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“国会終わる...”   ‘18-7-24

2018-07-23 21:14:54 | Massy's Opinion

★Massy’s Opinion

 ・何か訳の判らない内に臨時国会も終わってしまった。まあ、解りやすい事と言えば、「カジノ解禁」「森・加計問題の結論なし...」

野党の「内閣不信任案提出」ももちろん否決。立憲民主党の枝野さんの演説も時間は長かったようだが、テレビの中継もないし、本当に聞いている人は居たのだろうか?全く力のない野党である。

・余りにも問題が多すぎて、今の国民に何が大事なのかも伝わってこない。週刊誌では食品の添加物問題、あれだけの商品を羅列したら、された生産者も何とか言ったらどうなんだろう?週刊誌の中身をよく読んでみると、大見出しのタイトルとは大分中身が違う。兎に角、国民は自給自足の戦争中の体制に入らないと生活していけなく無くなってしまう。地球全体が異常気象に成って居るし、不安ばかりが先立ってしまう。幾ら世の中が進んだってスマホだけで生活を支えてくれる、モノではないし...

・お天道様だけは、我々生物に関係なしに回転を続けて行く。国会も同じように自分たち議員の論理になかで進んで行くようだ。一般国民の直面している諸問題とは、全然かけ離れた物事が決って行く。そして、自意識の中に大事なものを忘れて、使ってはならない言葉を使い、自らも奈落に落ちる「小池百合子さん」一体国会議員の時にどこを向いて居たんだろう?加えて学歴詐称本当に選挙民を胡麻化して来たとしか思えない。

・いろいろと現状に至る政界のレベルのダウンは小泉さんの「郵政民営化」、もっと遡れば「公社五現業」の民営化から始まっているのだろう。小泉さんが経済の知識が豊富だとは思えず、そこに竹中平蔵さんを重用した。規制緩和により自由競争を活発にするこれは間違いだとは思はない。然し、制にはいい面もあるので十分に検討してから遣るべきだったと思う。一番いい例がタクシ業への参入緩和だ。結果的には、新規参入による大増車、経営悪化、そして、減車だ。佐高信さんの意見に全く賛成である。

・安倍ノミックス掛け声はいいが、結局はマイナス金利も従来の経済感覚を惑わせただけで、一つも成果は表れない。先日、慶応経済学部名誉教授の深尾先生の講演をお聞きしてきたが、演題は、マイナス金利の終わりをどうやって閉めるか?と言う話だった。

・東北大震災、今回の未曽有の大雨による大災害、自民党の災害当日の宴会、兎に角、今の日本はリーダー・シップの欠如は救いがたい。自動車業界の完成検査問題、日産などはあの格調の高かった人々は如何したんだろう。トップの責任の取り方に「起きた問題の責任を取る」のではなく、「再発防止をすることが、責任を取ることだ」と言う考え方がまかり通っている。おかしな話だ。

・さて、少し話題を変えよう。僕は、親父が22歳の時の子供、親父は、52歳で病没した。当時、部品商を営んでいたが雇人は住み込みが3人とほかに通いが3人だったかな?そんなに親父が早く亡くなるとは考えても居らず、一応お店は株式会社にしてあった。僕は東京日産に勤めていたが、折からの国産自動車ブーム、売る車が足りなくて仕様がない時期だった。仕事は日産メーカーからの仕入れと営業部門やお客様への配車、入社当時月販600台位の販売が親父の死んだ頃には2500台位に成って居た。まあ、残業なんて週45時間位だった。親父の葬式は菩提寺の安蓮社でやったが僕が喪主で、200人位の参会者があった。葬式の最後に喪主である僕の挨拶をシーンとした雰囲気で待たれている。要するに、僕が会社を「どうするのだろう?」「店を継ぐのか?」と言う事が最大の関心事だった訳だ。勿論、家中でそんな話をして居る訳ではなく、僕は「増田商会は部品商を遣っていきます」と挨拶をした。これで参列してくれた人々は安心して散会となった。皆、取引に関係があるので、「弘がどんな話をするんだろう?」債務の事が最大の関心事だったのである。親父は弟二人、雇人の2人に店を出さしていたりしたので、後継者が商売仲間の中心的話題であり、あの時のお集りになった人々の「あの雰囲気」未だにはっきりと覚えて居る。さて、その時、会社の野球部の先輩主計課長から「マス、お前 部品屋の事、役員は辞めておけ」と言われた。もうすでに自動車業界は部品商が成り立たなくなる時代に成って来ていた。これは、良く頭に入って居た、そこで、会社の儘、ワイフが出来る商売に替えたのである。それが、喫茶店で当時は新聞にも取り上げられた。たった10坪の店である。この時から、僕の好奇心は必要に迫られて勉強し始めた。一番初めは藤田伝商事、当時三越に店を出し「マクドナルド」で画期的業績を上げていた。店舗開発部の女子社員が、「当社が出店する条件は、最低30坪、土、日が50%効かないところはダメです」と答えてくれたが、土、日の50%の意味が解らなかった。店を始めて、予算を立てたが、当時は一ヶ月25日稼働で考えた。段々時代の移り替わりで土曜日の休日が増え始めた。25日稼働は23日稼働で考えざるを得なくなって来た。此の25日稼働から23日稼働への2日間は約10%に当たる訳である。普段の営業時間を増やさざるを得ない。今、年間休日がこんなに増えて、本当に商売は厳しく成って居る。結局、長時間労働にならざるを得ない。先日、ゴルフに行った時、バックはヤマト便に頼んだ。帰りヤマト便の事務所へよったら、赤い郵政の軽自動車がバックを取りに来た。驚いた。郵政民営化で所謂、車持ち込みの人がヤマト便の下請けをしているのである。郵政が公社だった時にはこう言うことは出来なかった筈である。郵政も民営化で随分と商売気が出て来た、しかし、下請けが自由に使えるようになり、結局は弱い者へのシワ寄せ出ている。偉い人の考えることは、結局本当の人々のために成って居ないのである。自民党初め議員の方々は、次の選挙に向けて動き出し、地元では安倍さんの森、加計問題のしわ伸ばしに大変だろう。野党も同じかもしれない。世界中で同じような問題が起こっている。一層の事、国会議員を1/3位にして、スマホで賛否を問うような事にすれば、政府の財政も健全化するのではないか?国会やニュースを見たり、聞いたりして、本当に将来を憂いてしまう。

 

 

 

 


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