とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

日本語の「パラグラフ」その1

2016-07-28 07:28:45 | パラグラフ
 ほとんどの英語の文章は「パラグラフ」という型で書かれているそうです。アメリカでは教育の場で「パラグラフ」の型で文章を書く練習をしているそうです。だから自然と彼らの書く文章は「パラグラフ」型になるのだと思います。

 「パラグラフ」型は次のようになります。最初の段落で問題提起、それに対する意見、そしてその根拠をすべて書きます。最初の段落で全体の要約を書いている感じです。次の段落からは根拠の詳しい説明を1つずつ書いていきます。1つの根拠に1つの段落です。

 「パラグラフ」型は文章の良し悪しというよりも、伝えたいことをより正確にわかりやすく伝えるという目的のものであり、学術論文や新聞記事のような文章には適している文章の書き方だと思います。日本においても「パラグラフ」型の文章の書き方を学校教育で教えていくことは必要なことなのではないかと考えています。

 もちろん文芸的な文章の教育も必要です。言葉の創造性を無視しなさいと言っているわけではありません。逆に言葉の創造性の教育は国語教育の大きな柱です。しかし、正確に伝えるという国語力も国際化の中でその重要性が増しています。日本語の「パラグラフ」について考察していきます。

 不定期な連載のような形に書いていきたいと思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする