Dream Theaterは、私がHR/HMに復活するきっかけとなったバンドである。
このバンドに出会わなかったら、今の私はいなかっただろう。
私の中で最重要な位置を占めるバンドである。
ブログのメロディック・ハードが100回目となったので、原点であるDream Theaterを書いてみる。
元々Rushが好きだったので、RushのレビューにDream Theaterのことが書かれていたので、それならと軽い気持ちで聴いてみた。
すると、高度なテクニック、テクニックに溺れずにしっかりとメロディラインを作り、キャッチーさも忘れないサウンドに驚いた。
完璧じゃないか!!
「Images&Words」は、「Metropolis Pt.2」の次に聴いたアルバムである。
1曲ずつ独立しているので、他のアルバムと比較しやすい。以降、HR/HMを聞く上での礎石となっている。
他のアルバムと比べると、断然聴きやすい。
それは、キーボーディストのケヴィン・ムーアの存在によるのだろう。
彼は、テクニックよりもメロディ志向だ。
4曲目の“Surrounded”は全アルバム中1番POPで、しかも私の好きな曲だ。
内容を押し込めすぎずに、オーケストレーションをフューチャーし、曲の展開で聴かせる。
私は“Surrounded”があるために、ふっと力を抜くことができ、次の緊迫感のあるプログレ的な“Metropolis-Part1”がじっくり聴けると思う。
この、強弱、静と動の対比が絶妙なアルバムなのだ。
ヘヴィーとされる1曲目の“Pull Me Under”や“Take The Time”にしても、印象的なサビやキャッチーさは失われていない。
スピードやヘヴィネスに頼らなくても、ガーッと盛り上がるHR/HMがあるという、良いお手本だ。
後半は、その後のDream Theaterの方向性を示している。
以前はあまり好きでなかったが、Octavariumを経て聴いてみると、本当の魅力は“Under A Glass Moon”にあると思う。
「Score」に選ばれるわけだ。
ヘヴィーなリフの上に乗る、なめらかなギターソロ。高度なテクニックをいともあっけなくこなしてしまう。
が、“Under A Glass Moon”にしても、ケヴィンのキーボードソロが入ると、がらっと雰囲気を変え、とっつきにくい曲が親しみを持って近寄ってくる。
ここでも、ケヴィンの存在が聴く者を離さない。
ともすれば、技巧集団に走ってしまうDream Theaterが、広い層にアピールし、誰もを満足させる素晴らしい作品に仕上げている。絶妙なバランスがある。
音質があまり良くないため、マイク・ポートノイのドラムス魅力が薄れているし、ジョン・マイヤングのベースもあまり聴き取れないのが残念。
が、ジェームズ・ラブリエのボーカルが、時に甘く、時に激しく歌い上げているのがいい。
ジョン・ペトルーシのギターはやや抑え目かな。本当はもっとソロがほしい。
個人の資質よりも作品の出来を選んだためにできた、奇跡的なアルバムだ。
全曲素晴らしい。その中でも“Another Day”は真っ先に好きになった。
プログレがかったHR/HMの入門として最適だろう。
このバンドに出会わなかったら、今の私はいなかっただろう。
私の中で最重要な位置を占めるバンドである。
ブログのメロディック・ハードが100回目となったので、原点であるDream Theaterを書いてみる。
元々Rushが好きだったので、RushのレビューにDream Theaterのことが書かれていたので、それならと軽い気持ちで聴いてみた。
すると、高度なテクニック、テクニックに溺れずにしっかりとメロディラインを作り、キャッチーさも忘れないサウンドに驚いた。
完璧じゃないか!!
「Images&Words」は、「Metropolis Pt.2」の次に聴いたアルバムである。
1曲ずつ独立しているので、他のアルバムと比較しやすい。以降、HR/HMを聞く上での礎石となっている。
他のアルバムと比べると、断然聴きやすい。
それは、キーボーディストのケヴィン・ムーアの存在によるのだろう。
彼は、テクニックよりもメロディ志向だ。
4曲目の“Surrounded”は全アルバム中1番POPで、しかも私の好きな曲だ。
内容を押し込めすぎずに、オーケストレーションをフューチャーし、曲の展開で聴かせる。
私は“Surrounded”があるために、ふっと力を抜くことができ、次の緊迫感のあるプログレ的な“Metropolis-Part1”がじっくり聴けると思う。
この、強弱、静と動の対比が絶妙なアルバムなのだ。
ヘヴィーとされる1曲目の“Pull Me Under”や“Take The Time”にしても、印象的なサビやキャッチーさは失われていない。
スピードやヘヴィネスに頼らなくても、ガーッと盛り上がるHR/HMがあるという、良いお手本だ。
後半は、その後のDream Theaterの方向性を示している。
以前はあまり好きでなかったが、Octavariumを経て聴いてみると、本当の魅力は“Under A Glass Moon”にあると思う。
「Score」に選ばれるわけだ。
ヘヴィーなリフの上に乗る、なめらかなギターソロ。高度なテクニックをいともあっけなくこなしてしまう。
が、“Under A Glass Moon”にしても、ケヴィンのキーボードソロが入ると、がらっと雰囲気を変え、とっつきにくい曲が親しみを持って近寄ってくる。
ここでも、ケヴィンの存在が聴く者を離さない。
ともすれば、技巧集団に走ってしまうDream Theaterが、広い層にアピールし、誰もを満足させる素晴らしい作品に仕上げている。絶妙なバランスがある。
音質があまり良くないため、マイク・ポートノイのドラムス魅力が薄れているし、ジョン・マイヤングのベースもあまり聴き取れないのが残念。
が、ジェームズ・ラブリエのボーカルが、時に甘く、時に激しく歌い上げているのがいい。
ジョン・ペトルーシのギターはやや抑え目かな。本当はもっとソロがほしい。
個人の資質よりも作品の出来を選んだためにできた、奇跡的なアルバムだ。
全曲素晴らしい。その中でも“Another Day”は真っ先に好きになった。
プログレがかったHR/HMの入門として最適だろう。