BiS階段すげーな、てか非常階段、最高！/自家発電Vol.00＠四ッ谷OUTBREAK!

という訳で、昨日は渋谷ＡＸの「アイドル横丁」を途中で抜けて、急ぎ四ツ谷へ。

「自家発電Vol.00」というイベントを見るため。
いやー、やばかった。
これだけカオスなライブも久し振り。
アイドル横丁の平和な世界から、急にアンダーグラウンドに移ったから、特にそう感じたんだろうけど。

で、レポート。
会場は狭いライブハウス。キャパは150人くらいかな。
何故か最前が空いていたので確保。
周りはBiSファンが多そうだったけど、ちらほらパンクっぽい人も。
殺害塩化ビニールっていうＴシャツ着ているもいてびびる。

ライブはハードコアパンクなテイヘン、QP-CRAZYから始まって、いきなり谷桃子＆古崎瞳のネタ、勝村師範というガマの油売りのおじさん登場、ギュウゾウ＆ザ・ショッキングの電撃ネットワークとほんと振り幅激しくて4時間の長丁場だったけどぜんぜん飽きない。
っていうかガマの油売りを持ってくるところがすごいな。
電撃ネットワークではBiSも呼ばれて布団圧縮袋の中にミッチェルが閉じ込められてた。

で、いよいよ非常階段！
むかーし、高校生の時、近くの大学の学園祭で非常階段がライブをやったことがあって（すごい時代だ）、その時は、行こうと思ったのにびびって行けなかった思い出がある。
なので、ライブは初めて。

非常階段、セッティングの時から、ただならぬ迫力。
特にJOJO広重の存在感がすごい。
いきなりスタートする音の洪水。
ノイズというか音が塊になって押し寄せてくる感じ。
不快なんだけど快感という不思議な感覚。
それが延々続く。
20分くらいパフォーマンスが続いたのかな。
トランスみたいでヤバイ！

1980年から音楽活動をスタートさせている、非常階段のJOJO広重。
まあ、おっさんなんだけど、すごいパワー。
2年前に頭脳警察のライブを見たときも思ったけど、やっぱりレジェンドの人は、若造には太刀打できないオーラがあるよ。

非常階段のあと、いよいよBiS登場！
最前なのでテンションもあがる。
で、BiSのパフォーマンスもよかったし、すごく楽しめたけど、頭の片隅にさっきの非常階段の名残があって、イマイチ没頭できませんでした。

という、もやもやがあったので最後のBiS階段はホントに弾けました。
カオスなノイズミュージックの前で健気に歌って踊るBiSちゃん。
この組み合わせは「伝説」になるかも、と思わせる狂気があったよ。
非常階段のJOJOさんも、何だかすごく楽しそうだったし。

願わくば、BiSちゃん達がもうちょっとJOJOさんに絡めればもっと良かったのにね。
さすがにプールイはちゃんとJOJOさんと絡んでたけど、他のメンバーがいつもと変わらないパフォーマンスしか出来ていなかったのがちょっと残念。
まあ、あのカオスな中でいつも通りのパフォーマンスが出来るだけでもBiSの実力はすごいと思うけど、さらに対応力があれば、と思うのは望みすぎかな。
まあ、プールイはやっぱりすごいね。

ちなみにBiS階段のセトリはこちら。
１、nerve
２、eat it

という訳で、今のアイドルシーンの多様性とクリエイティブの境界線を拡げてくれるBiSらしい素晴らしい現場でした。
今年のベスト5には確実に入るね。
行けて良かった。

自家発電Vol.00
非常階段 / BiS / QP-CRAZY / テイヘン / 谷桃子 / 古崎瞳 /勝村師範 / ギュウゾウ / ザ・ショッキング