メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

ACTのSilence

2006-07-14 22:51:56 | メロディック・ハード
スウェーデンのメロディック・パワー・ポップ、ACTの3年ぶりの4枚目。
今回もキャッチーでちょっぴりシンフォニックな曲を聴かせてくれる。

やっていることは、今までと同じ。
ハード目でギターソロもしっかりのミディアム・テンポのRockから、甘くせつない、Jellyfishを思わせるPOPな曲までを繰り広げる。
期待通りだが、期待以上でもない。

あえて以前と違う点を挙げるとすれば、ややハードになった点だろうか。
ACTの個性であるヘルマン・サミングの甘さのあるハイトーンはそのままでも、ギターリフが1曲目の「Truth Of Pain」、5曲目の「Pain」でハードになっているのがわかる。

ACTを聴くと、毎回不思議と小さな街に息づいている、前向きで善良な市民を思い浮かべる。
今回もそう。
ささやかに、幸せで、何の悩みがない、ぬるま湯の夢コミュニティ。
赤い屋根がよく似合う。

そんな、ちょっぴり幸福感に浸れる、ナイスなアルバムだ。

追記(8/1)

12~20曲目は、Consequence(The Long One)という、プログレがかった、トータルアルバムのような連続した曲が続く。
これが叙情的で、せつなくて甘酸っぱくて絶品なのだ。
ハードな面はそのまま、POPな面を削ってシリアスにした感じだ。

私は断然こちらのACTが好きだ。


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