東京ナイト

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2012韓国旅行:その2 木人博物館

2012-11-14 07:25:34 | 旅行
10月末の3泊4日の韓国旅行の続きです。

前回は、チベット美術のコレクションを展示している「和庭博物館」を紹介しましたが、今日はソウルの「木人博物館」。

木人(モギン)とは、死者を運ぶ輿、喪輿(サンヨ)の装飾品として使われた木彫りの人形のこと。

喪輿はこんな感じで、その上に並べられているのが木人です。


今春、京都に旅行に行った時、京都の素敵な韓国喫茶、李青でこの木人が飾ってあるのを見て衝撃を受け、その後、大阪の国立民族博物館でも見て、「ぜひとも韓国で見たい!」と強く思ったのが、今回の韓国旅行のきっかけ。

で、ソウルの繁華街、仁寺洞にあったのが、木人ばかりを集めたその名も「木人博物館」。
「和庭博物館」と同じく、こちらも個人博物館とのこと。
規模は大きくはないのですが、とにかく木人を集中的にコレクションしているので、圧巻でした。







木人は、庶民の工芸品。
どれも素朴で洗練はされていませんが、その分、作意が無く、それぞれ味があります。
まあ、とにかく可愛いので見ていて飽きません。
いやー、ホント面白かったです!

蔦の絡まる素敵な建物で、入館料は5000ウォン。
この金額でコーヒーもサービスしてもらえて、屋上でのんびりお茶ができるので、本当にオススメ!

「みんなマイミク♪アイドル祭☆STAGE002」@渋谷DESEO

2012-11-13 22:37:19 | アイドル
という訳で、11月12日は渋谷でアイドルイベント。

先週の土曜日の「~asiaアイドル祭りの陣~」というイベントで知ったGALDOLLにANNA☆S、それに我らがベルハーちゃんも出演ということで駆けつけました。

今回のベルハー、すごく良かったです。
ここ1ヶ月ほど、ベルハーのライブに行けていなかったのですが、新曲も歌ったし、何より客席の進化がすごい。
ちょっと見ない間に、ファンが自分たちで生み出した新しい応援の仕方がどんどん生まれていてついけないほど。
ステージの上のメンバーも、自己紹介で名前を言う時、「ぴょん吉です」とか「はんぺんです」とかふざけた事になっていて、ホントにけしからん状況。
実にベルハーらしくて素晴らしい!
これだけアイドルが乱立する中、最初は「?」という戸惑いだったとしても、まずは覚えてもらってナンボの世界。

で、土曜日のライブでも思ったけど、メンバーはみんな、ステージの上で貫禄が付いてきたね。
半年前に初めて見たときのオドオドした感じが嘘のよう。
これは、メンバーの急速な成長はもちろんだけど、ステージと客席の信頼関係も大きいと思います。
他の地下アイドルの様に、メンバーのMCの時にざわざわしゃべるファンもいないし、変に茶化して白けさせるファンもいないし、メンバーを置いてきぼりにしてファンだけで盛り上がったりもしないし、ちゃんとベルハーちゃんの事を見守っていて、応援しようとする、すごく良い関係が生まれている気がしました。
これもメンバーの人柄かな。

あとはこの良い空気を活かして、どう上昇気流に乗せられるか。
というかファンもここに来てすごく増えたと思うし、すでに上昇気流には乗っているのかな。
来春には、渋谷WWWでのワンマンが決まっているけど、その時には、「こんな会場じゃ狭すぎるよ」ってなってて欲しいですね。
まあ、長々偉そうに書いてきたけど、とにかくBELLRING少女ハートのライブは楽しい!ってことで。

あと、今回の収穫はGALDOLL。
熱心なファンがいて、その影響もあってすごくフロアが盛り上がりました。
曲は1曲しか知らなかったけど、僕も便乗して大盛り上がり。
面白いね~。
「Loco☆Girl~アゲぽよ♪サマー~」は名曲だよ。

「みんなマイミク♪アイドル祭☆STAGE002」。
出演:asfi/ANNA☆S/ウルトラガール/Cover's DOLL/GALDOLL
鈴木千明/Powre Spot/BELLRING少女ハート/リル・クミン and more...

