メロディック・ハード/メタルが好き~♪

シンフォニックでメロディアスなのHM/HRのCDを中心に感想を書いていきます。サッカーやバレーのことも。

LunaticaのThe Edge Of Infinity

2006-10-01 16:56:19 | メロディック・ハード
スイスのシンフォニックなメロディック・ハードの3作目。
RhapsodyやAngra、Edguyなどを手掛けたサシャ・ピートのプロデュースだ。
なので、聴いてみた。

のっけから、男性の低音な語りから始まる。
その間、シンフォニックなサウンドが流れている。う。。ラプソディだ。
サントラみたい~。

が、曲が始まるなり、アンドレア・ダドヴィーラル嬢の高音の可憐なボーカルが、他と違うことを表す。
まず、キャッチーだ。
声質は、ベリンダ・カーライルや、エヴァネッセンスのねちっこさを取った感じだ。
スイスでありながら、アメリカン・ミュージックのように元気なのだ。
この、アンドレア嬢の存在が最大のチャームポイントだ。
1曲、男性がリードを取った曲があるが、フツーの感じだし、AORだった。
(実は元Asiaのジョン・ペイン。AORとしては優れているが。。)
あと、元At Vanceのオリバー・ハートマンも参加している。
彼らは引き立て役に回っているような。。

サウンドは、あくまでもシンフォニック。
ゴシックやネオクラシカルの要素は見当たらない。むしろPOPだ。
サシャ・ピートらしい、壮大で広がりのある音空間になっている。
緩急のつけ方も申し分ない。
心地いい、癒しさえ感じる。

ツインギターの割にギターソロは少なく、何も考えずに聴ける。
物足りなさはあるものの、疲れた時に、最適だ!
(このアルバムが、ヘヴィーローテーションにならないことを望む)