とにかく書いておかないと

すぐに忘れてしまうことを、書き残しておきます。

「CRISIS」第8話 7分30秒のノンストップバトル

2017-05-31 16:43:38 | TV
 きのう放送された「CRISIS」第8話は7分30秒のノンストップバトルが話題になっていた。そのシーンも大変迫力があるし、この準備は相当時間もかかるだろうし、大変な労力だったんだろうなと考えると、頭が下がる。

 しかしこのアクションシーンだけでない。潜入捜査を命じられた刑事と石田ゆり子演じるその妻の苦悩、そしてそれを命じた西島秀俊演じる警察官のやりきらない思いがひしひしと伝わる名作だった。国家権力の横暴さとその恐ろしさは、最近の日本を見ているとひしひしと感じる。ドラマはフィクションであるが、現実が底に透けて見える。

 石田ゆり子と西島秀俊の男女関係もハードボイルドそのもので、かっこよく泣けてくる。

 教団員が強すぎるなど突っ込みどころはあるが、それはドラマだからね。

 1話完結でありながら、全体のストーリーはしっかりとあり、それが各回とどうつながっているのかが興味深い。長塚京三演じる警視庁警備局長の真の目的は何か。いよいよ暗いマックスです。
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安倍政権の得意な論理のすり替え

2017-05-30 08:25:44 | 政治
 加計学園問題に対して、安倍政権の論理のすり替えが見苦しい。獣医学部新設について岩盤規制改革の推進という論理でやらなければならなかったという論理で正当化しようとしている。テレビの一部の有識者もそのような主張をしている。しかしこれはおかしいのではないか。

 岩盤規制改革は確かに重要である。しかしだからと言って何をしていいというものではない。だからこそルールをしっかりと決めてきたはずだというのが前川氏の主張であったと思う。時間をかけて決めてきたことを、圧力によって簡単に覆されてしまっては公務員としての筋が通らない。だからこそ前川氏が怒ったのである。

 前川氏を抵抗勢力とレッテルを貼り、なんとか逃れようとしている安倍総理であるが、これが許される国家ならば独裁国家である。これを許しておくようなマスコミならば、もはや戦前と同じだ。きっと戦争への道を突き進むことになろう。

 この一連の流れに対してはしっかりとした事実究明がなされなければならない。
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手塚とおるさん

2017-05-28 21:37:25 | TV
 ちょうど「小さな巨人」を見ている。これに出ている手塚とおるさんは、以前劇団健康に所属しており、よく見ていた役者である。まさに怪優であり好きな役者さんだった。この年になって一般に知られるようになって良かったと思っている。

 「半沢直樹」以降のシリーズで起用され、常に目立っていた。そして今回は捜査2課長である。今後何か重要な役割を担っているような重要な役柄である。どういう活躍をしてくれるのか、興味深く待っている。

 このシリーズ、臭い芝居のオンパレードである。しかし、全員が臭い芝居だとそれはそれで劇画的ドラマとしてとてもおもしろいものとなっている。革命的なドラマだと感心させられる。

 こういうドラマだからそこ手塚とおるさんもうまく生かされてきた。しかし、これだけ名前が売れれば、もっと別な役も与えられるだろう。それもまた楽しみだ。
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信頼できる政府を(この政権を続けさせることは危険だ)

2017-05-27 09:28:42 | 政治
 私は政治的信条としては右も左もない。自民党の主張もよく理解できるものもあるし、野党側の主張にも納得できるものがある。一般の国民のほとんどはそういうものだと感じている。だから単なる政権の足引っ張りのような議論には与しないように気を付けているつもりである。しかし、今回の加計学園の問題に対する政府の対応はあまりにひどい。

 加計学園が今治市に獣医学部を開設する経緯が次第に明らかになりつつあり、総理の関与が疑われてもしょうがない状況である。そのことも問題ではあるのだが、もっと問題なのはそれをなかったことにしようと隠蔽し、そして事実を暴露しようとした前川氏の人格を批判するという子供じみたことを平気でしていることである。

 政府は自衛隊の海外派遣法、特定機密保護法、共謀罪法と次々に強行採決によって成立させてきた。現代の国家としては必要なものもあるのだろうが、この加計学園問題に対する政府の対応を見る限り、政府が暴走すればなんでもできることを示しているのだ。獣医学部新設は国家機密に属するものにしてしまい、それを暴露した前川氏と朝日新聞はテロ集団にしてしまえばいい。冗談のように聞こえるかもしれないが、現実に起こっているのがそれに近いのは明らかだ。

 さらに言えば、このような理不尽な権力を振りかざす政権があれば、それに反発する過激な集団が出てくるのは必然である。テロ集団を生み出しているのはこのような暴挙を平気で行う無能な政治権力なのだ。

 われわれ一般の有権者ができるのは、政府が信頼に値するか常に検証することだけである。そして今回のように信頼できないことがあきらかになった場合、次の選挙では絶対に政権を渡してはいけないのだ。そのために必要な発言はしなければならない。
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戦前にもどったみたいだ

2017-05-26 12:31:01 | 政治
以下2点、インターネットニュースよりの引用である。

菅義偉官房長官は25日の記者会見で、加計学園問題に絡んで「総理の意向」と記した文書を「本物」と認めた前川喜平前文部科学事務次官を強く非難した。文科省の天下り問題の責任を取り今年1月に辞任した前川氏について、菅氏は「地位に恋々としがみついていた」と指摘した。

安倍晋三首相の友人が理事長を務める学校法人加計(かけ)学園(岡山市)が獣医学部を新設する計画を巡り、内閣府が文部科学省に「総理のご意向」などと早期開学を促したとされる文書の存在を前川喜平前文科事務次官が証言したことについて、松野博一文科相は26日の閣議後記者会見で「辞職した方についてコメントは控える。現状では再調査する意向はない」と述べた。

明らかに怪しいのにそれを隠すどころか、前川氏の個人攻撃に転じている。ここまでくると国家権力の濫用である。これが許される国になってしまったのだ。

もはや安倍政権は終わってもらうしかあるまい。
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