BELLRING少女ハートとANNA☆Sが良かった!/アイドル合戦~asiaアイドル祭りの陣~@club asia

2012-11-13 21:52:14 | アイドル
という訳で、11月10日の、ひめキュンフルーツ缶のライブの後は、すぐ隣のclub asiaでやっていた無銭イベントに。
お目当ては、1ヶ月振りの「BELLRING少女ハート」。

なんかこういう地下系アイドルイベント自体、久し振り。
相変わらずのゆるい感じが独特ですね。
客席もゆるいけど、ステージもゆるくて、何でもありな地下系の雰囲気。

で、28組も出演したみたいだけど、ほとんどのアイドルさんを覚えていない・・・。
印象に残るってホント大変。
覚えているのは、次のアイドルさん。

Rizumu
TIFでもステージをみた事があるけど、ステージングが上手いですね。舞台を一番広く使っていたかも。

GALDOLL
「Loco☆Girl~アゲぽよ♪サマー~」という曲を知っていたので、一度ライブを観てみたかったグループ。
アゲアゲでノーテンキな曲が良かった。でもメンバーは、別に「GAL」って感じもしなかったけど。名前で損をしているんじゃないかな。

ANNA☆S
今回の一番の収穫。すごく楽しいステージで面白かった!
特に田沢涼夏さんが表情豊かで楽しさ倍増。表情がくるくる変わるし、気配り目配りが出来ていると思いました。
ぜんぜん知らないグループでしたが、もう3年も活動しているとの事。
道理でステージングが堂々としている訳だ。
とは言え、どんな曲だったのか、ぜんぜん記憶に残っていないよ。もう少し曲に個性があれば良いのに。

BELLRING少女ハート
久し振りで、わずか3曲しかやらなかったけど、他のアイドルとは別格。
何だか貫禄が付いてきた感じ。
ファンの数も多く、贔屓目かもしれないけど一番盛り上がっていた気がします。
やっぱベルハーだな~。


アイドル合戦~asiaアイドル祭りの陣~
【出演】
asfi / ALLOVER / ナツアキ / choice?
Survive-ZERO / Rizumu / むとう水華 / ANNA☆S
アイドルカレッジ(候補生&練習生ユニット) / GALDOLL
ベルリン少女ハート / FG学園塁球部 / 加藤未来 / 大入り袋舞
虹色スイッチ / りつか / まついえつこ / twinkle BEAT stars
FLOWER BOX / PLANETs / Cover's DOLL / 鈴木千明 / 小野初美
Little Step / 北川舞 / hirominium / 森朝子 / 松浦志保

ひめキュンフルーツ缶 定期公演 大江戸アイドロール!壱の六@Shibuya O-nest

2012-11-13 07:44:52 | アイドル
という訳で、だんだん更新が追いつかなくなってきたので手短に。

11月10日(土)は、ひめキュンフルーツ缶のワンマンに行ってきました。

ひめキュンフルーツ缶 定期公演 大江戸アイドロール!壱の六@Shibuya O-nest

ワンマンライブは先月に続いて2回目の参戦。
先月は、燃え尽きるほどの盛り上がりだったので、今回もすごく期待して行きました。
で、すごかった!

今の、ひめキュンは一番、汗をかく現場かもしれません。
250人を集めたフロアが一体となって激しく燃えました。
ひめキュンって、シンプルでまっすぐなロックンロール。
萌えるというより燃える現場です。

実は、相変わらずメンバーの名前と顔が未だに一致しないのですが、正直あんまり関係なく楽しめます。
別にメンバーの魅力が無いわけじゃないのですが、それより、バンド(?)としてのパワーがすごいので、個人にまで意識が行かないのかも。

あと、やっぱり楽曲が素晴らしい。
本当にシンプルなロック。
歌詞もストレートで直球勝負。
変にアイドルっぽくしていないのが好感が持てます。

で、もうひとつ重要なのが、ひめキュンの「上がっている感じ」。
今年4月に同じ会場で行ったライブはお客が40人くらいだったとのこと。
それが、今は250人規模の会場ではすぐにソールドアウト。
メンバーも言っていましたが、しばらくすれば、もっと大きくなるはず。
そんな「上がっている感じ」がファンにも伝わって不思議な高揚感が満ちている感じがしました。

という訳で、12月の定期公演も楽しみ!!

