14着に敗れた。
勝ったペプチドナイルは、父キングカメハメハ、母クイーンオリーブ、母の父マンハッタンカフェという血統。通算成績は20戦8勝。重賞は初勝利。武英智調教師はJRA・G1初勝利、藤岡佑介騎手はフェブラリーS初勝利。

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今年のフェブラリーSを勝ったのは11番人気、単勝38倍のペプチドナイルでした。そして2着に5番人気のガイアフォース、3着には13番人気のセキフウが入って3連単は153万円馬券に!

ということで、昨年もそうでしたが、ダートの一線級がサウジ・ドバイ遠征をメイン路線に考えるようになった今、国内居残り組で行われるG1競走はただでさえ混戦になりがちですよね。1~3番人気のオメガギネス、ウィルソンテソーロ、ドゥラエレーデも、どちらかというと押し出された人気馬的な部分がありましたし、結局、全くイイところが無かったですから。。

勝ったペプチドナイルはハイペースを先行して直線でしっかり脚を伸ばす横綱相撲、とても強い内容での勝利だったと思いますが、正直、これで新ダート王誕生!という雰囲気にはならないかもです(^^ゞm(_ _)m

そう言えば、以前はバスラットレオンなどでお世話になっていた藤岡佑騎手、G1は約6年ぶり2勝目なんですね。今日のような混戦レースできっちり結果を出せたことは素晴らしいと思いますし、益々のご活躍を期待します!

しかし、フェブラリーSの位置付けって、ずーっとこのままなんですかねぇ…(^^;)

 

**2024/2/18東京11R フェブラリーステークス(G1/ダ1600m)・良**

フェブラリーステークス【2024年2月18日東京11R】:競馬ラボ

 

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[共同通信杯(G3)]いやいや、どうなんでしょうね(^^;)

2024-02-11 16:22:09 | JRA G1・重賞戦線

【共同通信杯】ジャスティンミラノが鋭伸V!無傷2連勝で一気に皐月賞の有力候補に:サンスポZBAT!
(共同通信杯、2024年2月11日 15:45、G3、東京11R、芝・左1800m)
第58回共同通信杯(3歳オープン、G3、芝1800m)は、戸崎圭太騎手の4番人気ジャスティンミラノ(牡、栗東・友道康夫厩舎)がデビューから無傷2連勝。上位人気馬が折り合いを欠く中、スッと2番手の位置につけリズム良く追走すると、直線で鋭く抜け出し快勝。無敗の2歳王者を寄せ付けず、一躍クラシックの有力候補に躍り出た。また、同馬を管理する友道康夫調教師は14年連続JRA重賞制覇となった。タイムは1分48秒0(良)。
1馬身半差の2着にはジャンタルマンタル(1番人気)、さらに1馬身遅れた3着に逃げたパワーホール(9番人気)が入った。
共同通信杯を勝ったジャスティンミラノは、父キズナ、母マーゴットディド、母の父Exceed And Excelという血統。通算成績は2戦2勝。重賞は初勝利。友道康夫調教師は共同通信杯初勝利、戸崎圭太騎手は2019年ダノンキングリーに次いで2勝目。

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今年の共同通信杯は1000m通過が62.6秒の超スロー。2歳王者のジャンタルマンタルはじめ、なかなかの好メンバーが集まったと言われていただけに、まさかこれほどのドスローになるとは考えていませんでした。

逃げたブービー人気、単勝151倍のパワーホールがスローに落とし、後続の有力馬は掛かりまくってゴチャついた展開に。。結局、パワーホールを交わせたのはうまく外めで折り合いつつ、ロスなく2番手を進んだジャスティンミラノ、そして何とか好位追走に持ち込んだジャンタルマンタルの2頭だけですからね。いや、あのカタチから2着に来たジャンタルマンタルはよく頑張ったと思います。

これでジャスティンミラノは2戦2勝になったわけですが、正直、こういう内容だとどの程度強いかはよくわかりません。外めから綺麗に折り合ってレースを進めていたあたり、レースセンスがあるのは間違いないですが、本番が今日のようなドスローになるとは考えにくいですし、厳しい流れになった時にどうなのかは??ではないでしょうか。

ちなみに2番人気に推された矢作厩舎(坂井瑠星騎手鞍上)のミスタージーティーは前半で掛かりまくって後方からの競馬、上り33.1秒のレースを差し切るだけの脚は残っていませんでした。前走のホープフルSと言い今日のレースと言い、何となくツキがないような気もしますし、全く賞金が積めなかったことも後々響いてくるかもしれません…。

うーむ、、今年の牡馬路線は牝馬以上に混戦なのか。何と言いますか、こういう重要ステップレースがそれなりの内容になってくれないと、あとの比較が難しくなってしまうんですよねぇ(^^;)

 

**2024/20/11東京11R 共同通信杯(G3/芝1800m)・良**

共同通信杯(トキノミノル記念)【2024年2月11日東京11R】:競馬ラボ

 

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