レゲエミュージックをふんだんに使った、『Made In Jamaica』という映画を見てきました。
映画の形式は、サウンド&インタビュー形式です。
ジャマイカは、コロンブス以降、先住民族が皆殺しされた後、ヨーロッパ民族が入国し、アフリカから奴隷を連れてきたようです。
その、奴隷として働かされたアフリカ民族が発展させた音楽が、レゲエなのです。
インタビューの中では、迫害とか強制労働、暴力、政治の腐敗の、奴隷としての負の部分ばかり強調されてました。
彼らの絶望的な生活にあって、音楽があったから何とかなったと証言してました。
同時に、キングストン等のゲットー(強制収容所並みのスラムってこと?)での悲惨な生活ぶりも浮き彫りにしてました。
でも、私は黒人が400年もの奴隷として扱われたこともさることながら、先住民族のアラワクが皆殺しされたことが衝撃でした。
ヨーロッパに近かったことから、征服のために皆殺しになったのは、中南米でも同様ですが、もしも日本がヨーロッパの近くにある島だったら、やっぱり皆殺し。。
たまたま極東にあったために征服されずに済んだのは、幸運とか言えません。
それと、女性蔑視は見るに堪えませんでした。
歌の歌詞が下ネタで下品だし、踊りも下半身をぶつけてもろアレを表現してるし、女性を妊娠させたら、男は逃げるため、母子家庭が多いとか、7人いる子供の父親がどれも違うとか、胸が詰まりました。
ゲットーでは、貧困のために、夫が妻に暴力を振るう、それを見た子供が影響されて犯罪を起こすので、問題です。
サウンド的には、いわゆるシャカシャカのドラムスに、ビートの利いた単調なベースのレゲエが半数を占めてましたが、スカっぽいレゲエも多かったです。
レゲエは苦手分野ですが、魂を込めた歌唱を聞いてると、それも悪くないと思えました。
サード・ワールドみたいに、アコギを使い、テンポも早くしてRock調にすれば聴きやすかったです。
彼らの『華氏96℃』なんて、“華氏96℃、日陰に入っても暑い~”という内容ですが、風刺が込められた素晴らしい曲です。
ジャネット・ジャクソンみたいなブラックっぽいのも、サルサっぽいのもありましたし、ラップやヒップ・ホップみたいに抑揚のないのばかりじゃなく、メロディアスなのもあり、多岐に富んでました。
彼らに敬虔なキリスト教が多いというのに、救われる思いがしました。
貧困でも屈しないパワーはものすごいです。
平和な日本に元気がなくなってきているのこそ、問題かも知れません。
映画の形式は、サウンド&インタビュー形式です。
ジャマイカは、コロンブス以降、先住民族が皆殺しされた後、ヨーロッパ民族が入国し、アフリカから奴隷を連れてきたようです。
その、奴隷として働かされたアフリカ民族が発展させた音楽が、レゲエなのです。
インタビューの中では、迫害とか強制労働、暴力、政治の腐敗の、奴隷としての負の部分ばかり強調されてました。
彼らの絶望的な生活にあって、音楽があったから何とかなったと証言してました。
同時に、キングストン等のゲットー(強制収容所並みのスラムってこと?)での悲惨な生活ぶりも浮き彫りにしてました。
でも、私は黒人が400年もの奴隷として扱われたこともさることながら、先住民族のアラワクが皆殺しされたことが衝撃でした。
ヨーロッパに近かったことから、征服のために皆殺しになったのは、中南米でも同様ですが、もしも日本がヨーロッパの近くにある島だったら、やっぱり皆殺し。。
たまたま極東にあったために征服されずに済んだのは、幸運とか言えません。
それと、女性蔑視は見るに堪えませんでした。
歌の歌詞が下ネタで下品だし、踊りも下半身をぶつけてもろアレを表現してるし、女性を妊娠させたら、男は逃げるため、母子家庭が多いとか、7人いる子供の父親がどれも違うとか、胸が詰まりました。
ゲットーでは、貧困のために、夫が妻に暴力を振るう、それを見た子供が影響されて犯罪を起こすので、問題です。
サウンド的には、いわゆるシャカシャカのドラムスに、ビートの利いた単調なベースのレゲエが半数を占めてましたが、スカっぽいレゲエも多かったです。
レゲエは苦手分野ですが、魂を込めた歌唱を聞いてると、それも悪くないと思えました。
サード・ワールドみたいに、アコギを使い、テンポも早くしてRock調にすれば聴きやすかったです。
彼らの『華氏96℃』なんて、“華氏96℃、日陰に入っても暑い~”という内容ですが、風刺が込められた素晴らしい曲です。
ジャネット・ジャクソンみたいなブラックっぽいのも、サルサっぽいのもありましたし、ラップやヒップ・ホップみたいに抑揚のないのばかりじゃなく、メロディアスなのもあり、多岐に富んでました。
彼らに敬虔なキリスト教が多いというのに、救われる思いがしました。
貧困でも屈しないパワーはものすごいです。
平和な日本に元気がなくなってきているのこそ、問題かも知れません。
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