2012韓国旅行:その1 和庭博物館(ファジョンパンムルグァン)

2012-11-11 01:25:39 | 旅行
10月末、韓国に3泊4日の旅行に行ってきました。
かなり盛りだくさんな充実した旅行だったので何度かに分けてアップしたいと思います。

今回の旅行の大きな目的は「ソウル博物館、美術館巡り」。
実は韓国には今まで行ったことがなかったのですが、いろいろな出会いがあって、ソウルの二つの美術館に行きたいと思うようになったのです。

そのひとつが、ソウルの平倉洞にある「和庭博物館」。

ここは世界最大の「タンカ・コレクション」を持つ美術館。
「タンカ」とは、チベット仏教の仏画のことですが、昔、僕がインドを旅した時、おそらくチベットからの亡命者が持ってきたと思われる古いタンカを1枚購入したことがあって、それ以来、タンカに興味を持っていたので、ソウルに行ったらぜひ訪れてみたいと思っていました。
と言うか、この美術館に行くために韓国に行くことにしたのです。

でも、日本で検索してもほとんど情報が無く、どんな美術館なのか、そもそも今もやっているのか不安を感じながらバスに乗って訪ねたのですが、着いてみたらすごく大きくモダンな建物でびっくり。



ここは韓国の化学会社のオーナーが設立したハンビッツ文化財団コレクションを展示する個人美術館なので、もう少しこじんまりしているかなと思っていたのですが、実に立派な美術館でした。

で、コレクションがすごい!
タンカだけでなく仏像や曼荼羅などチベット美術に関する様々なコレクションが展示されていて、そのどれもが品が良くて素晴らしいものばかり。





1階がタンカを中心とした常設展。
2階は、企画展「TIBETAN LEGACY」をやっていて、3階は韓国の現代美術作家のコレクションをまとめて展示しています。

常設展は作品保護のため、すごく暗くて、タンカの細かい所がよく見えなかったのが残念でしたが、それでもとにかく面白かった!

細部まで描きこまれたチベットの人たちの世界観に圧倒されました。
彼らにとってチベット仏教は世界を解き明かすための「科学」なんだということが良く分かりました。
もちろん美術的にも本当に素晴らしいコレクションでした。

企画展も、まあ常設展と同じような内容でしたが、携行用の曼荼羅セットや医療用の曼荼羅など珍しいものがあって、こちらも興味深かったです。

でも、この美術館、ずいぶん長い時間、滞在していましたが、その間、他のお客さんに会いませんでした。
平日の昼間とは言え、入場料3000ウォンと嘘みたいに安かったし、韓国の富豪は太っ腹ですね。
とにかく、チベット美術に興味のある方は、ソウルに行ったらぜひ訪れてみるとよいと思います。

あ、あと、タンカについて知りたい方は、もう絶版のようですが、山川出版社から2001年に刊行された「タンカの世界―チベット仏教美術入門」という本がオススメ。
この本の著者、田中公明さんは、ハンビッツ文化財団の学術顧問もされていて、この和庭博物館の運営にも関わっているようです。

ナト☆カンすげーな/Our Shining IDOL!! ~いま君に会いたい~vol.2@新宿ロフト

2012-11-06 23:19:52 | アイドル
という訳で、いろいろ忙しくて最近ぜんぜん行けていなかったアイドル現場。
何か無いかな、と探してみたら、新宿ロフトでイベントがあったので行ってきました。
「次世代アイドル革命!!」というアイドルのコンピCDを買うと無銭になるというオマケ付き。

<shinjuku LOFT presents Our Shining IDOL!! ~いま君に会いたい~vol.2>
キラポジョ/T!P/上月みく/ナト☆カン/押上ハウチュ/どりぃむぱふぉーまんす♪きゃらくたーず/あいコンP°arty/川崎純情小町

