とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

錦織圭の試合に興奮

2019-01-22 07:30:23 | どう思いますか
 昨日、錦織圭とP・カレノ=ブスタの全豪オープンの4回戦をテレビ観戦した。ものすごい試合で興奮し、感動した。

 テレビを見始めたのは2セットの終盤から。下馬評から簡単に勝てると思っていたが、1セットを取られ、2セット目も劣勢であった。カレノ=ブスタのショットはするどく、錦織の動きを読んでいるような球筋で、2セット目も奪われた。3セット目も最初は劣勢であった。錦織もいいようにやられているというような状況にまでなり、これは勝負あったかと思われた。

 しかしそこから挽回がはじまった。とはいえ、ぎりぎりのところでゲームを取るという状況はかわらなかった。

 3セット、4セットをなんとか取り、5セット目も五分の戦いのまま、10ポイントタイブレークへ。錦織が劣勢のまま、5-8になった。その次のポイントが試合の流れを変えるものとなった。

 カレノ=ブスタの打ったショットに錦織はリターンして相手コートに見事に決まる。しかしそれと同時にカレノ=ブスタのショットに対して線審のアウトのコール。カレノ=ブスタはチャレンジを要求して、判定はインだったが、ポイントは、そのコールに関わらず錦織のポイントとなるのが妥当な状況だったとの判断から錦織のものとなった。カレノ=ブスタはその判断に納得せず、冷静さを失ってしまった。そこから5ポイントを連続で錦織が奪い、錦織の勝利となった。
テレビで客観的に見ていたら、審判の判断は妥当だったと思う。しかしカレノ=ブスタの抗議も気持ちもわかり、同情できるものであった。

 トップレベルの選手というのは本当に紙一重のところで戦っている。冷静さと、気持ちの強さ、そして我慢を維持しながら、ぎりぎりのところで戦っているのだ。しかしそんな時にも偶然に勝負の綾がやってくる。その時に本当に自分を保つことができるのか、それは難しいことであるが、大切なことなのだということを学ぶことができる素晴らしい「ドラマ」であった。

 いい試合だった。
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書評『逆転した日本史』(河合敦著)

2018-12-01 08:47:24 | どう思いますか
 軽い内容の本であるが、歴史について考えさせられる本である。教科書に載っていたような内容でも、近年の研究で変化していくということを気づかせてくれる。そもそも歴史というのは何なのかわからなくなるのだ。

 歴史は近代化へのストーリーという視点で書かれているものがほとんどである。だから中央中心の記述がなされ、地方は無視される。しかし本当にそうなのだろうか。たくさんの出来事があった中で、「近代化」というイデオロギーに都合のいいものばかりを集めて並べた結果、そう見えるようにしているだけなのではなかろうか。さまざまな出来事が「歴史」という枠に都合が悪いのではずされていく。そして本来大切なものが忘れられる。「近代化」という共同幻想に洗脳されて、「グローバル化」という夢しか見させてもらえなくなっている。それが今、私たちが学んでいる「歴史」なのだ。本来みんな人間はもっと多様であったはずだ。庶民の視点から歴史をとらえなおしてみたいと感じさせられた。

 私の生まれ故郷は山形県の庄内である。その庄内地方のこともたくさん取り上げている。現在忘却の対象となっている「庄内」が実はたくさん意味のあることをしているという視点を得たことは、とてもうれしい。

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今年の「新語・流行語大賞」

2018-11-10 04:33:36 | どう思いますか
 今年も「新語・流行語大賞」のノミネートが発表された。去年も一昨年も書いたが、流行語ではないものがたくさん入っている、というよりも、ほとんど「流行語」とは言えないものである。「流行」していない言葉も無理やり入れている。みんながついつい使ってしまうことばが「流行語」であり、それ以外の言葉は趣旨と合わないと私には感じられるのである。

 今年の「新語・流行語大賞」としてふさわしいのはどれであろうか。ノミネートは次の通り。
・あおり運転
・悪質タックル
・eスポーツ
・(大迫)半端ないって
・おっさんずラブ
・GAFA(ガーファ)
・仮想通貨/ダークウェブ
・金足農旋風
・カメ止め
・君たちはどう生きるか
・筋肉は裏切らない
・グレイヘア
・計画運休
・高プロ(高度プロフェッショナル制度)
・ご飯論法
・災害級の暑さ
・時短ハラスメント(ジタハラ)
・首相案件
・翔タイム
・スーパーボランティア
・そだねー
・ダサかっこいい/U.S.A
・Tik Tok
・なおみ節
・奈良判定
・ひょっこりはん
・ブラックアウト
・ボーッと生きてんじゃねーよ!
・#MeToo
・もぐもぐタイム

 以上の内、「新語・流行語」対象としてふさわしいと思うのは、
・(大迫)半端ないって
・翔タイム
・そだねー
・ダサかっこいい/U.S.A
・ボーッと生きてんじゃねーよ!
・#MeToo

 ぐらいかなと思う。

 その中で私が選ぶのは、
・そだねー
・ボーっと生きてんじゃねーよ!

の2つ。

 さて何が選ばれるか。どうでもいいけど、結構気になる。
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ハロウィン?

2018-11-01 07:52:00 | どう思いますか
 そもそもハロウィンがなぜここまで日本で大きくなったのかはわからないし、なぜ渋谷なのかがわからない。ばかばかしいだけだと思っていた。しかし少し考えてみたら、なんとなく見えてくることがある。これは若者が管理から逃れるお祭りなのだ。

 若者が多くの不特定の人と大騒ぎをしたいのだというのはわからなくもない。クリスマスは恋人同士や家族のイベントであるが、不特定多数のイベントがなかったのだ。ハロウィンがそこを埋めてくれているのである。いろいろな人と出会いたい。不特定の人が大在集まって大騒ぎをしたい。そこにふさわしい場所が渋谷のスクランブル交差点であったというのも納得できる。その結果として痴漢行為もおこる。なんとなくそれさえも期待しているような雰囲気もある。無意識のうちにボディタッチを期待しているのだ。それだけ人との接触を求めているような気もする。

 現代は管理が進み、あらゆるものに監視されているという感覚がある。なにかやればセクハラだ、パワハラだと騒ぎ立てられそうで、人と付き合うのも面倒くさい。たまにはうさを晴らしたい、そんなイベントになっているような気がして、朝のニュースを見ていた。
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「組織」が作る不祥事オンパレード

2018-10-23 15:11:32 | どう思いますか
 さまざまな分野での不祥事がとまらない。昨年度大問題になった省庁の文書改ざんなどの不祥事。モリカケ問題や自衛隊日報などの問題である。ことしになってもリニア建設にからむ談合問題、最近のKYBの問題や、省庁における障害者雇用水増し問題など次から次へと問題が出てくる。これらはすべて組織を優先させるために行われたものであり、組織は結局守られる構造の中で起きている。どの問題も大変重大なものであるにも関わらず、トップは安泰であり、担当者が責任を取らされるだけなのだ。

 ここまでひどくなってしまうと、我々は組織を信用しなくなる。社会を信用しなくなり、政治を信用しなくなる。こんなに不正がはびこる世の中に怒りを感じても、その怒りをぶつけてることができやしない。これでは国が成り立ちやしない。無政府状態に少しずつ陥っていくような気さえしてくる。

 やはり世の中は「正義」によって支えられなければならない。「組織」が「正義」の地位を奪ってしまってはいけない。「組織」こそが「正義」を貫かなければならない。

 本当にひどい世の中になってしまった。

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