昨日は、ロフトプラスワンで、宮台真司×飯田哲也「原発社会からの離脱――自然エネルギーと共同体自治に向けて」出版記念トークライブがありました。
日曜日に飯田哲也さんのトークセッションが千代田3331であって、それが非常に面白かったので、他にはないかと探したらロフトであったのでさっそく参加。
今回は、宮台真司さんとのトークという事で、3331とは違った展開の話を聞けました。
まず思ったのが、飯田さんは本当にリアリストなんだということ。
京大を出て、神戸製鋼に入り原子力関連の仕事をして、これではダメだと「原子力村」を飛び出しスウェーデンで自然エネルギー政策を学んだ、という経歴から想像していたのとは違い、もっと理想を実現するための地道な過程をひとつひとつ積み上げてきたんだということが分かりました。
飯田さんは自分を「脱原発」と位置付ける事はしたくないと言います。
それは、そうしたレッテルを貼られることにより、様々な利害の絡み合う霞ヶ関や自治体、企業や「原子力村」と仕事がしにくいから。
政策を実現するためには、例え相手がどんな人間であれ、笑顔で握手するようにしている、とのことでした。
終盤、世田谷区長の保坂展人さんも登場。
保坂さんは、脱原発を掲げて当選した区長。
北欧のエネルギーシフトも地方の自治体の試みから国全体、そしてヨーロッパ中にに広まっていったとの事で、「世田谷をエネルギーシフトの発信地に」ということでエールを送られていました。
ただ、今回のトークセッションでひとつ残念だったのは、飯田さん、保坂さんと「リアルな現場」にいる人と比べ、宮台さんはやはり批評家、評論家な事。
なので、せっかくリアルで具体的な話が盛り上がりそうになっても、「日本人は、、、」とかよくある文明論みたいになってしまい、リアルから遠くなってしまうことが、しばしばありました。
飯田さんが公開の場で保坂さんに政策提言するとか、せっかくの場を生かす工夫が欲しかったかな。
でも、またまた勉強になった夜でした。
日曜日に飯田哲也さんのトークセッションが千代田3331であって、それが非常に面白かったので、他にはないかと探したらロフトであったのでさっそく参加。
今回は、宮台真司さんとのトークという事で、3331とは違った展開の話を聞けました。
まず思ったのが、飯田さんは本当にリアリストなんだということ。
京大を出て、神戸製鋼に入り原子力関連の仕事をして、これではダメだと「原子力村」を飛び出しスウェーデンで自然エネルギー政策を学んだ、という経歴から想像していたのとは違い、もっと理想を実現するための地道な過程をひとつひとつ積み上げてきたんだということが分かりました。
飯田さんは自分を「脱原発」と位置付ける事はしたくないと言います。
それは、そうしたレッテルを貼られることにより、様々な利害の絡み合う霞ヶ関や自治体、企業や「原子力村」と仕事がしにくいから。
政策を実現するためには、例え相手がどんな人間であれ、笑顔で握手するようにしている、とのことでした。
終盤、世田谷区長の保坂展人さんも登場。
保坂さんは、脱原発を掲げて当選した区長。
北欧のエネルギーシフトも地方の自治体の試みから国全体、そしてヨーロッパ中にに広まっていったとの事で、「世田谷をエネルギーシフトの発信地に」ということでエールを送られていました。
ただ、今回のトークセッションでひとつ残念だったのは、飯田さん、保坂さんと「リアルな現場」にいる人と比べ、宮台さんはやはり批評家、評論家な事。
なので、せっかくリアルで具体的な話が盛り上がりそうになっても、「日本人は、、、」とかよくある文明論みたいになってしまい、リアルから遠くなってしまうことが、しばしばありました。
飯田さんが公開の場で保坂さんに政策提言するとか、せっかくの場を生かす工夫が欲しかったかな。
でも、またまた勉強になった夜でした。