メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

ManowarのGoods Of War

2007-07-21 14:50:10 | メロディック・ハード
アメリカのヘヴィメタバンドの10作目。
結成が1980年というから、メイデンと並ぶ、とんでもない長寿バンドだ。

私はManowarは初体験。
したがって、以前の荒々しさや男っぷりの良さなんて知らない。
このアルバムを聴いたのみの感想を書かせてもらう。

Manowar初のコンセプトアルバムだという。
う~ん、情景描写やナレーションが多く、肝心の楽曲がなかなか聴けない。
Rhapsodyの悪い面の影響を受けたようだ。手っ取り早く曲を始めてほしい。
全体的に、サウンドがスカスカだと思う。
それを補うように、オーケストレーションが導入されているが、バンドのリフが単調で音圧が低いし、バスドラが弱いため、軽く感じられてしまう。

ボーカルのEric Adamsは、クリーンな声とロブ・ハルフォードのような歌い回しの声を使い分けている。
個人的には、クリーンな声で行ってほしい。
歌は、長年やっているだけに、安定感があって上手な方だ。

Karl Loganのギターは、ギターソロになると目立つ。
昔のジャーマン・メタルのような滑らかさとタメがあって、結構いいが、なぜかオリジナリティが感じられない。
でも、聴き進むに従い、歌メロと明らかに違うクールな引いたフレーズに、Karl Loganの美学があるような気がしてきた。
派手な高音のチョーキングが心地いい。

7曲目の“Blood Of Fire”はバラード曲。
ドラマティックでメロディの美しさはあるが、ちょっと単調か。

う~ん、部分的には良さがあるけど、シンフォニックな部分を取り除き、説明的な部分を取り除いて、本質を聴こうとしたら、中身が半分になっちゃった。
大仰なのは大歓迎だけど、メタルバンドには冗長さはいらない。
“Army Of The Dead,PartⅡ”“Odin”はいいと思う。

ところで、US盤には、ジャケに写っている女性の姿がない。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
 (666)
2007-08-24 16:19:33
ディマイオ閣下はギターじゃなくてベースですぜw
ギターはKarl Logan氏
Kings Of Kingsの流動するようなギターソロは最初聞いた時鳥肌立ったなぁ・・・
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間違ってました (massh@まー)
2007-08-27 22:21:08
♪あ さん
書き込みありがとうございます。
そして、ご指摘ありがとうございます。
このままじゃ恥ずかしいので、訂正させていただきますね。

King Of Kings、聴き返してみました。
曲調が急変してギターソロが始まるところが、カッコいいですね。
確かに流動的だと思います。
1,2曲目が、King Of Kingsの魅力を最大限に引き上げていると思います。待ち焦がれていたかのように。
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