メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

Almah の Fragile Equality

2008-10-07 22:10:02 | メロディック・ハード
AngraのボーカリストのEdu Falaschiが、Almah名義で出すソロの2作目。
今回は、ゲストミュージシャンでなく、ブラジル人の固定メンバーで製作している。
なお、AlmahにもBのFelipe Andreoliが参加している。

最初聴いた時は、エドゥの声が太く低くなってて、それだけで受け入れ難く思ってしまった。
やっぱりエドゥは、ハイトーン&踏ん張り声が魅力的♪
けれど、そんなもんだと思って聴くと、途端に魅力的なアルバムになる。
高音で無理に声を絞らなくても、歌はうまいし、必要に応じて声を絞る。
これで十分だ。

旧知の友だというMarcel Barbosaと、Paulo Schroeberのツインギターがいい。
Angraといより、Dream Theaterっぽいギターソロも聴ける。
テクニカルで速くて、とにかくうまい!
キコの厳格なまでに作り込まれた整然さではなく、自由な開放感がある。
ネオクラシカル趣味も時に感じさせる。

2曲目の“Beyond Tomorrow”は、ゴシック調のイントロで始まる。
サビがスピーディでよくまとまってる。
エドゥの低音で始まる3曲目の“Magic Flame”は、一番Angraっぽい。
もちろん好きな曲だ。

4曲目の“All I Am”は、切ないロッカバラード。
エドゥは、ロッカバラードがとにかくうまい。切なく表情を幾重に変えて歌う。
5曲目の“You'll Understand”では、フェリッペのベースソロが聴ける。
サビがスピーディで特にカッコいい。Rushっぽさもあってこれも好きな曲だ。


適度にシンフォニックで、テクニカル。
楽曲へのとっつきやすさは、エドゥの持つソングライティング能力によるものだろう。
静と動の対比はAngraに譲るけど、完成度の高さならこちらも負けていない。
が、どうしてもAngraの方が好みなのは、ドラマーの差なのかも知れない。
あと、ギタリストの感性の違いだ。
早くAngraの問題が解決して、新譜を出してほしい。(結局はコレ)


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2 コメント

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私も (まいるど)
2008-11-05 08:19:27
⑤は好きな曲ですね。
やはり、
エドゥ・ファラスキは良い歌メロを作れる
優れたソングライターですね
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エドゥのセンス (massh@まー)
2008-11-07 20:33:57
歌メロのきれいな曲はいいですよね~。
特にサビに魅力のある曲は。

エドゥのPOPセンスはただものじゃないと思ってます。
Angraの“Spread Of Fire”もエドゥ作ですし。
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