今日は友人が出演している舞踏の公演に。
三十日鳥(ミソヒドリ)『踊り日和vol.3 遠くからの音』。
仙川の住宅街の中にある個人宅。
ときどき「森のテラス」というオープンガーデンとして貸し出されるらしく、今回の舞台はここ。
高台の森の中、テラスのある素敵な一軒家。
中に入ると大きな窓から日が入り暖かい。出演者自らお茶やお菓子を振舞ってくれる。
開演までしばしくつろぐ。
薪ストーブの上のやかんがちんちん沸いている。
20人も入ればいっぱいの会場。子ども連れが多く、奥で赤ちゃんが泣いていたりする。いい時間。
おもむろに開演。
出演者は女性ばかり5人。
生ギターの演奏をバックに、(たぶん)上京してきた女性の不安やワクワクする気持ちを表現している。
というか、あんまりストーリーや意味付けは無意味かもしれない。
何というか、仲の良い女性達が集まってわいわい言いながら、楽しい時間を過ごすうちにひとつのお芝居が出来上がり、そのおすそ分けを僕達がもらっているような気になってくる。
とても幸福な時間。
観ているうちに、若草物語の四姉妹が演したお芝居の事を思い出した。
家族や親しい友人だけに見せる舞台。
でもそこにはとても親密な時間が流れ、観ている方も演じている側も幸福を共有している。
この三十日鳥の舞台を観るのは二度目だが、前回も谷中の蔵を舞台に、枠にとらわれない自由なステージを見せてくれた。
今回の「森のテラス」もとても素敵な空間で、その空間を上手く生かしながらのびのびと演じている。
遠くで鳥が鳴いていたり猫が庭を横切ったりするのもいい感じ。
20人を前にしたちいさなちいさなステージだったかもしれないが、こんな楽しくくつろいで舞台を見るのは初めてかもしれない。
繁華街の大きな劇場でやる事ばかりが「成功」では無いと思う。
「足るを知る」。
テラスで踊る彼女達の幸せそうな姿を見ていてこんな言葉を実感として感じる事ができた。
素晴らしい日曜日。楽しい休日。ごちそうさまでした!
三十日鳥ブログはこちら
http://miso-hi-dori.blogspot.com/
三十日鳥(ミソヒドリ)『踊り日和vol.3 遠くからの音』。
仙川の住宅街の中にある個人宅。
ときどき「森のテラス」というオープンガーデンとして貸し出されるらしく、今回の舞台はここ。
高台の森の中、テラスのある素敵な一軒家。
中に入ると大きな窓から日が入り暖かい。出演者自らお茶やお菓子を振舞ってくれる。
開演までしばしくつろぐ。
薪ストーブの上のやかんがちんちん沸いている。
20人も入ればいっぱいの会場。子ども連れが多く、奥で赤ちゃんが泣いていたりする。いい時間。
おもむろに開演。
出演者は女性ばかり5人。
生ギターの演奏をバックに、(たぶん)上京してきた女性の不安やワクワクする気持ちを表現している。
というか、あんまりストーリーや意味付けは無意味かもしれない。
何というか、仲の良い女性達が集まってわいわい言いながら、楽しい時間を過ごすうちにひとつのお芝居が出来上がり、そのおすそ分けを僕達がもらっているような気になってくる。
とても幸福な時間。
観ているうちに、若草物語の四姉妹が演したお芝居の事を思い出した。
家族や親しい友人だけに見せる舞台。
でもそこにはとても親密な時間が流れ、観ている方も演じている側も幸福を共有している。
この三十日鳥の舞台を観るのは二度目だが、前回も谷中の蔵を舞台に、枠にとらわれない自由なステージを見せてくれた。
今回の「森のテラス」もとても素敵な空間で、その空間を上手く生かしながらのびのびと演じている。
遠くで鳥が鳴いていたり猫が庭を横切ったりするのもいい感じ。
20人を前にしたちいさなちいさなステージだったかもしれないが、こんな楽しくくつろいで舞台を見るのは初めてかもしれない。
繁華街の大きな劇場でやる事ばかりが「成功」では無いと思う。
「足るを知る」。
テラスで踊る彼女達の幸せそうな姿を見ていてこんな言葉を実感として感じる事ができた。
素晴らしい日曜日。楽しい休日。ごちそうさまでした!
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