フィンランドのメロディアスで民族的なメタルバンドの8作目。
全体的に暗く哀愁が漂っている。
ボーカルのTomi Joutsenは、デスヴォイスとクリアな声をうまく使い分けている。
1曲目の“Weaving The Incantation”は、攻撃的な中にも静の部分があって、展開が最高にカッコいい。
タイトルナンバーである3曲目の“Silent Waters”は、民族的な要素を取り込みながらも、ピアノの格調高さも加わり、切なさやるせなさをも感じさせる珠玉の作品となっている。
感触としては、Sonata Arkticaの『Winter Hearts Guild』だ。
クリアボイスで、切々と歌いかけるのは、魂を揺さぶる。
続く4曲目の“Toward And Against”は、デス声のパートが多いが、ギターやクリアボイスがメロディアスなので、全然苦にならない。
そればかりか、デス声がクリアに変化すると、霞がかった全体像がはっきり見えてくるといった、ドラマティックさを与えるようでいい。
ギターソロはそれほどはないが、メロディを押さえて堅実に弾いてるのに好感が持てる。
攻撃的でなく、リフもあるわけじゃない。
6曲目の“Her Alone”は、フォーキーだ。
ゆったりしたリズムは、Pain Of SalvationやPorcupine Tree系だ。
深みと広がりがあり、彼らのような難解さはなくて聴きやすい。
内省的になりながらも、深刻になりすぎなくてちょうどいい。
8曲目の“Shaman”は、Blackmore's Nightにやってもらいたいような曲だ。
リッチー臭のあるギターによるメロディの繰り返し(リフ?)が、トラッドな抑揚のあるリズムに映える。
力強い声に、確かなパワーが宿っている。
amorphisって、こんなにメロディアスなバンドだったんだ。
デス声にすっかり騙されていた。
聴き終わってみれば、デス声の攻撃的な曲がもっとあっていいとさえ。
名作と言われる7作目の『Eclipse』を聴き直したくなった。
全体的に暗く哀愁が漂っている。
ボーカルのTomi Joutsenは、デスヴォイスとクリアな声をうまく使い分けている。
1曲目の“Weaving The Incantation”は、攻撃的な中にも静の部分があって、展開が最高にカッコいい。
タイトルナンバーである3曲目の“Silent Waters”は、民族的な要素を取り込みながらも、ピアノの格調高さも加わり、切なさやるせなさをも感じさせる珠玉の作品となっている。
感触としては、Sonata Arkticaの『Winter Hearts Guild』だ。
クリアボイスで、切々と歌いかけるのは、魂を揺さぶる。
続く4曲目の“Toward And Against”は、デス声のパートが多いが、ギターやクリアボイスがメロディアスなので、全然苦にならない。
そればかりか、デス声がクリアに変化すると、霞がかった全体像がはっきり見えてくるといった、ドラマティックさを与えるようでいい。
ギターソロはそれほどはないが、メロディを押さえて堅実に弾いてるのに好感が持てる。
攻撃的でなく、リフもあるわけじゃない。
6曲目の“Her Alone”は、フォーキーだ。
ゆったりしたリズムは、Pain Of SalvationやPorcupine Tree系だ。
深みと広がりがあり、彼らのような難解さはなくて聴きやすい。
内省的になりながらも、深刻になりすぎなくてちょうどいい。
8曲目の“Shaman”は、Blackmore's Nightにやってもらいたいような曲だ。
リッチー臭のあるギターによるメロディの繰り返し(リフ?)が、トラッドな抑揚のあるリズムに映える。
力強い声に、確かなパワーが宿っている。
amorphisって、こんなにメロディアスなバンドだったんだ。
デス声にすっかり騙されていた。
聴き終わってみれば、デス声の攻撃的な曲がもっとあっていいとさえ。
名作と言われる7作目の『Eclipse』を聴き直したくなった。
Opethをコンパクトにした感じです。コンパクトなのにも関わらず、聴いた感触は意外にもプログレ的な感じですね。
陰鬱なメロディアスさが癖になる傑作と思いました。表題曲は名曲です。
『silent waters』のしっとりとした哀愁は、メタルでありながら貴重ですよね。
ただ、陰鬱な作品の中に、もっとはじけるメタルが混ざっていると、もっと良かったかな。
最近は、メタルとプログレの境界があいまいになっているような。。