ノルウェーの、メロディアスなプログレメタルバンドの2作目。
私は彼らがDream Theaterのフォロワーとして、1番目にいると思う。
そればかりか、彼らの好きだったサウンド(Images&WordsやMetropolis Pt.2)を現代に再現してくれる、最高のバンドだと信じている。
今回もその期待を裏切らない、素晴らしい出来だ。
前作『The First Chapter』で感じられたImages&Wordsの流れは、どうやらMetropolis Pt.2に漂着したようだ。部分的にSix Degrees~もある。
緻密で細部まで計算されたサウンドに、時折メロディアスなサウンドを取り入れて変化をつける手法は変わっていない。
全体を覆う緊張感とスピード。
Mats Haagenの攻撃的なリフと、テクニカルでいてリバーブ感のあるメロディアスなギターソロ。
このギターソロにやられてしまう。
ダイナミックなドラミングは、マイク・ポートノイそのもの。
サウンドを聴けば聴くほどDream Theaterだ。
けれど、決定的な違いは、今回もボーカルだ。
Michael Eriksonの声質が、ゲディ・リーを甘くし、温かみを持たせ、心持重くし、何よりも爽やかな感じで、最高のイケメン・ヴォイスだ。
彼の歌メロと声が入ることにより、キャッチーさが加わり、楽曲を聴きやすくしている。
ここが、Dream Theaterよりも好きな理由だ。
前作『The First Chapter』にあった無駄な音は削除し、さらにレベルアップしてしまった。
一皮剥けてしまったのだ。
前作の高い完成度から一段進んでしまうとは。。信じられない。
前作の、一生懸命さが懐かしいな。あれはあれで良かった。
長い曲にクワイアや、メロディック・ハードのような荘厳なオーケストレーションが加わったのが、前作からの変化だろう。
が、クワイアは、8曲目の“From Childhood's Hour”の冒頭のボーカルのデジタル処理と並んでいらないと思う。アコースティック・ピアノやアコギといった無垢なサウンドを、邪悪に邪魔してしまうから。
12分、9分と長くても、プログレを普通に聴ける人には全く苦にならないはずだ。
あと、キャッチーさとフックが減ったのも残念。とっつきにくくなった。
5曲目の“Arrival Of Love”のように、キャッチーでありながらよく聴くと高度なことをやってる曲が、もう1曲あれば完璧だった。
これらは、得意の好きなバンドゆえの要望であるが。。
こんなに素晴らしいのに、日本で発売されないのが残念でたまらない。
是非広く聴いてほしい。
http://www.circusmaximussite.com/
私は彼らがDream Theaterのフォロワーとして、1番目にいると思う。
そればかりか、彼らの好きだったサウンド(Images&WordsやMetropolis Pt.2)を現代に再現してくれる、最高のバンドだと信じている。
今回もその期待を裏切らない、素晴らしい出来だ。
前作『The First Chapter』で感じられたImages&Wordsの流れは、どうやらMetropolis Pt.2に漂着したようだ。部分的にSix Degrees~もある。
緻密で細部まで計算されたサウンドに、時折メロディアスなサウンドを取り入れて変化をつける手法は変わっていない。
全体を覆う緊張感とスピード。
Mats Haagenの攻撃的なリフと、テクニカルでいてリバーブ感のあるメロディアスなギターソロ。
このギターソロにやられてしまう。
ダイナミックなドラミングは、マイク・ポートノイそのもの。
サウンドを聴けば聴くほどDream Theaterだ。
けれど、決定的な違いは、今回もボーカルだ。
Michael Eriksonの声質が、ゲディ・リーを甘くし、温かみを持たせ、心持重くし、何よりも爽やかな感じで、最高のイケメン・ヴォイスだ。
彼の歌メロと声が入ることにより、キャッチーさが加わり、楽曲を聴きやすくしている。
ここが、Dream Theaterよりも好きな理由だ。
前作『The First Chapter』にあった無駄な音は削除し、さらにレベルアップしてしまった。
一皮剥けてしまったのだ。
前作の高い完成度から一段進んでしまうとは。。信じられない。
前作の、一生懸命さが懐かしいな。あれはあれで良かった。
長い曲にクワイアや、メロディック・ハードのような荘厳なオーケストレーションが加わったのが、前作からの変化だろう。
が、クワイアは、8曲目の“From Childhood's Hour”の冒頭のボーカルのデジタル処理と並んでいらないと思う。アコースティック・ピアノやアコギといった無垢なサウンドを、邪悪に邪魔してしまうから。
12分、9分と長くても、プログレを普通に聴ける人には全く苦にならないはずだ。
あと、キャッチーさとフックが減ったのも残念。とっつきにくくなった。
5曲目の“Arrival Of Love”のように、キャッチーでありながらよく聴くと高度なことをやってる曲が、もう1曲あれば完璧だった。
これらは、得意の好きなバンドゆえの要望であるが。。
こんなに素晴らしいのに、日本で発売されないのが残念でたまらない。
是非広く聴いてほしい。
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