と言っても、この中で知っているのは「T!P」だけ。
あとは正直、名前も知らないグループばかり。
何か面白いグループを見つけるつもりだったのですが、ベルハーの盟友「T!P」以外は、微妙なグループばかり。
まあそういうのも面白いので、それなりに楽しかったのですが、トリ前にすごいグループが出てきました。

「ナト☆カン」。
自分勝手すぎアイドルユニットで、新感覚適当アイドルユニットで、変な女子集合体で、"なんとかかんとか"活動とのこと。

曲はこんな感じ。
ナト☆カン ナントカカントカ PV


ライブは2曲しかやらなかったのですが、スピード感があって楽しい雰囲気がステージに満ちていました。
パンダの着ぐるみのメンバーがいたり、何故かハリセンを持っていたり、アイドルっぽい衣装のメンバーがいたり、統一感なし、で、素晴らしく個性的。
面白すぎだよ。
ファンも20人くらいでしたがちゃんと集まっていて、みんな楽しげ。

いやー、ぜんぜん知らなかったけど、すごいのがいましたね。
こういう現場が楽しいグループって、ホントいいよね。
持ち歌は、まだそんなになさそうで、ライブも何故か名古屋で多いみたいだけど、これは今後チェックしなくちゃ。
人気、出ると思います。

さくら学院祭☆2012 二日目昼公演

2012-11-05 00:09:01 | アイドル
という訳で、すっかり更新が滞っています。
現場も行ってたし、韓国旅行にも行ってたので、これから少しずつ書いていこうと思います。

まずは、10月28日の日曜日にあった「さくら学院学院祭」から。
この秋、いちばんの楽しみだった、さ学の学院祭は、土曜、日曜とチケットを手に入れたのですが、何と風邪を引いてしまい、土曜の公演は泣く泣く欠席。
4列目の良席だったのに、、、。
で、日曜は意地でも行くぞ、と頑張って見にいきました。

会場は恵比寿ガーデンホール。
とても上品なホールで、さくら学院の雰囲気にぴったり。
こういう会場選びからして、さ学運営のセンスが光ります。

で、この日の目玉は、科学部の曲を初お披露目。
堀内まり菜、佐藤日向、磯野莉音の3人が白衣に身を包んで無機質な感じで踊り歌うのですが、これがすごく良い。
会場は新曲にじっと聴き入る感じだったので、もしかしたらメンバーは「盛り上がってる?」と不安だったかもしれないけど、さくら学院の新曲は、いつも安定してよいので客席はみんな気持ちよく聴いていたと思います。

リリースイベントも行うみたいなので楽しみ。

今回は他に、クッキング部ミニパティ登場。
TIF以来だったけど、すごく自信に満ちたステージングだった気がします。
その勢いで、華ちゃんがミニパティの新曲をステージ上で先生におねだり。
確かに新曲も聴いてみたいよ。
と言うか、部活が活性化してきているので、メンバーはみんな意欲が高まっているみたいですね。

あと、「サクラカデミー女優賞は誰だ?!」っていう小芝居の時間があったり(ねねどん、らうらの恥ずかしがり振りがハンパなくて素晴らしい)、まあ盛りだくさんな内容。

という訳で、なんだか「楽しかった!」という思い出くらいしかないんだけど、すぅちゃん最後の学院祭ということで、成功裏に終わって何よりでした。
しょうじき、ほとんどの時間、すぅちゃんしか見ていなかったけど、ちゃんとリーダーシップを取っていたと思います。
同時に、他のメンバーの成長もすごく感じられました。
来年度、圧倒的な歌唱力のすぅちゃん卒業後もこれなら安心かな。

それにしても会場選びから始まって、それぞれのキャラクターを生かした細やかな演出、長い練習に裏打ちされた自信溢れるパフォーマンス、全てが完璧でした。
今年はたくさんのライブを観てきましたが、現時点でアイドルライブのひとつの頂点だと言う気がします。
これだけしっかり育てられているメンバーは本当に幸せですね。
でも、これでしばらく、さ学のステージが見られないとは寂しすぎるよ・・・。

さくら学院 公式チャンネル#22 - サイエンスガール ▽ サイレンスボーイ